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アルヌスの旭日旗  作者: 神倉 棐
第1章 自衛隊彼の地にて戦えり【ギルム編】
11/27

ギルム攻防戦:夜戦

遅れました、すみません。作戦については続けて投下します。


「……撤退したか」

「………だな。やっと1日目終了か?」


神木の呟きに俺は首を振る。


「さあね?できれば終わりにして欲しいんだけど……無理かな。夜戦があると考えた方がいい」

「……はあ、疲れたな」

「はいはい、気合い入れ直して。軽く飯食べたら仮眠取っていいから」


神木が背を伸ばす。ずっと小銃を構えて撃っていたので肩がバキバキである。


「最低限の見張りを残して下で休息してくれ」

「『了解』」


ツルッペルン領兵と部下達が返事を寄越す。見張りの30人程を壁上うえに残し自衛隊の面々は壁から降りた。


「ふう……」


柵に寄りかかる様にして腰を下ろし一息ついた。戦闘中は水分補給をする暇も無かったのでカラカラに乾いた喉を水で潤す。


「……はあー、生き返る……」


温くはなっているが井戸から汲み上げた地下水な為それでなお美味しかった。


「お疲れかしら?」

「ツルッペルン女伯」


水筒の中身を飲み切り口を離すと前にツルッペルン女伯がやって来ていた。


「気分はどうかしら?」

「最悪ですよ、しかもやることはまだまだありますしね」

「最悪ねえ、その割には顔は普通よ?」

「隊長ですからね。その辺は気を付けてるんですよ、上が辛そうな顔をしてたら部下だって不安になりますから」

「……」


言っていることは嘘ではない。正直人殺しなんてせずにせっかく異世界に来たんだから観光とか探検とか、とにかくエンジョイしたかったりする。が、今は俺は20人もの部下を預かる部隊の隊長なのだ。自分のことより彼等部下の安全を優先しなければならない。それが彼等の命を預かり上に立つ者の義務である。


「それに俺が彼らを巻き込んだんです。そんな俺が弱音なんて吐く訳にはいかないでしょう?」

「……ふふっ」

「?、どうなさいました?」


いきなり笑い出した彼女に俺は首を傾げる。正直笑う所なんて無かったしさして面白いことを言った覚えもない。


「……いえ、『面白い』方だなと思って」

「『面白い』?」

「ええ、確かツバサ殿は『ニイ』でしたよね?」

「はい、正しく言えば『二等陸尉』なんですが……あ、でも分かりにくいか。旧軍式に戻せば『中尉』だと思って下さい」

「『中尉』ですね?分かりましたツバサ中尉」


慣れない旧軍式階級に背中がやけにむず痒くなる。ちなみに自衛隊で言うこの『二等陸尉』とか『准等陸尉』など数で表すのは珍しく普通(米国アメリカ等)は『中尉』や『准尉』などが一般的である。これには旧日本軍、つまり軍隊を連想させない為とか色々説(個人の的な物もです)があるが俺は詳しくは知らない。


閑話休題それはさておき


ところで何故彼女が笑っているのか未だ分からない。


「あ、なんで笑っているのか分からないって顔ね」

「え、ええ」


考えが読まれたらしい。


「顔に出てるわよ、分かりやすくていいけどね」


マジか……。


「まあ、簡単に言えば貴方が『面白かった』からかしらね」

「『面白かった』?」

「ええ、毎度毎度あの子が引き込むモノは可笑しいけど貴方はその中でも特に、『バケモノ』ね」

「ば、『バケモノ』……」


バケモノって人じゃないじゃないか……。

結構俺の扱い酷くないだろうか?人ですらないんだぞ⁉︎


「甘いと思ったら冷たく優しいと思ったら残酷、平凡な顔なのに覚悟した顔はゾッとするぐらい頼もしく見える。女として惚れてしまいそうなくらいね」

「……」

「久しく私も貴方に恋をしてしまいそうになったわ」


彼女は片目を瞑りながらそう言う。素直かつ一言に言うなら……綺麗だった。


「……褒めれたのか貶されたのかよく分からなくなってしまいましたよ……、まったく……」

「あら、まだ私はピチピチの20代よ?褒めたに決まってるじゃない」


雰囲気からすれば俺の予想では20代後半、俺の少し歳上の27、8ぐらいだと思うがわざわざ墓穴を掘る必要は無い。おそらく見た目だけならまだ10代後半の若さなのだがその雰囲気との格差ギャップが彼女の色気を生み出しているのかもしれない。


「まあ、そう言う事にしておきますよ」

「ツレないわね、せっかくのいい男なのに」


もうやめてくれ、……なんか周りの視線がグサグサ痛いから……。


先程から部隊の部下達にはたまたツルッペルン領兵に至るまで嫉妬に染まった鋭い視線が俺に向かって刺さっているのだ。男はもちろん何故か女の人もまたそんな視線を向けてくるのだがなんでか俺はさらさら分からない。

その時、俺は視界の端にいるはずのない2人を見つけた。


「大空隊長」

「君達は……護衛任務はどうした」


俺は立ち上がり2人を見る。それは銃を撃てない為、銀狼族達避難民の護衛を行っているはずの川崎二曹と佐藤一曹だった。


「一咲一曹の許可は得ています」

「交代要員として夜警だけでもさせて下さい」


川崎と2人は「お願いします」と頭を下げる。なにか言おうとした神木を手と目で制し俺は口を開いた。


「はあ……、どこに配備されたいの?」

「大空⁉︎」

「いいから、でどこがいい?」

「えっと……どこにでも」

「俺もそうです」

「なら却下だ。申し出は嬉しいが護衛に戻れ」

「「そんな⁉︎」」


2人は驚き再考を願う為に土下座しかねない勢いで再び頭を下げる。何度も言うが俺に頭を下げさせ続ける趣味はないので本当にやめて欲しい。


「どうしてですか大空隊長‼︎」

「私は……っ!」

「分かってるよ、勇気を出して言ってくれたんだろ?それは隊を率いる隊長としても俺は嬉しいさ」

「なら!」

「でも覚悟の無い者を前に出す訳にはいかない」

「覚悟ならあります」

「命を賭ける覚悟なら……」

「今必要な覚悟はそんなんじゃ無い。殺されるより殺す覚悟だ。それ以外は足手纏いでしかない」

「……」


少しきつい言葉かもしれないがこれが現実だ。殺す覚悟が無い者が守る為に引き金を引ける訳がなく、撃てませんでしたでは済まない。


「大空、言い過ぎじゃないか?もう少し……」

「大丈夫です。ありがとうございます神木隊長」

「川崎二曹?」


彼女は真っ直ぐな目で俺の目を直視する。今までの中で最も力強く、そして芯のある目だ。


「大空隊長、私を自衛隊本隊に置いて下さい」

「いいのか?」

「はい、自衛官として、私はもう逃げません」

「……後悔するなよ?さて佐藤一曹お前はどうする?」

「俺は……」


彼は俯く、がすぐ顔を上げ真っ直ぐに答えた。


「俺も本隊に置いて下さい」

「いいだろう、その覚悟認めてやる。神木現在時刻は?」

一八三四ひとはちさんよん、もうじき日暮れだ」

食事メシだ!その後2部隊に分け一方が二四◯◯(ふたよんまるまる)まで休息を、残りが警備を行う。2人はまず休め、その後たっぷり使ってやる」

「「了解」」


2人は敬礼し動き出す、他もやっとありつける夕食の為に立ち上がり始めた。まあ今までのさんざん食ってきた戦闘糧食レーションなのだが、無いよりマシだ。


「さて……」

「おい」

「なにさ?」


神木が隣に立つ。


「無理すんなよ」

「ははは……、無理かな?」

「代わりはいねえんだぞ」

「それでもさ」


俺はポーチに詰めてあったアメ玉を神木に投げる。ついでに俺の口の中にもほりこんだ。


「葡萄味か……、好きだなお前」

「まあね、残念な事に俺はマスカットだったんだけど」

「はっ」


神木も飴を口に放り込みながら笑う。甘くて美味しい。


「で、敵さんはいつ来ると思う?」

「夜中は夜中でも◯三◯◯(まるさんまるまる)ぐらいじゃない?できればそこら辺を重視して配置したい」

「問題は……敵さん主力がどこに来るかだな」

「ああ、暗視装置(V8)があるから有利に攻めれるとはいえ主力を潰さなきゃ終わらんからな」

「あと手札は1つ残ってるが、気は抜けないさ」

「夜間の使用は厳しくないか?」


手札とは作戦第二段階の事だがアレは確かに夜間に使うのは難しい。だが、


「効果的だとは思うんだけどな」

「とにかく、メシ食ってからだ。休める時に休むぞ。特に大空お前はな」

「はいはい」


俺は黄昏色の空を見上げる。東の空に昇る月は三日月だった。



◆◇◆◇◆◇◆



「なんですって?西門の被害がそれなりに出たと?」

「はい、シリウス様は無事でしたが門に一部破損が入ったとのことです」


報告によると西門に詰めていた領兵及び冒険者1,700の内2割が死傷したらしい。西門がどれだけ猛攻を受けたかがよく分かる。


「……かなりキツイですね」

「同意します。団長」


実は西門程ではないが精鋭である第1、第2近衛騎士団であっても既に1割の被害が出ておりかなりの矢と体力を消費している。守る方が後がないのでこちらは必死な為戦線が崩壊していないが後があれば崩壊していてもおかしくは無い。


「軍議を開きます。各門の司令官に伝令を、場所は広場でいたしましょう」

「御意」


副団長の彼は近くにある馬小屋に走る。どうやら彼自身が行くらしい、真面目ね。

また報告によるとここの約2倍、約10,000に攻められた南門ツルッペルン、自衛隊部隊両勢は負傷者はいるものの被害『ゼロ』と言う驚くべき戦果をあげている。伝令によると南門はべっとりと血に染まっているらしい。


「……自衛隊か」


両近衛騎士団2,000でも被害は1割も出た、だがわずか800弱のツルッペルンと自衛隊は誰一人欠ける事なく10,000もの大軍から南門を守りきったのだ。その強さに彼女は人知れずその身を震わせる。もし彼らが敵ならば僅か20人であってもこの都市『ギルム』を僅か1日で制圧する事も可能だろう。もしあの時彼を傷付けていればそうなった可能性は十分にあったのだ。


それに彼にそっくりの『あの子』もいたしね……。


彼女は見知った彼の顔を思い浮かべる。南門で自衛隊の支援を行うマグナ学生達はやけにツバサ殿に懐いていた。


「団長、準備が整いました。広場にお越し下さい」

「分かったわ。今行く」


いつの間にか戻っていた副団長の声に思考を止め歩き出す。ふと見上げた空には薄い三日月が浮かんでいた。



◆◇◆◇◆◇◆



「……」

「……」

「……ううん」


夜中の12時、間も無く夜警の交代時刻の為俺は目を覚ます。隣では同じ夜警組である隊員達がまだ寝ている、まだ少し時間があるので寝かしといてやろう。


「よっと……」


ここは南門近くにある警備兵の詰所の2階部屋だ。有事は櫓や塔としても使える様屋上は狼煙台にもなっている。俺は立ち上がりブーツの紐を結び直し防弾チョッキを着る。それから俺は部屋にあるベンチに座り数時間前にあった軍議について思い出した。



◆◇◆◇◆◇◆



「全門合わせて被害は全体の3割、約640が戦死また重傷を負っており残存兵力は2,500前後です」

「また備蓄の矢についてはかなり消費してしまい現在各戦場跡にて回収を行っていますが期待はできないかと」


報告を聞き俺は考える。1番被害が多かったのは西門、対して1番被害が少なかったのは南門だったらしい。当たり前だ、運の悪い負傷者は数名出たが犠牲者は1人も出ていない。

なお、1番戦果をあげたのも南門らしく捕虜にした者含めて900前後、多大な戦果といっても遜色はないと言えるだろう。

が、問題はシリウス伯が守護していた西門である。正規兵も多いが冒険者もまた多い、上手く統率出来ず被害が嵩んだ状態だった。


「とりあえず、私は近衛騎士団から幾らか部隊を割くしかないと思います」

「……それしか無いか」

「はい、自衛隊からもツルッペルン伯からも人員を割いてもらう余裕は無いですからね」


この中で1番手勢が少ないのは自衛隊だがツルッペルン伯の部隊もまた少ない、逆に1番手勢が多いのがシリウス伯で次が第1、第2近衛騎士団である。その為必然的に割けるのは近衛騎士団しかなくなるのだ。


「問題は幾らか割くかですね」


そう、そこだ。問題はどれぐらい西門に配置し直し補強するかである。そこに彼女は爆弾を投げ込んだ。


「いっそ私達第1近衛騎士団とシリウス伯勢の配置換えをしてはどうでしょうか?」

「配置換えですか?」

「ええ、猛攻を受けかなりの被害を受けた西門に私達第1近衛騎士団を配置し直し敵襲に備えるのです」


彼女はそう言い卓上の地図にある西門と東門を交互に差し顔を見渡す。

悪くは無い、が問題がある。


「ちょっと良いか?」

「どうぞツバサ中尉」

「では、近衛騎士団を配置するには幾つか問題がある。それをどうする?」

「今から実行に移せば完了は確実に夜半になる事、配置変更が敵に露見する可能性、変更したところで変更後どちらもそこを確実に守り切れるかね」


ツルッペルン伯の補足に俺は感謝する。確実に俺が言えば変な軋轢ができるだろうからだ。


「まず敵に露見する可能性だけどそれは無いはずよ、間者スパイがいたなら絶対に南門に10,000なんて兵を集中させないでしょうから」

「……分かりました。ではあと2つは?」

「今から実行に移すと夜半になる事だけどこれはどうしようも無いわね、少なくとも完全完了は9時頃に終わるはずよ」

「ふむ」

「最後に守り切れるかだけど、これは守り切るとしか言えないんじゃ無いのでしょうか?守り切れ無いなんて指揮官としては口が裂けても言えません」


彼女はそう言う。ごもっともだが精神論だけで勝てる程戦争は甘くない、それは太平洋戦争の旧日本軍等と歴史が証明している。聞きたいのは現実的シビアに考えてだが、


「分かりました。信じます」

「ありがとう」


目を見たらそう信じてしまった。何事も貫き通してしまうその光、この光を俺は最近見た事がある?


「あれ?誰だったかな……?」

「どうなさいましたツバサ中尉?」

「え?いやなんでもない。それより万が一の際に偵察兵に信号弾を渡しておく、打ち上げられればすぐに救援に駆けつけます」


聞こえないように呟いた筈なのだが聞こえたらしい、俺は捲し立てるように言いなかった事にした。だが確かにあの目を、あの光を俺は見た筈なのだ。それを俺は思い出せない。


「反対がないのなら早急にコレに取り掛かります。これでよろしいですか?」


全員が頷く。当事者である彼女と彼はすぐに実行に移す為に天幕テントから出て行った。



◆◇◆◇◆◇◆



それからキッチリ約3時間後、第1近衛騎士団とシリウス伯勢力は配置を入れ替え体制を整えた。今は他の門と同じ様に数十名の夜警が壁上に居るのみである。


コンコン


「隊長、時間です」

「了解した、ついでに皆んな起こすのを手伝ってくれ」

「いいですよ、皆さん起きて下さい。交代です」

「ううーん……朝?」

「ふあぁあ……寝足りない」


残りの4人がちらほらと目覚め出す、何人かは寝呆けているようだが。


「しっかりしろ。明日には空自の部隊が来る、それまで守りきれば俺達の勝ちだ」

「そうは言っても眠いっすよ……」

「ふあぁあ……」


駄目だ、完全に腑抜けてやがる。


「てめえら殴るぞ?」

「わああっ⁉︎起きました起きました‼︎」

「隊長勘弁して下さい‼︎貴方のゲンコツはかなり痛いんですよ⁉︎」


4人共すぐに立ち上がり準備を始める。いやぁ前に躾……コホン、教育したのがしっかり効いたらしい。間違っても躾ではないぞ?


「隊長準備できました」

「ならば結構、行くぞ」

「「「「了解」」」」


部屋から出て詰所の外に出る。壁上に並べられた篝火は少なく他所と比べると暗い、だがこちらには暗視装置がある。この程度なら問題なく射撃は可能性だ。


「山場はあと3時間後、何も無く夜明けが来ればいいんだがな」


おそらくないな……。


確実に夜襲がある。わざわざ南門を暗くしたのも敵に戦力が少なく見せる為のブラフであり南門を戦場にするつもりだからだ。(ただ単に銃器の火気に対する用心でもある。)あと狙われるのは第1近衛騎士団の守る西門だがこちらはどうか分からない、昼はなんとかなったが疲労が溜まった夜戦では全力は出せないだろう。


「辛い戦いになりそうだな……」

「隊長?行きますよ」

「ん?ああ、悪い。今行く」


比企谷の声に俺は前を向く。既に三日月は西に消え夜空で輝くのは星のみだった。



◆◇◆◇◆◇◆



午前3時、草をも眠る丑の刻。

ギルムから距離数キロ地点にて、


「全軍出撃、夜明けまでに目標2門を制圧せよ」

『おおっ‼︎』



同刻、南門壁上にて、


「ん?なんだあれは?」

「敵襲だ!隊長に連絡、急げ!」

「了解!敵襲敵襲‼︎総員迎撃態勢!」



「来たか、総員迎撃態勢。準備出来次第手札を切る。第二段階から戦闘開始する」

『了解』

「あと寝てる奴叩き起こせ!永眠することになるぞ!」


俺は壁上から暗視装置を使い昼間の戦場を見渡す。距離にして約300、十分射程圏内だ。


「撃て、遠慮は無しだ。暗闇で射程を隠す必要は無い。無駄玉だけはするなよ?あと予備弾倉マガジンは残しとけ、保険だ」

『了解、撃ち方始め』

『撃ち方始め、ファイア‼︎』


ダンダンッ


キャリバー以外、10丁の64式小銃が火を噴く。夜闇に紛れ向こうには発砲音しか聞こえない為、おそらく凄い恐怖が向こうには襲いかかっているはずだ。


さて、夜は始まったばかり……。この夜戦はいつまで続くのかな?


まだ遠い夜明けを見据えながら俺は小銃を構える。

殺劇の夜はまだ始まったばかりだった。



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