表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.1
20/132

Episode.20


ごくごくごくっ

「っぷはあぁぁ」

「コーヒーうまし!」


 「毎回同じで飽きない?」

「同じじゃないって!」


「こないだはミルクティーでしょ?

 その前は…ウーロン茶だったし」


「最初は…

 「いちごオレ」


「そそ!」

「今日もどっちにするかで悩んだんだよねぇ」


「カップめんも味違うし」




 「…あのさ」



「ん?なに?」


 「訊いても、いい?」


「でた」


 「ん?」


「逃れられない尋問 笑」


 「ふふ 笑」



「いいよ、どうせ自分からどんどんバラしちゃうから」




 「…なんか嬉しいことあったでしょ」


「なんで?」


 「会った時からテンション高かったから」



「やっぱノンにはバレるかぁ 笑」


 「うん、バレバレ」



「これまだ誰にも言ってないから内緒ね」


 「うん」



「今日さ、杉村先生が俺んとこ来て…」


「「次の試合お前出すからな」

 って言ってくれてさ^^」



 「そうなんだ」


「「明日のホームルームん時に発表するから、

 お前それまで黙っとけよ」なんて言って 笑」


 「じゃあ明日になったらみんなに判明するんだね」


「そっ」




「日曜の試合出られんのも

 全部ノンのおかげなんだよなぁ」


 「ん?」



「ノンが、『情けない俺』に気付かせてくれたから」


 「・・・」



 「じゃあその貸し、返してもらおっかなぁ」


「なに?なんでもいいよ!結構デカい借りだもん」

「あ!でも「なんか買え~!」ってのは無しね!笑」




 「あのね…」


「うん」



 「日曜、試合が終わったら、

  ここで話したい事があるんだ」



 「話したいというか、確認したいというか


 …伝えたいというか」

 

「今でもいいのに」



 「ううん」

 「日曜、試合が終わったここで、話をしたいの」


「そっか」




「…うん、いいよ」


 「本当?」


「デッカい借りだもん、そんなんよゆー!」


 「よかったぁ」


「ふふ^^」




「ノンは見に来る?日曜」


 「ううん」


「そっか、ざんねーん」


 「私元々、スポーツにはあまり興味がなくって」

 「うちの両親、どっちもインドア系だったし」



 「…ごめんね」

「ううん、全然オッケー」


「俺も興味のない、

 コンサートとか行ったら爆睡しちゃうもん 笑」


 「ふふ、想像できる 笑」


「でしょー! 笑」



 「はい、これ」


「ん?」


 「自転車の鍵」



 「『明日みんなに判明』するんでしょ?

  そしたら明日から警察の捜査範囲、

  一気に拡がるよ 笑」


「げっ!?」


 「それに」


 「試合当日なんてガチで逃げなきゃ

  駄目なんじゃない?」


「そっか…それ考えてなかったわ(;・∀・)」


「すんげー助かるけど…」

「でもそれまでノン、チャリないでしょ」


 「それは気にしないで」

 「私歩くの結構好きだし」


 「自転車は日曜に、ここで返して貰えば」




「なんかノン、映画に出てきそう」


 「ん?」


「ドロボーの逃げ道を確保してくれる、

『相棒』みたいな感じ 笑」


 「ふふ 笑」


 「じゃ私も共犯か…捕まらないようにしないと」


「ふふ 笑」



 「そろそろ行こっか」

 「今日は私の家まで送ってね」



「ラジャー!( ̄^ ̄)ゞ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ