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秘密にしておいてもらえるのであれば

 御呼ばれしたので、マリンという魔法使いについて行く事に。

 先ほどの声で僕だと気付かれてしまったのだろうか?

 平穏な生活が欲しいので僕はどうしようかと悩む。


 僕の持っている魔法の能力に関するものは、聞かれる気がする。

 普通の子供はあのような能力を持っていないからだ。

 ただ“覚醒チート”の方は、知られた瞬間にどんな些細な魔法でも教えてもらえなくなる可能性がある。


 だって一番初めの簡単な能力で、全てを理解し使えるようになってしまうのだから。

 能力を教える商売あがったりである。

 そうなってくるともう一つの能力に関して伝えた方がいいだろう。


 それに関する説明をした方が、もっともらしく聞こえるかもしれない。

 現状で僕の持っている、“覚醒チート”以外の能力が実はあまりこの世界では好まれないものなのだ。

 そう思いながらマリンについていくととある路地でマリンが振り向いた。


「率直にお聞きします。先ほどの子供は貴方ですね」

「……はい」

「やはりそうですか、助けていただきありがとうございます。ここでお礼を言わせていただきます」

「いえ、危険そうだったので僕でもお手伝いできればと思っただけです」

「そう、ですか。それで、お聞きしてもいいですか?」


 マリンの質問に僕は、首を横に振っても聞いてくるんだろうなと思いながら、


「秘密にしておいてもらえるのであれば。僕は普通の平穏な生活がしたいのです」

「分かりました。ではお聞きします。貴方の持つあの魔法の能力は一体どこで、教わったのですか?」


 その問いかけに僕は、やっぱりと思いながら、こう答える。


「コピー能力、と言えばお分かりになるかと思います」


 僕の答えにマリンが、何かに気付いたような顔をしたのだった。

 

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