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いちにちひとつぶ ~迷える君への贈りもの~  作者: おじぃ
高校生活 春

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17/84

世の中カネだよカネ!……?

「ねぇ、資本主義と共産主義ってなに?」


「そこから!?」


 風呂上がりの仙石原は浸地の指導の下、リビングで論文の執筆に取りかかるも、出だしから躓いている模様。


 資本主義はかなり端的に言えば金銭などのアイテムを基本に社会を動かす仕組み。労働力や実績に応じてアイテムや地位、褒美など自己の利益に繋げるのが基本。俺もさっき調べたばかりでよくわかんないけど、世の中カネだよカネって感じ?


 対して共産主義は財産を平等に分け合おうみたいな感じ。一見聞こえは良いが、いくら働いたところで当人が得られる利益は変わらない。故にやる気が起きにくい。そうなれば必然的に発展性は失われる。まぁ今の俺には持ってこいといったところだろうか。


 どちらにしろ一長一短あるが、それらを自由な発想で上手く組み合わせれば世の中少しは良くなると思う。どちらかに偏るから良くないんだ。俺の持論はこんな感じで、論文にもそれを反映しようと思う。


 さて、執筆を続けよう。俺は仙石原が平塚へ出かけている間に自宅で湯浴ゆあみを済ませ、論文は約五分の一にあたる八百字ほど書いたので徐々に気が楽になってきた頃だが、浸地に毛をむしり取られたすねがヒリヒリしてはなから乏しい集中力が極少となった。


 クッソ〜、こんなになるんだったら風呂に突撃すれば、いや、そしたら大事なところを潰される。ならせめてアイツらが入った後の風呂に入って毛の一本でも採取してやれば良かった。色素でどちらの毛か判別可能だ。あぁ、もう風呂済ませたって言っちゃったし、今から入り直すなんて言ったら面倒なことになりそうだ。なぜ俺はどこまでも弱い立場に追い込まれなければならないんだ。まぁいい、とにかく今は論文を仕上げよう。


「ああもうやだやりたくない! これが終わったら予算の割り振りしなきゃだし徹夜じゃん! うちの学校ブラックだよ!」


「もうやりたくないってまだ一行しか書いてないじゃん! あ、最初のひとマスは空けないと書いてないことにされちゃうよ!」


 浸地の言う通り、一般的に文章を書き始める際には最初の一マスを空けないと受理されない。俺も最初から殆どないやる気が尽きそうなので、一度その場で寝転ぶ。時刻は二十三時過ぎ。長丁場の小休止だ。



 お読みいただき誠にありがとうございます!


 通勤、通学などのちょっとした時間に読める短めのお話をお送りしております。


 え~と、キリが良かっただけです( ̄ー ̄)

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