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転生した現在

 俺の名前はタクヤ・マル―シェ、6歳。

 なんでも俺は転生者であるらしい。

 もとの世界での名前は岩見卓也いわみたくやという名前だったようだ。


 だが不幸な事故にあい、死亡した。

 けれど俺には適性? なるものがあったらしく、この世界の神様に二つのチート能力を貰って転生した。

 何でも、普通は一つなのに二つもチートを手に入れる才能が僕にはあったらしい。


 そのチート能力は後々説明をするとして、今はそれ所ではない。

 今日はいとこの、メメル姉ちゃんと、同い年の幼馴染のリリルと一緒に都市に向かうのだ。

 都市でこの村の農作物売りに行くのだが、そのお手伝いをするとお駄賃がもらえるのである。


 と、そこで色素の薄い水色の髪に赤い瞳のリリルが、


「タクヤは今度も、能力を教えてもらうの?」

「うん、ちょっとしたものでも、“応用”すると使い勝手は良いし」

「分かる。でも、この前もうすでに持っている能力を教えてもらっていなかったかな?」

「あ~、水を作る魔法を“応用”して氷を作る魔法の事かな」

「うん」


 頷くリリルに僕は、この前の出来事を思い出していた。

 氷の魔法をすでに持っているのに教わったのだけれど、


「ちょっと試したいことがあったんだ。元となる魔法を直接学んだものと、“応用”したものとでどういった差異があるか見たかったんだ」

「そうなんだ。結局違ったの?」

「うん、違うみたいだった。やはりきちんと“正しい”能力を学ぶのは大切みたいだ」


 そう僕が答えると、メメル姉ちゃんが僕達を呼んだのだった。


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