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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.1
21/132

Episode.21


ガラ、ガラガラ…


「うわっ 熱気が」


「アイドルのコンサートみたい…」



「女子多い~」


 「お!」

 「緑川、観にきたんだ」

  「ホントだ」


「なんか、スゴいね…」

 「お前も森田目当てか?」


「違うよぉ!」


  「あちゃー、まただ」


「ん?どしたの?」


 「ウチってボール運びはそこそこできるんだけど」

 「最後のツメが甘いんだよねぇ」



           ブーーーーッ


  「あ~あ」


「ね、今の音はなに?」

 「バスケってさ、攻める時間が

  24秒って決まってんだよ」

 「24秒経過した合図」



「ふーん」



 「あのリングにボールが当たったら

  リセットされんだけど」

 「リセットされずに24秒過ぎると、

  有無も言わさずそこで攻守が変わんだよ」


  「うわっ、また簡単に入れられちゃった…」

  「また3点差かぁ」



           プーーーン



「今の音は?」

 「あれはタイムアウト、作戦会議みたいなやつ」


  「お!」

  「杉っちょ、ここで森田を投入するっぽい」

 「お、ホントだ」


           きゃー!♡

「なんだか突然、黄色い声が… 笑」


 「さすがファンの女子たちは、速攻気付くか 笑」

  「ジャージ脱いだ瞬間だもんな 笑」


           プーーーン


  「さて、森田の実力やいかに」



 「さすがに相手も、知らない顔だから、

  そんなに警戒はしてないみたいだな」



  「ああ!ボール持ちすぎだって!」


 「時間がなくなる!」



  「なんとかパスは出せた」

  「あぶねー…」


  「森田にボールが渡った!」


 「え!?わざわざ!?」

 「放った!!」





           ブーーーーッ





                    シュパッ



           きゃーー!♡

 


 「うわー!まさかの」

  「ブザービーター!」


 「しかも錦ばりのスリー…」



「全然分かんない 笑」



 「あの、1番大外のラインあんだろ?」

「うん」


 「あれより中は2点なんだけど、

  あれより外だと3点になるんだよ」

「ふーん」


  「しかも森田のやつ、パスもらってから、

   わざわざ下がって3ポイントを放ちやがった」

 「それも24秒ギリギリで」


「森田くんってスゴいんだ!」

  「うわっ、スティールした!」


 「森田、そのまま行くのか!?」



  「って…


 「ノールックパス!?」


                    シュパッ


  なんじゃそりゃ!?」


           プーーーン




 「お、ここで森田を下げた」


  「やるなぁ杉っちょ、

   あくまで今日は秘密兵器のお披露目で」

  「小出しで森田を使うつもりだな」




 「でもすっげーな、森田…」

  「ありゃぜってぇ感覚でやってんな」


「森田くん、感覚でバスケやってんだ!」

  「あれは『ほとんど』、

   その場の思いつきみたいなもんだかんな」


「じゃ森田くんも『ほぼ』なんだ!」


  「あ?『ほぼ』?なんじゃそりゃ」



「なんでもなーい」



「でも2人とも」

「マンガばっか読んでるのにバスケ詳しいんだね!」




 「緑川…」


「ん?」


  「今のはダメージデカい…」



「そうだった?ごっめーん 笑」



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