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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.1
6/132

Episode.6



 「美味しい~♡」



         「…一応聞いとく」


      「パフェの前なに食べてた?」

 「ん?ガトーショコラ」


      「認識してる分だけまだマシか」

 「大丈夫大丈夫」

 「私もしょっちゅう甘いもん

  食べてるわけじゃないし」


 「摂取した分ちゃんと消費してるし^^」


  「希に必要なやつを買いにきただけなんだけど」


 「いいじゃん、せっかくのシャバなんだし♪」




           「…ふぅ」


「ヾ(・д・` )ネェネェ」


            「ん?」


「この『あぶらとり紙』みたいんなに?」


   「それはサックスの、穴があいてるところの

         水分をとるやつ」


「ふーん」


「んじゃこのヒモがついてる布は?」


       「それは中の水分をとるやつ」


        「ヒモのほうを入れて、

    反対からそのヒモ引っ張って掃除するの」

     「ヒモの先に重り入ってるでしょ?」


「ホントだ、なんか入ってる」


 「時々そのヒモより先に、

  よだれがダラァ~ってなる時もあるよ^^」


「うえぇ~ 苦笑」



「じゃあノンが買ってた

『煙突そーじ』みたいなんは?」


      「『煙突掃除』みたいなやつ」


「…オウム返しされたけどなんとなくわかった 笑」



        「ドリンクとってくる」


          「沙織は?」

 「大丈夫^^」


           「希は?」

「メロンソーダ!」


                  「OK~」





「沙織は煙突そーじしてんの?」


 「んー…全然してない 笑」


 「ノンの楽器は…『高級車』みたいなもんだから」


「なに?それ」



 「ノンのアルトって60万くらいするやつだよ」

「うっそ!?マジで!?」


 「うん、まじで♪」

 

        「沙織ぃ、なんかばらしたでしょ」



        「はい、メロンソーダ」


「ありがとー^^」


「ってかノンのアルト、60万もするの!?」


        「60万もしないって」


「じゃあいくらだったの?」


           「…58万」


「ほとんど変わんねー!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」


 「あはは 笑」

 「希のツッコミおもろーい♪」




「58万かぁ…」


「私だったら北海道行く!」


 「希って寒いの苦手じゃなかったっけ」


「超ニガテ」



 「じゃあなんで北海道?」


「いくらとカニ、大好物だから^^」


「北海道でカニいくら丼とか…

 想像するだけでもう…」


 「希の食べてる姿、イメージできるわぁ 笑」


「ふふ 笑」



    「私は学校戻るけど…2人はどうする?」


 「うーん…」

 「特に戻る用事ないし、荷物も持ってきてるから」


 「まんま帰るかも」


「んじゃ私もそうするぅ~」



      「じゃ私の分ここ置いとくね」

         「あんま長居して

      先生に見つかんないようにね」


 「は~い」

                     

               「じゃまた明日ぁ」


「またね~♪」




      「ありがとうございましたぁ~」






「なんか大事な用でもあんのかなぁ」


 「ん?」


「ドリンク飲むのちょー早かったし」

「チラチラ時計見てたりしてたから」



 「…ひょっとして」

「!」


「オトコとか!?」「オトコとか!?」



「ぷっ失笑」


「まさかねぇ~」


 「部活一筋!って感じだし 笑」



「あ!」

「『58万』が急に心配になったとか…」




「ありうる~ 笑」「ありうる~ 笑」



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