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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.3
80/132

Episode.27


                   ピンポーン!



「開いてるよ」


                ガチャッ! キィ~




「急に呼び出しちゃってごめん」


                 「ううん、平気」



                     バタン!




          「明日の用意もしてきたよ」



         「…お酒飲んでたの?」


「あ、うん…」




「あのさ」




 「ん?」




「手ぇ、握っててもらってもいい?」


 「うん、いいよ」


ぎゅっ



 「…なんかあった?」



「あのね、さっき杉下さんから連絡があって」



 「うん」


「「大切な話があるから、2人で会いたい」って」



 「…うん」



 「それで?」



「それで…」





「来週の日曜に会う事になった」



 「・・・」



「…嫌な気持ちになった?」



 「うーん…」


 「私は健治さんと気持ちを確かめ合えてるし、

  健治さんの事も信頼してる」



 「でも…」



 「不安に思う気持ちはある」



「うん…」


 「健治さんの中では、

  まだスッキリはしてないんだよね?」


「うん…」


 「会うかどうか、確かめる必要があるかどうか…」

 「慣れないお酒飲んじゃうくらい、

  悩んで決めたんだよね?」



「うん…」



 「杉下さんに会う事も、こうして悩んでる事も」


 「ちゃんと私に打ち明けてくれてる」



 「それは私を…

  大切に想ってくれているからでしょ?」



「うん…」


 「不安な気持ちは確かにあるけど私、

  健治さんの選択を尊重したいの」

 「自分があなたの足枷になることが、

  私にとっては一番辛いこと」


 「夢中で蝶々を追いかける、

  あなたの心の邪魔はしたくないの」

 「それが私なりの、人の愛し方だから」



「…うん」


 「…眠くなってきたでしょ」

 「手がポカポカしてきたもん 笑」


「うん 笑」


 「なんか健治さんと一緒にいると、

  初めて感じる気持ちが多くって」


「え?」


 「わりと今、結構大事な話をしてるでしょ?私達」


「うん」


 「あなたの言葉に不安を感じる気持ちはあるけど」

 「それよりも、2人でいる安心感のほうが勝って…

  私も眠くなってきてる 笑」


「・・・」


 「多分1人になって今日の話を思い出すと、

  不安な気持ちが蘇ってくると思う」

 「でも今は、2人でいる安心感に身を委ねたいんだ」



「(( _ _ ))..zzzZZ」


 「くすっ 笑」


 「夜遅く呼び出しておいて、先に寝落ちするなんて」

 「普通の人だったら怒ってるよ?」


 ちゅっ



「ふふ^^」


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