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ネガティブ戦線  作者: 楽夢智
前編 「もう終わりにしよう」と闇が囁いた
44/60

決戦、アジ・ダハーカ

ドラゴンの放つ威圧感を剣で薙ぎ払いクレナハーツは駆け出した。ドラゴンはギョロリと目を動かして一直線に向かって来るクレナハーツを捉えると、咆哮を一つ上げてその巨腕を振り下ろす。咄嗟に横へと飛び退き直撃を回避した為、振り下ろされた巨腕は床を砕くだけに終わった。

しかしその瞬間ドラゴンの目にあの妖しげな光が宿り、砕けて飛び散った床の敷材が空中でその動きをぴたりと止め、鋭く尖った先端がクレナハーツの方を向き一斉に飛び掛る。

破片と言えどもあの巨腕によって生み出されたものだけあって個々の大きさもそれなりにあり、なにより数が多い。剣で叩き落とすべきか避けるべきか一瞬の躊躇い。クレナハーツが動き出すよりも先にデュランが動いた。


「アーニャ!!」

「いちいち呼ばなくても分かってるわよ! 水の章、付与の節、渦の項! 魔を宿ししものを引き付けよ、エンチャント・ヴォルテクス!!」


アーニャの詠唱が響き渡り、デュランの携える身の丈ほどの大きな盾が淡い青色の光を纏った。その青い光は盾を中心として円を描くように広がっていき、そしてクレナハーツへと飛び掛っていた敷材の破片に青い光が触れると破片は不自然な程にぴたりと止まり引き寄せられるかのようにデュランの方へと向きを変えて降り注ぐ。淡く青い光を放つ盾目掛けて一つに纏まりながら迫り来る破片を十分に引き付けると、デュランは盾を両手で持ち上げ破片を纏めてそれで薙ぎ払った。

あのドラゴンを殴って怯ませただけの威力はある。破片が合わさり一つの大きな石塊と化していた破片は粉微塵に砕け散りそれ以上動く事はなかった。

青い光を失った盾を地面に立ててふうと息をつくデュラン。ドラゴンは彼を睨みつけ次の一手を打たんとその目に再び妖しげな光を宿らせる。それ故にデュランが引き付けている間に視界の端で一気に間合いを詰めていたクレナハーツに気付くのが遅れた。

床を蹴りドラゴンの三つ首の内の一つ目掛けて飛び掛かった。けれど床を蹴る音に耳聡く気付いたドラゴンがこちらを向く気配に危険を感じ、標的を腕に替え剣で斬りつける。スティによって精霊の祝福を受けた剣は脆弱の呪術によって魔法や精霊術への抵抗がマイナス値となっているドラゴンの硬質な鱗を容易く砕き肉を裂いた。咄嗟に防御魔法を自身に施したドラゴンによって一刀両断する事は叶わなかったが、それでも深々と斬られた腕は当分使い物にならないだろう事は明らかだ。

ドラゴンは無事なもう片方の腕をクレナハーツへと振り下ろすが、それよりも早くクレナハーツは剣を引き抜き斬り付けた腕に着地しその場から素早く飛び退きドラゴンから間合いを取った。

「オイ、オマエら兄弟は盾を武器だと思ってんのか?」

間合いを取った先に居たデュランに先程からの盾の扱い方についてクレナハーツが問い掛ける。

「ん? お前ら兄弟って、兄貴もおんなじ事してたのか?」

訊ねられた内容よりも言葉に引っ掛かったデュランが聞き返す。

「……何回かな」 

「マジかよ。盾を振り回すなって言ってたの、兄貴なんだけどなあ……」

注意された時の事を思い出したのかデュランは不服そうに理不尽だとか不公平だとかぶつぶつと文句を呟いた。けれど何かが空を切る音に気付き、二人はそれぞれ反対方向へと飛び退く。瞬間、先程まで二人が居た場所にドラゴンの尾が叩きつけられた。

各々の得物を構え直し、腕からどす黒い血を流すドラゴンへと向き直る。

低く唸りながらドラゴンは三つある首の内中央の一つでクレナハーツとデュランを睨み、そして左右の二つの首は彼らの後方にいるホロやスティらの後方支援部隊に狙いを定めた。

鋭いその眼光に誰ともなく息を呑み、汗ばむ手で各々の得物を改めて強く握り直す。

四つの目に妖しげな光が宿り二つの首が咆哮を上げると、後方支援部隊の前方に小さな火が虚空に灯った。その小さな火は風を纏いながら見る見る大きく燃え盛り、あっという間に巨大な火球へと変貌した。呑み込まれたら灰も残さず一瞬で焼き尽くされるであろう熱気。

流石に危ないのではと後ろを振り返ったクレナハーツへとドラゴンが腕を振り下ろす。

「よそ見すんなっ!!」

寸での所でデュランが割って入りドラゴンの腕を盾で受け止めた。予想以上の重さに押し負けそうになりながらも歯を食いしばり耐え、雄叫びと共にドラゴンの腕を弾き返す。

「勇者はドラゴンだけ見てろっての。俺の騎士団と、アーニャの魔道兵団を信じろよな」

じんじんと痺れている手を顔を顰めて開いたり閉じたりしながらデュランは言った。

未だ心配そうに後ろを案ずるクレナハーツだったが魔力の尽きた自分にあの巨大な火球をどうにかする事など出来ないと気付き、デュランの言葉を信じて次こそドラゴンを仕留めるべく駆け出した。

それと同時に火球が後方支援部隊目掛けて放たれる。


「第一、第二、第三部隊! 水の章、付与の節、盾の項!」


アーニャの指示を受けた魔道兵団員らが彼女の持つ上部に大きな水晶が鎮座する杖へと各々の魔力と指示された魔法のイメージを集中させていく。

「水の力を以って其を守れ、エンチャント・ウォーターシールド!!」

水晶に凝縮された魔力を呪文と共に一気に開放した。アーニャによって軌道修正を行われ、魔力は迷いなく騎士団員らの構える盾へと向かい盾に濃い青色の光を纏わせる。そして盾から溢れ出す青い光は後方支援部隊の頭上に半球状の青い透明な壁へと姿を変え、巨大な火球と真っ向からぶつかり合った。

ぶつかってもなお火球の勢いは衰える事無く半球状の壁ごと呑み込まんと更に燃え盛った。盾への付与魔法によって現れた半球状の壁は盾を構える騎士団員ら総出で支えている状態であり、壁が受け止めている火球の勢いはそのまま盾へ、引いてはそれを持つ騎士団員らへと直結している。

幾ら半球状の壁が水の属性を持ち火球の勢いを殺いでいても盾越しに伝わる熱気に騎士団員らは汗を流し突風並かそれ以上の熱波に吹き飛ばされそうになりながら、それでもここで退いてなるものかと熱を持ち始めた盾を全身で支えて踏ん張った。

しばらく静観していたホロだったが、やはり魔道兵団と騎士団だけでは支援さえ充分に出来ないのかと短くため息をつく。そしてこの無駄に暑苦しい火の玉を消そうと魔法を発動させようとした時、後頭部をごつんと重めのもので叩かれた。地味に痛む頭をを擦りながら振り返ると不機嫌さを微塵も隠そうとしていないアーニャがいた。ホロの頭を叩いた物の正体は彼女が手に持っている水晶の付いた大きな杖だろう。なんでと言いたげなホロの視線をアーニャはふんと鼻であしらい杖で床をカツンと鳴らす。

「弓兵隊! ぼさっとしてないで構えなさい!! 第四部隊! 水の章、付与の節、飛沫の項! 第五部隊! 光の章、付与の節、破邪の項!」

押されつつある盾兵に加勢しようとしていた弓兵らはその指示にハッとして弓に矢をつがえ弓を引き絞る。何を狙うのかは誰に言われずとも全員が分かっていた。

「魔の業火を打ち祓え、エンチャント・スプラッシュ!!」

弓につがえた矢に濃い青色の光が纏ったと同時に弓兵らは一斉に盾兵らが押し留めている巨大な火球へ向けて放つ。青い閃光が火球へと呑み込まれた刹那、爆発音が響き火球の内部から爆ぜ散るように水が噴き出した。散り散りになっても燃え盛る火球の破片をじゅうと蒸気を上げながら水が呑み込んでいき、そして火の粉さえ残す事無く火球はその姿を消した。火球を飲み込んだ水は重力に従って地上へと降り注ぐ前に霧散する。

「どうかしら? カルディア国が誇る二大組織の力は。まあ、魔力馬鹿様には到底及ばないでしょうけど」

魔道兵団にも騎士団にも疲労の色は見えない。盾を携え身体を張っていた騎士団員の何名かは押し合いをしていた火球が突然消失した為に体勢を崩して前に倒れてしまったり、不運な者は熱を持った盾に鎧で守られていない顔から倒れ込みあまりの熱さに悲鳴を上げたりしているがすぐに近くの魔道兵団員が駆け寄り魔法や精霊術で応急処置を行っているので、概ね大丈夫そうである。

ホロは顎に手を当ててしばし逡巡した後、不運にも火傷を負った騎士団員の手当てをしていたスティを呼んだ。

「まだ動ける?」

「もっちろーん☆」

ホロの短い問い掛けにスティは笑顔で答えた。

ホロは人差し指で虚空に握り拳程の小さな円を描く。すると何もないはずの空間にすうっと線が現れて小さな円の形に虚空が切り取られた。そして真っ暗闇を覗かせたその空間からごく一般的な筆と墨汁のような液体の詰まった瓶が落ちてきてホロはそれを掴んだ。筆と瓶を落としてその空間の役目は終わりを告げたのかぽっかりと口を開けていた暗闇は何事もなかったかのように周りに溶けて姿を消した。

「これをアジ・ダハーカを囲むように、出来るだけ近くの床とか壁とか四個所に塗ってきてもらえるかな? あ、これって呪術強化用の媒介薬だから素手で触らないでね〜。命の保証は出来ないから」

そう言って先程取りだした筆と瓶をスティに手渡す。

「りょーかいっ! 早速"美少女盗賊☆スティちゃん参上!"って書いてくるよ!」

「うん、そんなに書けるほど大量に作ってないからね? マルでもバツでも垂らすだけでもいいからね?」

「えー……ホロホロのけち。残念だけど、前略して後略して"☆"だけ書いてくる……」

「お願いね〜」

犯行声明を書けない事が余程残念らしくしょんぼりと肩を落としてトボトボと歩き出したスティ。スティに気付いた盾兵らが気遣うような視線を送りながら道を開けようと動いた。けれどスティはそれを制して、ぐっと足に力を込め軽々と盾兵らを跳び越える。

軽やかに着地しドラゴンへ向かって走り出したスティをホロは手を振って見送った。


「さて、と。呪術って魔法より複雑なんだよね〜。制御とかも大変だし、発動まで時間が掛かるから、今から呪術だけに集中したいんだけど……頼っても大丈夫なんだよね?」


ホロの意外な言葉にアーニャは一瞬目を瞬かせ、そして不敵に微笑んだ。

「安心しなさい、魔力馬鹿様の出番ごと腐れ鳥頭の悪足掻きを防いであげるわよ」

再び妖しい光を宿し始めたドラゴンの四つの目をアーニャは睨みつける。騎士団員と魔道兵団員も各々体勢を整え次の攻撃に備えた。

ドラゴンは後方支援部隊を壊滅させんと先程よりも一回り小さな火球を幾つも生み出し放つ。しかし青色の光を纏った矢が的確に火球を撃ち抜きまるで水風船が弾けるかのように破裂しては消えていった。

忌々しげに後方支援部隊を睨むドラゴンの隙をつき再度クレナハーツが斬りかかる。それを弾き飛ばそうと尾で薙ぎ払うも、クレナハーツはその攻撃を待ち構えて襲い掛かる尾を両断した。火球を操っていた為に防御魔法まで手が回らなかったのだろう。硬質な漆黒の鱗は脆弱の呪術と精霊の祝福を受けた剣の前ではもはや何の意味もなさない。

おびただしい量のどす黒い血を撒き散らしながらドラゴンは腕を尾を振り回して痛みに悶える。それでもなお倒れる事無くクレナハーツらに向けられる怒りに満ちた六つの目。その目が視界の端で滅茶苦茶に振り回される腕や尾を悠々と避けながら壁や床に粘性のある黒い液体を塗り付けていくスティの姿を捉えた。

ドラゴンの目に今までよりも強く暗い妖しい光が宿る。空気、引いては謁見の間全体がカタカタと揺れ始めた。誰もが嫌な予感を覚えて身構える。

パキリ、と音が響いた。次第に増えていくその音に周囲を警戒するも異変は見当たらない。音の発生源に気付いたクレナハーツが天井を見上げて思わず目を見開いた。それに気付いたデュランが訝しみながら同じく天井を見上げる。何故か天井付近は真っ白な霧がかかっていて何があるのか分かり辛かったが、その間も響くパキパキという音と剣や槍といった鋭利な刃に似た光の反射にそれが何であるかようやく理解した。

「アーニャ!! 上だ!! 防御魔法を急げ!!」

天井を埋め尽くす無数の氷柱、否、氷で出来た槍と言った方が的確だろう。霧と見紛う濃い冷気の中でパキリと音を立てながら氷の槍は未だその数を増やし続けている。避ける事も炎の属性を付与した矢で全てを撃ち落としきる事も到底不可能なその数。

ドラゴンの一際大きな咆哮と共に、氷の槍が一斉に降り注いだ。

「全部隊、一斉詠唱!! 火の章、付与の節、盾の項! 火の力を以って其を守れ、エンチャント・ファイアシールド!!」

騎士団員らとデュランの持つ盾に濃い赤色の光が宿り、その光は半球状の赤い透明な壁へと姿を変える。後方支援部隊を守る広い範囲を覆う赤い壁と異なり、デュランの持つ盾一つ分、人が二、三人入れる程度の狭い範囲までしか展開出来ない前線では、デュランがクレナハーツの前に立ち、来たる氷の槍の雨に構えた。

唯一人、ホロの言葉を受けドラゴンの四方に呪術強化用の黒い薬剤を散布していたスティだけが氷の槍の雨から身を守る手立てを持っていなかった。

「スティ!!」

名前を叫んだクレナハーツの声とスティの姿が、氷の槍の雨に掻き消された。


「いやー……流石に死ぬかと思った☆」

「転移魔法が間に合って良かったよ〜」


後ろから聞こえたどこか緊張感の欠如した会話に、クレナハーツは安堵したような呆れたような色んな感情が混ぜこぜになった言いようのない怒りが沸々と込み上げる。

「それはそうとホロホロ隊長! スティ遊撃部隊、みっしょん・こんぷりーとだよ!!」

「有難う、スティ……"みっしょん・こんぷりーと"って、なんて意味の異世界語だったっけ?」

意味も分からずにとりあえずお礼を言ったホロにスティは大げさにずっこけた。

「そりゃないよホロホロー……任務完了って意味だよー、もうっ、ちゃんと覚えててよ!」

「あはは、ごめんね〜」

呑気な会話を続けているが、半球状の壁の向こうでは氷の槍が絶え間なく降り注ぎ続けている。恐らくこの壁が維持出来なくなるまで、氷の槍この壁を穿つまで延々とこの雨を降らせるつもりだろう。

「う〜ん……結局、僕の出番、回ってきちゃったか〜」

「悪かったわね」

「魔道兵団が不甲斐ないなんて思ってないよ? それに、十中八九僕が動かないといけなくなるだろうな〜って思ってたから、ね?」

ホロのフォローにさえなっていない言葉にアーニャは尚更不機嫌そうに眉間に皺を寄せた。そんなアーニャに気付いてか気付かずにかホロは続ける。

「呪術に幻術に魔法に、ってなんでも使えるアジ・ダハーカには、これって結構効くと思うよ?」

刹那、ドラゴンを囲むように四方に散布されていた黒い薬剤からじっとりとした重く黒い靄が溢れ出した。その黒い靄は希美が突き立てた短剣から溢れていたあの靄と酷似している。けれどそれよりも暗く、氷の槍の放つ冷気よりも冷く、闇としか適切に表現出来ないその靄。しばらく床で停滞してその量を徐々に増やしていたかと思うと勢いよくドラゴンを這い上がっていく。


「アジ・ダハーカはもちろん知ってると思うけど、呪術って掛けた術者だけにしか解除できないんだよね〜。最初見えてたのをほとんど吹き飛ばしても、呪術が消えちゃったわけじゃないから、掛け直しも強化も簡単に出来ちゃうんだよ〜。簡単って言っても魔法より面倒なのは事実だけどね」


ドラゴンは再び黒い靄を振り払おうと吼え、全身から魔力である不気味な赤いオーラを噴き出すも、黒い靄はその赤いオーラを深い闇で悠々と呑み込んでいった。そしてパックリと開いたままどす黒い血を流し続けている腕の傷口からドラゴンの体内へと潜り込んでいく。

途端にドラゴンは苦悶の声を上げ、降り注ぎ続けていた氷の槍の雨が独りでに粉々に砕け散った。

「魔力喰いの呪術もしっかり効いてるみたいだし、今ならいけるハズだよ、クレナ」

「相っ変わらず、えげつない事を平然とやりやがって……」

ドラゴンの尋常ではない苦しみ方といつもと変わらぬのんびりとした口調のホロにクレナハーツは思わず顔を引き攣らせるが、頭を横に振って恐怖や同情を振り払い駆け出す。氷の槍の残骸を踏み砕き一直線にドラゴンへと向かうクレナハーツ。ドラゴンは腕を振り上げようと尾を振り回そうとするが絡み付いた黒い靄ががっちりと床に繋ぎ止めて離さない。

クレナハーツは跳躍し、そして咆哮を上げて威嚇するドラゴンの三つの首を渾身の力で一閃した。

勢いよく噴き出すどす黒い血。徐々に傾いていく巨体。力無く項垂れていく三つの首。


「おのれ、クレナハァァァァツゥゥゥゥゥッ!!」


死の間際、今まで以上の怒気と憎悪を孕んだ妖しい光を放つ六つの目がクレナハーツを一斉に見、地獄の底から響いてくるかのような叫びが轟く。その叫びは次第に小さくなっていき、ごぼりと血を吐き出してそれ以上三つの口から何かが発せられる事は無く、地面を揺らす轟音を立てながらその巨体は床に倒れ伏した。

静寂が、訪れる。

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