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いちにちひとつぶ ~迷える君への贈りもの~  作者: おじぃ
高校生活 夏

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お金がない!

「やっばい、お金ない。どうしよ」


 夏休みの宿題をやろうと思って自室の机に向かった私。机の奥のラックに置いてある財布を開けてみてびっくり。ヒタッチとの修善寺旅行が私の経済情勢に大打撃を与えた。


 いやぁ、よく考えたら踊り子号に乗らなくても良かったかなぁ。修善寺から途中の三島みしままでは特急料金不要だから、帰る時間が少し遅くなっても三島から普通電車に乗り換えれば良かったかも。そうしたら6百円ちょい浮いた。


 母は蒸発、父は大阪に単身赴任、姉は死去した仙石原家は、帰っても誰も出迎えてくれない。だったらヒタッチと少しでも長くいっしょにいたかった。


 でも、過ぎたことを悔いても仕方ない。


 朝10時、雲がもくもく湧いている爽やかな青空。どこかでセミが鳴いている。


 天気いいし金欠だし、宿題なんかやる気しないね。


 受験生だけど、受験勉強もやる気しない。


 それよりお金。私の生活費はお父さんからの仕送りが主。普通に暮らせば光熱費や通信費は払えるけど、ケータイの機種変更7万5千円、ノートPCの買い替え15万円、ウイルス対策ソフトの更新1万5千円、昨日の旅行8千円などなど、思わぬ出費が発生するときもある。


 加えてこの季節は冷房を使うから電気代がかさむ。更に更に! な、なんと教習所に通うための約30万円も必要だから大ピンチ!


 しかしそれをお父さんが補填ほてんしてくれるわけではなく、不足分は自分で工面するしかない。


 こういうときは、バイトをするしかない!


 バイトといえば、宮下がバイトをしている通り沿いのファミレスが募集中。


 やってみようかな。夏休みに会える機会なんて、こうでもしないとつくれない。


 私は机の引き出しから履歴書を取り出して、油性ボールペンで必要事項を記入し、顔写真を貼りつけた。


 これまでもバイト経験はあるから、必要アイテム一式は揃っている。


 思い立ったが吉日。さっそくファミレスにレッツゴー!

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