チャプター6 なぜ私達のセカイを誰も覚えていないのか? (完)結編(9) 結局、犯人は----
気分が盛り上がらない時期が進んでいたんですけれども、
----なんと、遂に来ました!
黒野鉛筆様の、【非公式】ダンガンロンパ TheAfter! 遂に、第3章ですよ!
前回の第2章の終わりから、約1年5か月……。
これは、気合入るわぁ~!
書き終わってから見るんですが、ダンガンロンパ好きの皆さんは、ぜひ、見ておいた方が良いですよ!
----と、本編を上げていくスタイル。
ぼく達は、2つのチームに分かれて、ゲシュタルトを殺した犯人の手掛かりを探すこととなった。
まず、1つ目のチームは、殺害現場でゲシュタルトの死の真相を探すこととなったチーム。
このチームは、雪割杏平と久能環の2人で、情報を探すこととなった。
得た手掛かりは、以下の5つ。
〇スイリファイル
……被害者はゲシュタルト、死因は出血死。胸にナイフが突き刺さったところから見ても、このナイフが凶器だと思われる
〇マジックナイフ
……ゲシュタルトに刺さっていた、凶器。犯人が用意したモノだと思われる。柄の部分にボタンがあり、ボタンを押すことで、刃を収納することが可能
〇色が変わった血
……ゲシュタルトの周囲に広がる、血。最初は鮮やかな紅色だったが、今は赤い色をしている
〇ガラス片の跡
……ゲシュタルトの顔に、なにかしらのガラス片が入った跡。既に取り除いているみたいだが、ガラス系のモノがぶつかった跡だと思われる
〇謎の持ち物
……ゲシュタルトが持っていたもの。背面に《仇》と書かれた、将棋の駒
恐らく、犯行自体は、非常に簡単なモノだと思う。
おしおきによって死んだ乃等野サロンが最期に残したメモの効力によって、全員が動きを止めさせられる。
それを好機に思った黒幕が、全てのコロシアイ事件の黒幕が、ゲシュタルトを刺した。
ユキワリ・キョウヘイ「(ただ、それだけだから、犯人が絞れないんだよなぁ。具体的に言えば、誰か分からないんですよね……)」
トキワギ・トオカ「あたし! 頑張って、色々と捜査したんだから! 頑張ったあたし、ブイっ!」
2つ目のチームは、船が流れ着いた先である、本物の《幸福ヶ淵学園》を調査するチーム。
ここには、小鳥遊灯里、御剣緋色、久能環の3人が行ったのだが、途中でさらに2つに分かれたみたいである。
そんな中で、得た手掛かりは、以下の6つ。
〇スペアパソコン
……"何事も準備は大切ですよ" By久能環
〇御剣折刃
……橋渡恋歌が発見した、ファイルに書かれいた名前。【超逸材の主人公】という称号を持つ高校生であると同時に、御剣緋色の妹でもある
〇ギフデッド/アナザーエピソード
……御剣緋色の妹が、【超逸材の主人公】となった事件。乃等野サロンの小説の登場人物に憧れた5人の宇宙人が、大人達を滅ぼそうとするのを阻止したと、されている
〇乃等野サロンの小説【究極宇宙戦線】
……読んだ人間の性格さえ歪めてしまう、【超逸材の覆面美少女作家】の小説。黒幕としてコロシアイ集団に紛れ込んで行う、という内容で、良く読み込まれている
〇"宇宙人の見分け方"
……久能環がパソコンから手に入れた情報の1つ。乃等野サロンの書物に惹かれてやって来た、分かりやすい見分け方。宇宙人は身体的に、地球人とはっきりわかる特徴がある
〇K-Unoシステム
……意識をデジタル化することで、無限の可能性を手に入れる画期的なシステム。特定の機器にしか出来ないが、意識を転送することで無限の命を手にする。別名エクステンドシステム。
意識のデジタル化の負荷が大きく、地球人では耐えられない。なお、宇宙人でもかなり気合がないとダメ……らしい。
タカナシ・アカリ「宇宙人に、乃等野サロンの小説。さらには意識のデジタル化システム……。なんか骨董無形な手がかりばかりですが、これ、役に立てれば良いんですけど----」
ミツルギ・ヒイロ「大丈夫だ! どんな手掛かりだろうと、ちゃんと前に進んでいる! それが、ヒーローって奴だぜ!」
クノ・タマキ「(だっ、大丈夫ッ! K-Unoシステムは、未だに未完成ながら……プロジェクト的に8割くらい、ダッたシ----。
うっ、ウンっ! ワタシは関係ナイッ!)」
と言う訳で、以下の9つの手掛かりが出揃った。
まだまだ足りない所は多いかもしれないけれども、ぼく達は必死に情報を集めた。
色々と謎な情報は多かったけれど、これで、これらで必ず、このコロシアイ生活の黒幕を、見つけ出してみせよう。
ハシワタリ・レンカ「----どうにかしませんとね♪ さぁ~! みんなで、黒幕を見つけちゃぁ~お♡」
カスガ・ハルヒAI『あんたが、占めんのかい……』
そうして、最後のクロ探し裁判が始まる。




