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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.4
87/132

Episode.5


      「はいよ、希ちゃんのんちゃんお待たせ」


 「ありがとうございます^^」


  「よし!」

  「取りあえずひと息はつけた」


  「ノンの相手が

  『あの』落合健治さんだってのは判った」


   「次は『過去を知る謎の女』だな」


  「んでノン、

   どうやってその人の情報ゲットしたの?」


 「Mikaさんのライブの時に、その人が

  健治さんに名刺を渡してるのを偶然見て」


  「うん」


 「2人きりで過ごしてた時に、

  健治さんが暫くその場からいない時間があって」


 「そん時にお財布から、

  免許証と名刺を見つけて写メをして」


   「さすがノンだなぁ相変わらず行動力が凄い」


  「でその、写メった名刺の持ち主の名前は?」


 「『杉下理紗』さん」


「!?」


「ちょっと待ってちょっと待って!」


「…今なんて言った?」


 「『杉下理紗』さん」


「え!?」


  「なに?希知ってるの?その人」


「ノン、その名刺の画像、見せてもらえる?」


 「あ、うん」


 ガサゴソ…





 「はい、これ」



「…うわっ、漢字までおんなじだ…」


   「その女、緑川の知り合いか?」


「だからちょっと待ってって!」



「同姓同名って可能性もじゅーぶんあるしなぁ…」


「ここ行って顔確かめてから…」


「いや、でもホントにあの女だとしたら

早めに手を打っとかないとアレだしな…」


  「『あの女』、『早めに』って…

   結構やばい感じ?」



「この人が私の知ってる『杉下里紗』だったら、

ちょっと…というか結構大変なことになるかも」


   「マヂか…」



「ノン、大丈夫?」


 「うん、大丈夫」

 「私、色々覚悟を決めてここに来てるから」


   「ノンって超肝が据わってるよな」

   「俺だったら既にもう無理…」


  「だって、それがノンだもん」





「ちょっと一本電話してもいい?」


「うん」




「スゥーー…はぁぁぁ」



「…繋がるかなぁ」




「あ!お久しぶりです、希です」

「急にお電話してすみません」


「どうしても知りたい事があって」


「今、お時間って大丈夫ですか?」



「ああ、よかったぁ」

「それで…えっと」


「ちょっと光一さんに聞きにくい事なんですが」

「光一さんならたぶん知ってるかなっと思って」


「あのぉ…」

「理紗ちゃんのこと、なんですけど…」


「今って、どこに勤めてるのかって

 知ってますかねぇ…」


「はい」


「はい、すみません」





「あ、はい」


「!?」


「ええ、『法律事務所』ですか…」

!?


「あ、名前とかは分からなくって大丈夫です」

「今のでじゅーぶんなんで」


「はい」

「なんか突然すみません、助かりました」



「ちなみに…」


「ちなみに陽介さんのアレってまだ…」


「あぁ、よかった」



「あれ私、企みには参加してたんですけど、

 お客で聴いた事がなかったんで」


「タイミングが合った時に

 聴きに行きたいと思ってるので、

 その時またご連絡しますね」



「なんかホント急にすみませんでした」


「はい」


「はい」


「ありがとうございます」


「光一さんも」


「はい」


「ありがとうございました」


「失礼しまーす」



「スゥーー…はぁぁぁ」




「ノン…」


 「…なに?」


「ちょっと今、悪い予感しかしないからさ…」


「今から本腰入れてノンの手助け、するよ」



「マスター!」

「もしかしたら今日1日ここにいるかもしんない」


  「そう言うと思って今日はもう閉店にしといたよ」

             「好きなだけここにいな」


「マスター、ありがとう」


 「ありがとうございます」


    「俺なりに助けるって言ったろ?のんちゃん」


「沙織たちは?」


  「ウチらも大丈夫」


   「今はオフシーズンだし世話になりっぱなしの

    ノンに、恩返しできるチャンスなんて

    そう滅多に来ないかんな」


 「2人ともありがとう」


「なんか急にお腹空いちゃったぁ」


         「ほらよ」

   「3枚じゃあ足りねえだろうと思って、

    多めに焼いといたよ、ワッフル」


「マスター、ありがとう~!」


 「あ、なんか丸い」


  「そっか、ノンはまだ未体験だった 笑」


   「いっただきまーす!」


  「フライングしてるって 笑」


   「『腹が減っては』って言うだろう?」


「よし!私たちも食べるよ!」

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