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『Love Stories。』  作者: 日向理
Chapter.5
113/132

Episode.11


                   「ふうぅぅ」

            「日が暮れてきちゃったね」

               「チョー空がキレイ」


               「こんなにいっぱい、

        あちこち動いたのって久しぶりかも」


「ごめんね、

 沙織や翔くんにまで色々してもらっちゃって」


       「だから恩返しだって言ったでしょ?」


                    「それに

          卒業してから会わなかったのも…

       私に気を遣ってくれてたからでしょ?」


「翔くんのほうに加勢して、

 ふたりをくっつけちゃったしね 苦笑」


「いくら本人同士が男女の友情は成立するって

 言っても、周りが納得するって思ってなかったし」


     「翔と結婚する前にもしノンに会ってたら、

    やきもち焼いてノンを嫌ってたかもしんない」


    「話だけで済んでたから大丈夫だったのかも」


                   「でもぉ…」


「でも?」


 「ノンが翔に加勢してくれたおかげで、翔が単なる

『初恋の相手』で終わらなくて済んだのは事実だから」


 「ノンと親友なんだって…マヂモードで言われたら、

         正直に話してくれてるんだなって」

      「翔をまた信頼できるようにもなれたし」


「ふふ、翔くん、本当すぐ顔に出るからね 笑」


 「相手の欠点を指摘するって、なかなかできないよ」

           「嫌われたらどうしようって

           …フツーは思っちゃうでしょ」



「でもね、


自分に正直でいようって思えたの…


沙織のおかげなんだよ?」


                 「わたしの!?」


「沙織、ずっと好きだった翔くんに対して、

「嘘は嫌い」、「カーストの上に目ぇつけられるのが

 嫌」って自分の心の在り方を伝えて」

「翔くんの…お尻叩いて私のところに行かせたでしょ」


        「んー…そうだった、っけなぁ 笑」


「自分の気持ちや相手の気持ち

 どっちを優先するか以前に、

 沙織はちゃんと自分自身を伝えたんだぁって…」

「ダッシュしてぜぇぜぇしてる翔くん見て思ったんだ」


「翔くんには言ってないけど本当は、

 翔くんが来るギリギリまで私、

 どっちを優先したらいいか悩んでたから」

「遠くから自転車でダッシュしてくる

 翔くんを見た瞬間、沙織の心が伝わって、

 ブワーッて視界が開けたんだもん」


 「なんかノンにそう言われると照れくさいなぁ 照」


「その時本気で思ったよ?

 沙織は『恋愛の天才』だって 笑」


  「ホーント、その場感丸出しなんだけどね 苦笑」



           ブブブブ…


                  「連絡きた!」

「なんだって?」


      「『計画完遂、犯人移動開始』だって…」

             「希に直ぐ連絡するね!」


             「ノンは準備、大丈夫?」


「うん」

「私もね」


                     「ん?」


「ノープランでぶっつけ本番なの」


                   「は?…笑」



            「やっぱりノンはノンだぁ」


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