フィルバ・ハインツとの出会い
ハニー&ハニーの店舗3階にあるゲートには、無機物を入れたことはあったが、有機物は無かった。
いきなり人で試すのは怖いため、魔道具を首に装着した鳥を入れての安全確認を行った。魔道具の確認をすると生体反応があり、位置解析ではアインテール国に到着している。
「到着したらハンカチを入れて合図をするよ。待っていて」
来なければ失敗だ。
作成者である俺が先にゲートを潜ることにした。お爺様からもらった守護の指輪が発動したら相当まずい。
「時間はこちらで計ろう。どれだけの時間がかかるのかも重要だ」
「うん、お願い。一人ずつ入るようにして欲しい」
「ああ、分かった。俺が最後に入ろう」
カルムスが最後なら安心だ。
目を閉じ、大きな扉の枠に飛び込む。
一瞬で顔に当たる空気がひんやりとしたものに変化した。そのことが分かり、目を明けるとそこは見慣れたあの神殿で、つんのめりながら2、3歩前へと踏み出した。
心配していた体に走る痛みもない。
無事な場合は、ハンカチを放り投げることになっていたので、そうしようとしたらラウルが来た。
「おお! 成功だね」
ぎゅっと抱きしめられる。
「ラウル。投げてからにしてくれ。怖いよ」
約束を破ったことを咎め痛みがないか聞く。
「大丈夫だよ。ソウルが作った魔道具だからね」
「ふぅ。よかった」
「このハンカチは僕がいれるね」
小石を包んで丸めて放り投げた。
ああ、向こうで誰にもぶつかりませんように。
程なくして、三人も神殿の入り口に来た。
「ハンカチを入れたのはラウルツだろう」
カルムスに見られたラウルは、そうだと笑う。
「僕だね」
「カルムスとエルクシス様がウォールを使うので何事かと思いました」
「あ。ごめんね」
エルクはラウルの頭を撫で、『気をつけるようにな』と言って話は終わった。
エルクもカルムスも怒っているわけではないので、あっさりとしたものだ。
カクリではなくウォールでよかった。
「ゲートは魔力を補充しておけば、石の消耗を減らせる。最初に魔力を籠めておくぞ」
「はーい」
「うん」
「では、微力ながら私もやります」
「私もやろう」
こっちはなかなかできないので、皆で魔法陣に魔力を籠めてから外に出た。
明るい日差しの良い天気だ。
修行終わりに見た、懐かしい領地を見渡せる景色に頬が緩む。
「泊まるのは研究棟にするか?」
「さすがにホテルは目立ちそうですね」
「そこの山小屋で雑魚寝でもいいよ?」
「私はどこでも構わない」
「カルムス兄上は寝るところに拘るからな」
全員でカルムスを見る。
「そんなことはな――――」
「十分いい宿だったのに、上級貴族が泊まる宿じゃないって言っていた時があったよ」
強烈な記憶で鮮明に覚えている。
「僕も覚えているよ。衝撃的だったよ。お爺ちゃんは気にしていなかったのに、高級宿に一室を空けるように交渉していたよね」
じっと皆で見ると、目を逸らして偉そうに言う。
「グルバーグ領はボンズしかいないのだろう?ならば縛り上げて転がしておけばいい。堂々と別荘屋敷に泊まればいいだろう」
「そんなことできないよ」
「ソウル、いい案だと思うぞ」
「そうですね」
「僕もそれでいいよ」
「ええ!? 隠密行動じゃないのか!?」
4人とも悪いことをしていないので、隠れる気はないし、堂々と動くと言うので、ばれるよと、俺だけが反対に回る。
ダニエルがそっち側につくなんて思わなかった。
平和的解決方法である多数決が用いられ渋々受け入れさせられることになってしまった。
エルクとラウルが先に遊びに行こうと言う。カルムスはダニエルに声をかけていた。
「ダニエル。悪いが先に情報を集める。家に来てくれ。上手く交渉をしてもらいたい」
「ああ、喜んで行こう。アイオス殿とは話が合う」
「ではな。夕飯は屋敷で全員でとるぞ」
カルムスが歩き出すと、ダニエルも微笑んで行ってきますねと俺達に声をかけ行ってしまう。足早に去って行った。
「皆で観光するってあれだけ約束したのに。カルムお兄ちゃんは相変わらずだね。クルミ拾いでもしに行こうよ」
ラウルとした楽しい思い出が蘇る。
ラルド国ではおやつ代わり、アインテール国ではただ楽しむために拾った。
「嬉しいけどいいのか?」
「うん、いいよ。家族で回る場所は明日にしようよ」
「そうだな。ソウル、ラウル。散策がてらこの山を見て回るか。クルミ拾いが終わったら、二人の思い出の場所で昼食としよう」
それなら滝のある場所まで行こう。
高さはないが、綺麗な双子虹は見られる。
「クルミは後回しにして少し登ろう」
「うん。今日は3人で遊ぼう。思い出ってなると……学食だね」
「学食か。先生を捕まえるか。生徒を捕まえるかだな」
「ふむ。邪魔が入らぬほうがいい」
「「じゃあ生徒だね」」
生徒を捕まえて、『卒業生だ。奢ってくれ』と格好よく言ってみようかと話せば、小道を歩く二人が笑った。
「ククク。ソウルが言うのか」
「アハハ。似合わないよ」
「だって、二人が言うと相手が固まりそうだよ。威圧的で」
そう言うと二人がムッとした。
「僕は脅したりしないよ?」
「心外だ」
「アハハハ、ごめん、ごめん」
紅葉樹の広がる場所を抜けて、落ち葉を踏みしめながら歩く。澄んだ空気の中、温まった体にコートを脱いで、滝を見れば、寒さを感じてまた着込む。山の体温調節は難しい。
次は、クルミだと二人の腕を取って、ほら、行くよ!と笑いかけると、ラウルもエルクも『もう行くの!?』『来たところだ』と驚く顔に満足して手を引っ張った。すぐに足の長さで追いつかれるが楽しい。偶にはこういうのもいいだろう。
小舟に乗りこみ、久しぶりの水獣ケルンに曳いてもらう。学校帰りに拾ったクルミの木の群生地はまだあった。その近くで下ろしてもらい、駆け寄ってクルミを拾う。
やったことのないエルクに目についたものから拾うように言うと、あっという間に集まる。落ち葉の上に座ってクルミを剥き、懐紙を敷いたハンカチで包んだ。
途中、リスがちょうだいとやって来たので、最後に少しだけ分けてやった。
ラウルとエルクがクルミの入ったハンカチの包みを持ってくれると言うが、似合わない。
ただ、似合わないのがまたなんとも言えない。なんだかコミカルさが出るな。失礼な感想は心の中に留め、礼を言った。
「ありがとう、二人とも」
セルゴを借りて遠出しようかと花畑で有名な領に行き花畑を楽しんだ。
この時期は、コスモスが満開だ。
もう一つ向うの領に行き、美味しいチーズや出来立てのバターを酪農家で買い、畜産場でソーセージなども焼いてもらい味を確かめてから購入した。どちらもおまけをして貰ったので、礼だと壁に守護魔法陣を描いた。
お守りだと言うと、そいつは有り難いことですと頭を下げていた。必要ないと手を振り、そろそろベリオールに行こうかと話す。
「先に昼食だ」
「だね。ソウルが一番楽しんでいたね」
「あ」
二人に笑われた。
いけない、時間を忘れていた。もう12時だ。戻ったら随分な時間になりそうだ。
「急がないと」
「この時間ならバイキングになりそうだね」
「そうか。ならバイキングにしよう」
エルクにジェラードもあるのに銀貨1枚だと言うと、良心的な学校なのだなと笑った。ラルド国の貴族学校は、レストランは無料でカフェは有料だったらしい。甘い物はレストランにないそうだ。
セルゴで行っていいのか分からなかったが、そのまま行って、ここで待っていてと話しかける。
ラウルとエルクに口に入れてやってとクッキーを渡し、俺も乗せてくれたセルゴにやると喜んで食べた。
頭を撫でて、もう一度戻って来るから待っていてくれと話して、久々の初等科の学校を歩いた。
「エルクー。食べたら食休みで温室かローズガーデンに行かない? 僕とソウルはよく行っていたんだよ」
俺は友人か若しくは一人だった。
ラウルはデートで使っていたのだろう。
「そうか。二人が行ったところなら行きたい」
「「うん」」
レストランに入ると、ちょうど注文をしている生徒を見かけた。
「あのさ。バイキングを食べたいんだ。ここの卒業生なんだよ。奢ってくれないか?」
本当にやるとは思わなかったようで、ラウルとエルクが驚いていた。
「え?」
振り返った男子生徒が、驚愕した顔をしていた。
「怪しい者ではないよ」
怪しい声を掛けたけれど言い訳をした。誰か呼ばれたら怒られそうだと今さら気づき頬を掻く。
「もしかして、ソルレイ様では?」
「え?」
「あれ? 知り合いなの?」
ラウルが僕にも奢って!とすかさず言う。
「は、はい」
「私にも頼む。金はある」
「え」
二人が奢ってと言い、一人はお金があると言うので、この男子生徒は困っていたが、追加で三名分を頼んでくれた。優しい子のようだ。
「ソルレイ様。私の名前は、フィルバ・ハインツです」
「そうなんだ。初対面だよね?」
「あの、クレバ・ハインツの弟です」
「ああ!」
そう言われれば、綺麗な緑の髪はそうだな。
「あ! ソ、……お兄ちゃんが、昔、言っていたクレイジークレバ?」
いや、ラウル。
クレバの弟の前でそんな……。
ただ、間違えたにしても。兄ではなく久しぶりにお兄ちゃんと言われたことが嬉しかった。頭を撫でると不思議そうにする。
「ん? どうしたの?」
「何でもないよ」
「ソウル」
エルクに紹介をするように言われ、高等科の時の級友だと伝えた。その弟らしいと。
「クレイジーだなって思うことがあったんだよ」
「ご迷惑をおかけしてしまったようで。兄からも申し訳ないことをしたと聞いています」
「そんな感じだったの?」
「いや、言い辛いけど反省しているように見えなかったな」
とてもそんなことを言うようには思えない。
「ソルレイもラウルツもここでは目立つ。食べながら話せばいい」
あ。
エルクに名前じゃなくて、初めてそう呼ばれたことが悲しくて俺もラウルも思わず眉を下げてエルクを見る。
「……ソウルもラウルも席に着くぞ」
言い直してそっと頭を撫でられる。
「「うん」」
バイキングは2階席なのだと話して、空いている人気のない席に腰掛けることにした。
オムレツはチーズを持って行って、昔やってもらったからやって欲しいと頼むと、同じ人だった様で笑顔で作ってくれた。
全員がチーズオムレツだ。
席について、初等科の時にクレバとあったできごとを話した。
クレイジーだと一度目に思ったのは文化祭の時だった。
調理室の時に、型を返したら使わないと言われたことで、二度目は、高等科の同じクラスの時に後期試験を受け直すように求められた。
「俺も子供だったからどちらも嫌だったよ。でも、思い返すと、悪戯をしたのは周りの生徒でクレバではなかったな」
「クラスメイトが、兄に1番を取らせたかったみたいで、入学前の試験で2番だったので、ソルレイ様やノエル様に対して過剰な反応をしていたと聞きました。文化祭では、女子が申告漏れをしていて、兄に調理室を確保するように言っていたんです。ハインツ家は男爵家で、伯爵家に言われると逆らえないのです」
大店の商人の方が裕福なくらいの貧乏男爵家であるため、子供の時から訓練をして騎士で身を立てるそうだ。
俺は、その話に唖然とした。
「優しいと聞くソルレイ様に頼んで駄目だったら諦めるように言っていたそうなのですが、うまくお話ができなかったようです」
当時を振り返り、3年生の冬休みに魔道具の本をフロウクラスがずっと借り続けていたことを知り、フロウクラスのクレバと関わり合いになることを避けていたので、忙しいと話も碌に聞かなかったと正直に話した。
ラウルとエルクの前で嫌だったが、一つ一つの話を詳しくしていき、所々で質問が入った。
「スローガンは、“ノエルを主席から引きづり下ろせ”なの?」
「兄が言うには、“クレバを1位にしてやろう”だったそうですが、本当のことは分かりません。あまり話したくないようで……」
むぅ。どうだっただろう。
記憶がおぼろげだが、ジュレの弁償で言ったことは覚えている。
俺はあの時、“フロウはクラス全体でノエルを主席から引き摺り下ろそうとしている”と断じた。
だから、図書館の本を借りられないように工作までしていると言ったのだ。
あの時、オルガス先生が言っていた払えない家の子とはクレバのことだったのか?
女子が申告漏れをしていてクレバに無理に頼んでいたと知っていれば…………。
いや、本人にちゃんと話を聞かなかったのだ。
そのことが問題だった。
「どうしよう。胸が痛い。ああ、そうだ。高等科の試験の受け直しは?」
「その…………」
「ここまで話したんだから言ってよ。僕も気になるよ。なんだかそんなに悪い人に感じないんだよね」
「話を聞く限り、ソウルのクレバに対しての第一印象の悪さが原因だ」
エルクの言葉に傷つきながら頷く。
「そうだよな。ごめん。何を言われても受け止めるよ、言って」
すると、今度はフィルバが弱ったような表情を見せた。
「しかし、これは我が家の問題なのです。……ソルレイ様やラウルツ様は軍がお嫌いでしょう? 我が家は騎士家なので、皆、軍属です。軍は、第1騎士団が王の近衛騎士です。第2騎士団は上級騎士と呼ばれる騎士で構成されています。これは家柄に関係なく、優秀な騎士が取り立てられる騎士団です。第3騎士団は、そこまでではないけれど、腕は立つ騎士団です。ここまでが花形と呼ばれる騎士団になります。第4騎士団以下第12騎士団までがいます。ソルレイ様の暗殺未遂事件に加担したのは、第1騎士団です。残りは加担していません。いつもグルバーグ家は、援護に来て下さるので、グルバーグ領のある西に足を向けて寝てはならないと、どこの騎士家でも子供の頃から言われるのです」
「へえ、初めて聞いたな」
「僕もだよ。クラスメイトに騎士の子は何人かいたけど初耳だね」
「言い辛かったのではないか」
「そうかもしれない」
「そうだな」
とは、エルクに言ったが、シュレインは普通に言いそうだ。知らない話に好奇心のまま先を促す。
「それで?」
「その、第一騎士団のせいで……はぁ、ソルレイ様とラウルツ様と友好を結ぼうにも騎士家は……。グルバーグ領に騎士団長達が謝罪にも行ったのですが、ラインツ様の怒りは凄まじくて、父からも会うことは敵わなかったと聞いています」
「お父さんは騎士団長なの?」
「第3騎士団長です。クレバ兄様は第2騎士団です」
おお!ということは花形か!
「クレバは剣の加点も満点だったな。グルベリアダンジョンでも6階からの生還者だ。優秀なんだな。話自体は分かったけれど、試験の受け直しとどう関係があるのかよく分からない」
顔を曇らせるので、何かあるのだろうと待つ。
「……それなのですが、第1騎士団は上級貴族で構成されるのですが、毎年、二人ほど第2騎士団から第1騎士団に上がります。欠員や引退があるからなのですが、兄が推挙されていました。入隊前に推挙されるのは異例なので、恐らくダンジョンの件かと」
生存者は凄いと一時もてはやされていたな。
いつかローズガーデンで会った子は、情報ギルドの女性ギルドマスターの孫だったらしく、追いかけ回しているのを見た。ラウルのクラスにも所属している女子がいると言っていた。貴族にもゴシップが好きな人間はいるということだ。
「推挙されるのは凄いのだろう?」
栄誉なことにも思える。
「はい。でも、グルバーグ家にあんな真似をした第1騎士団には絶対に入りたくないと言っていました」
俺は目を見開いて、本当に?と聞き返す。
「本当です。憧れもあります。優秀だと思われないようにノエル様とソルレイ様にいい点数を取って欲しかったのだと思います。成績優秀者のノエル様とソルレイ様が例年と比べ、とても優秀だから、あと二名選ぶかが話し合われていたようで、選ばれると、確実に第1騎士団に入ることになるから避けたかったと言っていました」
出世なのに嫌がるのか。
王族の護衛ではなく、現場が良いのだろうか。そういう騎士もいるだろうな。王城での警備は嫌だということか。
「そういえばそんなことを先生が言っていたな。そうか。俺とノエルが後期試験で満点だったから流れたのか? 人数も半分に減って13人だったからな。2/11の確率か。クレバはクラスで4番目くらいだった。頭も良かったから二名の空きなら入っていた可能性が高いな」
ポリコス先生が、クレバにはクレバの考えがあると言っていたのをふと思い出す。
言って欲しかった。
流石にそこまでは分からないよ。
それでも、軍の構成やパワーバランスすら初めて知った。知ろうとしなかった。
……これは俺にも問題があったか。
「受け直しは嫌だったな。意地で満点をとったけれど、試験勉強で遊ぶ時間も減った。クレバには謝りに来いって伝えてくれないか。そうしたら俺も初等科の時のことを謝るよ」
「兄は、まだ出陣前ですので言っておきます」
「もう誰か出ているの?」
ラウルが尋ねる。
「父と二番目の兄が出ています」
「第3騎士団がもう出ているのか?」
普通は、様子見に主力は使わないとエルクが教えてくれる。そういえば、犠牲覚悟の様子見だと言っていたなと思い出す。
「……はい。……グルバーグ家の方が……いえ、その、グルバーグ家と思しき方が出ているので、第3騎士団も出るようにと」
言い辛そうだが、気にしないでいい。
何とも思っていないのだ。
「誰だっけ? チェルシーだっけ?」
「うん、そんな感じの名前だったよ」
肩をすくめ、フィルバに気にしないでいい。俺たちも気にかけていないからと伝えると、意外そうな顔をしながらも頷いた。
「最低でも二年は訓練を受けなければ、戦場では何も出来ぬはずだ」
「「そうなんだ」」
野外訓練や実習を二年受け、実戦は軽い後方部隊から徐々に前線に上がっていく。
一人前になるのに、従軍経験が5年はいるというのが実情らしい。
開戦している状況で、主力がお守りなど考えられないという。難しい話は俺達には分からないが、戦略としてはよくないですとフィルバも言う。元騎士のエルクと騎士家の子フィルバの言葉は重いな。
主要な話が終わったからお代わりを取りに行くべく食べ進める。
「フィルバも食べなよ。僕達、奢られたから一つ貸しでいいよ」
「うん。このまま借りておく。クレバに返しておくよ。銀貨1枚の重みはよく知っているからな」
「…………」
「え? あ、はい」
エルクに、ここでよくラウルと待ち合わせてランチを食べたと話し、オムレツや魚のフリットをお代わりしてクロワッサンジェラードを食べた。
フィルバにも美味しいからと薦め、今は、楽しい時間を過ごすことにした。




