食事中
ジュースのラベルを見て、何処のお店のものかを確認する。
「“サラドの農園”、うーん、何処だろう? とりあえず、近くのお店に立ち寄って同じものがあるか見てみよう」
「私も見てみる。このジュース、美味しい」
リリルが頷く。
こうして帰りにこのジュースを探すことになった。
メメルさんも、このジュースが欲しいので後で一緒に見に行こう、といった話をする。
それから、三種類の味が選べたので、三つのディップを皆で楽しむことに。
「あ~、これ私好きかも。緑色の奴」
「私はオレンジ色」
「僕は、普通の赤いトマトケチャップかな」
といった好みの差がある事が判明した。
それらから好みのディップを選んでから、ポテトを食べていく。
油のうまみもあるけれど、このポテトの甘くホクホクした触感がとても美味しい。
いい芋を使っているらしい。でも、
「うちの畑で採れたものの方がもっと美味しい」
「タクヤの畑の野菜、美味しいものね。でもこれ油は何を使っているのかな? いい香りがする」
「そうだね、あまり知らない香りだね」
リリルが言うのを聞きながら僕が答える。
やはり細かい部分で人気店は何らかの工夫をしているようだ。
そう思いながら次に焼いた鶏肉に手を伸ばす。
甘辛いたれと独特の香りのある辛味が魅力的な味だ。
醤油と七味唐辛子を思い出す味だと僕は思う。
でも転生者なのは秘密なので言わない。
そして野菜サラダとハムの入ったサンドイッチを食べた僕達。
そこで先ほどからじ~っと眺めながら食事をしていたのに、いい加減嫌になったのか僕達の方を見ていた魔法使いのマリンが、僕達の所にやって来たのだった。
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