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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.4
95/132

Episode.13


  「でもなんでその、外面美人の本性が判ったの?」


「不倫相手の奥さんが、浮気の証拠画像添付して、

 メールでバラしたの」

「杉下理紗を除いた楽団員全員に」


  「げっ!?」


「自分のマンションに隠しカメラ設置して、

 自宅で浮気できるよう仕向けて」


  「その奥さんも凄いね…」


「そのあと、慰謝料たんまりふんだくって

 離婚したんだけどね」

「でも相手が指揮者だったから、

 みんな話題にしづらかったんだけど」


「陽介氏がおんなじタイミングで

 いなくなっちゃったから、杉下理紗が、

 悲劇のヒロイン気分で号泣状態になっても、

 周りはみんなドン引きで」


   「そりゃひくわぁ…」


「さすがにその雰囲気で、不倫してたのが

 バレたと思ったのか、ドロンッ!って

 楽団を辞めちゃったんだけどね」


「まさか、今になって出てくるとは思わなかった…」



 「ひょっとして」


「ん?」


 「一番最初に電話した人って」


「そう、その不倫相手」


   「うわっ、緑川もすげーなぁ…」


「だってその人しか思いつかなかったんだもん」


 「ちなみにその吹奏楽団って、どこの大学の?」


「本州大」


   「チョー頭いいじゃん、その女!」


「頭よくって強かで」

「不倫しながら陽介氏に目ぇつけて」

「私と付き合ってた親友にまで色目使って手ぇ出して」


「それを、

『他の』本州大生を騙しながら出来るくらいの女だよ」


「ホントは助っ人2人が来て、

免許証の写真見て確認してみたら、

「私の単なる勘違いでしたぁ、ちゃんちゃん!」って

終わればそれでいいんだけどさ」


 「一度会って食事をした健治さんと、

 今度は大切な話があるって接触してきた」

 「それで私や健治さんの身の危険を、

  希は感じたんだね」


「うん」


   「そのやべえ状況のど真ん中にいんのに…

   やっぱノンって、チョー肝すわってんな」


   「女ってホントすげーな、色々」


  「スクールカーストの茨の道で、

  相当鍛えられてんだから」

  「女の思考を甘くみんなよぉ~」


「しかもその『杉下理紗』ってのは、

 森田くんみたいな、

 プロのアスリート級なんだから」


   「もうそれ、ラスボスじゃん…」



   「女ってマヂこえぇな…」


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