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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.2
36/132

Episode.13


          「いやいや!

      こういちさんが必要ないっていう

         訳ではなくって」


「ん?」

「じゃあどういう事?」


    「オーケストラや吹奏楽の演奏会って、

   何度か聴きに行ったことがあるんですけど」


「うん」

    「本番って結構演奏してるひとみんな、

     楽譜をガン見してるじゃないですか」


「まぁ…そうかもね」


     「高校の時に一度、友達に頼んで

    合奏を見学させてもらったことがあって」


「うん」


       「練習の時に、指揮者が

     細かい指示を出したりダメ出ししたり」

       「練習で指揮者の思い描く、

     情景を伝えてるんだってそん時知って」



「それでその経験から、『本番で』

指揮者のいない吹奏楽を思いついたんだね」


           「はい」


          「映画監督が、

     自分の映画に出ないのと一緒の感覚で」


「でも色々課題は多いよ」


        「それも理解してます」

   「なので2年くらいかけての長期プランとして」


「2年!?」


         「それも高校の、

    吹奏楽を見学した時に思った事なんすけど」

     「『パート譜』ってのを初めて見て

     「なんじゃこりゃ!?」ってなって」


              「なんじゃこりゃ 笑」


 「陽介は感覚的に音楽を捉えてるんだよね」


「・・・」


     「吹奏楽の演奏とか聴くとなんか音が…

       音符にしか聴こえなくって」

    「『譜面通りに吹いてます感』満載で、

      その曲が本来表現したい、風景や

    情景みたいなんが全然見えてこないんっす」




「うわー、さのっちの言ってた通り、

 凄いね、ようすけくん」


「結構痛いとこつかれて、ちょっと動揺してる 笑」



         「…すんません」


「いいんだよ、

 僕も前々から薄々気付いてた事だし 笑」


「ちなみにようすけくんって吹奏楽の経験って…」


          「ないです」


「経験ないのに見破れるって、ホンモノだな…」



                  「おさむしー」


 「ん?どした?仁美ちゃん」


        「実は知り合いに、よーすけみたいに

          感覚で音楽をやってるコがいて」


 「そのコは大学生?」

             「いや、高校卒業して直ぐ

        音楽系の専門学校行ってたんだけど」


    「それこそ『なんかちげー』でやめちゃって」

 「ふーん」

          「そのコ、バイト先が一緒なの」


 「なんか面白そうなコだね^^」


              「一度、おさむしにも

        会わせてみたいなあって思ってたし」

           「いい機会かなぁなんて^^」


 「( `д´)b オッケー!」


「なかなかない経験ができそうだから…

 この話、進めてみよう」


          「ホントですか!」



「僕自身、こんなワクワクしたの

 久しぶりかもしれない^^」


 「よかったじゃん、陽介」


          「うぃーっす!!」


「この後合奏があるから、今日はこの辺で」


 「んじゃ仁美ちゃんはそのコに話しといて」

 「次回の日程は光一と決めるから」


               (`Д´)ゞラジャー!!



          「…あの!」


「ん?」


    「その合奏、見学してもいいですか?」


「いいよ」

        「ホントですか!」


「どのみちいつかは晒さなああかんし、

 長い付き合いになるんだから 笑」


「さのっちは?」


 「行く行く!」


「たかなしさんは?」

                「もちのろんで!」



「あー、この謎な連中をみんなにどう紹介しよう…」




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