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 こうして、『うちの子、天才だわ!』状態になった母に幾つもの魔法を覚えさせられた僕。

 これからけが人が沢山いるから覚えておきましょうと、とても喜んで教えてくれる母。

 ちなみにその間も“覚醒チート”でどんどん魔法を僕は覚えている。


 こんなに沢山の種類と強力な治癒系の魔法があるのを僕は知らなかった。

 しかも老衰とかではない場合で死亡しても、一日以内だったら生き返らせられる魔法とか。


「……何ですかこれは」

「? どうしたのタクヤ」

「いえ、沢山魔法があるので。というかこの治療法だと、指が一本増えそうな気がするのですが」

「無くした指を再生する場合に使うから大丈夫よ。ま、私も昔は腕を五本くらい増やしたことがあったわね」

「……どうしてそうしたのですか?」

「料理をする時に便利だったの」


 この答えを聞きながら、僕は母親の豪胆さにある種の羨望を抱いたのだった。

 さて、それはいいとしてそこで、


「母さん、シチューが出来たよ。パンもいい色に焼けたしね。……魔法を教えていたのかい?」

「ええ! タクヤは天才よ!」

「……タクヤ、剣を練習する気はないかな」


 そこで父が僕にそう問いかけてきたので、また今度でとお願いしたのだった。








 それから本日のシチューなどを食べて……アリサは夢中になって食べていて三倍お代わりしていた。

 そうやって食事をとってから、うちの馬車で隣の村に向かう事に。

 荷台の部分に僕達が乗って移動するのだけれど、


「リリルも来るんだ。危険かもしれないよ?」

「……私にもきっと今度は出来ることがあると思うの。包帯とかを持っていくお手伝いは出来るし」


 リリルがそう答えたのだった。

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