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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.4
83/132

Episode.1


カラコロ~♪





                 「いらっしゃい」

 「マスター、お久しぶりです^^」


                      「お」

            「希ちゃーん、友達来たぞ」



「沙織~、おひさ~」


          「今日はワッフル食べるかい?」


  「ワッフルって?」


 「あは 笑」

 「じゃあブレンド2つと、ワッフル1つください♪」


                    「はいよ」


 「ごめんね、待ったぁ?」


「ううん、大丈夫」

「森田くんもありがとう^^」


  「超久しぶり、緑川 笑」


「だね 笑」

「でも森田くん、全然変わってないね」


  「そっかぁ? 笑」


「しかも沙織と結婚してたなんて」

「去年聞いた時、超びっくりしたよぉ~」


 「ウチら、式とかやらなかったからね」


「そうだったんだぁ」

「でもなんで?」


 「翔、目立ってることしてるわりに、

  恥ずかしがり屋さんなのは変わってないから 笑」


  「『恥ずかしがり屋さん』言うなって 笑」



  「白いタキシード着てさ、

  『新郎新婦のご入場です』とか言って、

   スポットライト浴びて入るなんてさ…

   俺には無理 笑」


「あはは 爆笑」

「確かに、森田くんにはハードル高いよね、それ 笑」


  「しかもキャンドルサービスいうて、

   自分の親戚やら友達んとこ練り歩くんだぞぉ?」

  「俺にとってはもうそれ、罰ゲームだし 笑」


「絶対無理だね 笑」



「んじゃあ沙織、ウェディングドレスは?」


 「着て写真撮ったよ♪」


「じゃあそん時は森田くん、白タキシード着たんだ」


 「ううん、着てない 笑」


「着てないんだ 笑」


 「うん」


 「私がウェディングドレス着たのも、

  翔から見たい!ってリクエストされたからだし」


「え!?沙織、着たい願望とかなかったの!?」


 「…んー、あんま 笑」


「そうなんだぁ、意外ぃ」


 「そう?」


「沙織って『女の子女の子』ってイメージが

 あったから、着たい願望もあると思ってた」



「…んで森田くん」


  「あ゛?」



「沙織のウェディングドレス姿、どうだった? ^^」



  「ムッチャきれいで、ヤバかった…」


 「やめてよぉ、恥ずかしい 照」


「いいなぁ~、いまだアツアツのラブラブ夫婦ぅ」


       「はいよ、『熱々の』ブレンド2つ」


 「あ、ありがとうございます 恥」


「マスター、ナイスタイミング 笑」


         「ワッフル、もうちょい待ってな」


 「はーい^^」


「でもさ、沙織は翔の晴れ姿、見たくなかったの?」


 「…んー、あんま 笑」

 「翔、今も目立ってる事してるから」


「目立ってる事?」


  「俺今もバスケやってんだよ、プロリーグで」


「そうなんだ!」


  「日本代表にも選ばれた事あっから、

   一応バスケ界隈では有名人なんだよ、俺」


 「テレビの、バラエティにも出た事あるし 笑」


「すごーい!」


「あ、でもぉ」

「川上くん達も森田くんの試合観て、

「なんじゃあいつ!?」とかびっくりしてたからなぁ」


 「川上くん、今も時々試合観に来るよ」

 「…子供連れて 笑」


「川上くんも結婚してんだぁ!」

「…マンガ持ってなかった? 笑」


 「持ってなかったけどぉ」


 「けど?」


 「子供がまんま、川上くんだった 笑」


「ウケる 笑」



「そして私だけが売れ残ってくぅ~・・」


 「あれ?希、彼氏いなかったっけ」


「別れたてのホヤホヤ~ 苦笑」


 「あらら」


 「まぁ…いい人見つかるよ、そのうち」


「そのアバウトななぐさめはいらなーい」


 「あは 笑」



 「でもノン遅いね、なんかあったのかな…」


  「あ、なんか電車が止まっちゃったみたいで、

  「ちょっと遅れる」ってさっき連絡があった」


「え!?なんでノンの連絡が、

私じゃなくって森田くんにいくの!?」


 「翔、今の私達よりも仲いいよ、ノンと 笑」


「へ?」


 「去年会った時に言ったでしょ?」

 「互いが楽な関係に落ち着いたって」


「うん、言ってたね」


 「その落ち着いた先が親友ってやつだったの 笑」


「そうなんだ! 笑」


 「だからわたしと翔が結婚したのもノン知ってるし」

 「今も時々会ってるもん、2人で 笑」


「なにそれ 笑」



  「俺にとってノンは『相棒』みたいなもんだから」


「相棒?」



  「映画とかでさ相棒ってのがよく出てくんじゃん」

  「一緒にパトカー乗ってたり、情報屋だったり、

   あとピンチん時に現れる仲間だったり」


「いるねぇ」


  「でも相棒って男同士が多いじゃん」

  「んでそれぞれ家庭を持ってて」


「んじゃ森田くん、ノンの事、女とは思ってないんだ」

  「うん」


「即答 笑」


  「本人にも高校の時に言ったんだけど、

  俺の中でノンは、男でも女でもなく、

  『ノン』ってカテゴリーなんだよね」


「「なんじゃそりゃ!」…って思うけど」

「ノンなら有り得るか 笑」


 「あは 笑」

 「わたしもそれ言われて、

 今の希みたいに妙に納得しちゃってさ」


 「気付いたらその『相棒』と2人がかりで

 攻略されちゃって、結婚までしちゃったってわけ」


「まぁ、ノンが参謀にいたら落ちるわなぁ」


  「おっ!きた!」


         「でも『相棒』って、

        大概どっちかが死なねえか?」


          「はい、ワッフル」


  「わっ!丸いワッフルって初めて見た!」


「確かに 笑」

「まぁ…確実に死ぬのは…」


じーっ


 「あは 笑」



  「ってかこれフツーのより薄いよな…」


  「…ん゛?」

  「なんだよ、2人して」


 「なんでもないよ~」

「なんでもないなんでもない 笑」



  「いっただきまーす!」


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