表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

68/79

68話

1日のアクセスが1,600を超えていました。ありがとうございます!励みとして頑張ります。

皆様からのブックマーク、評価、コメントもお待ちしてます。

王都にあるもっとも高い建物である白亜の王城。そしてその正面玄関口に、立派な馬車が横付けされていた。



スチュワート侯爵とメイリーンは、お腹いっぱいになるまで王族との昼食会でのコース料理を堪能した後、丁寧にお礼を述べてから馬車に向かったのだった。


メイリーンは朝から衣装の着付けとヘアセット、王子たちとの訓練、そして国王や王妃たちとの昼食会と目まぐるしい一日で、まだ昼間だというのにぐったりと疲れていた。

その上での満腹だったので、馬車に乗ってすぐに眠たくなっていたのだった。

そんな娘の様子に気がついた侯爵は、メイリーンの背をそっとさすって言った。



「今日もよく頑張ったね。礼儀は気にせずに、少し横になりなさい。」


「お父様…。ありがとうございます。」



そして、メイリーンはクッションに頭を乗せて、すぐにすーすーと寝息を立てた。



「まだこんなに小さな子どもなのに、体力の限界まで頑張らせてしまったな…。」



実際にはHPは並みの大人よりもモリモリにあるメイリーンだが、運動したあとにおいしい料理で満腹になったこの状況はお昼寝に適し過ぎていたのだった。


しかし、スチュワート侯爵は、愛娘が小さくか弱いのに大変な思いをさせてしまったと苦々しい思いで訓練や食事会を見守っていたのだった。


今、自分に出来ることはしっかりねぎらってやること、そして、好きなことをする時間や環境を与えることだと思った侯爵は、愛娘をさらに甘やかすことを誓ったのだった。



そして、侯爵家の屋敷に着くと、メイリーンを抱きかかえて馬車を降りた。

メイリーンは深く眠っているのか動じることもないため、ひとまずはベッドに寝かせに行ったのだった。


さらにはメイドたちには、しばらく起こさずに寝かせてほしいと頼んだ。

メイドたちは高価なドレスがシワになることや宝石がベッドのリネンに絡むことを危惧していたが、主人である侯爵の言う通りにしたのだった。


王城に行くことから午後に予定を入れないようにしていたので、予定の無いメイリーンは誰にも邪魔されず、そのまま三時間もの間、たっぷりと昼寝をした。


メイリーンが起きてからあまりに高価なドレスがシワだらけになっていたことで、どうしようと青ざめ、シャーリーに泣きついたことを侯爵は知らない。


お読みいただきありがとうございます。

ぜひ↓の☆☆☆☆☆より評価をお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ