表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いちにちひとつぶ ~迷える君への贈りもの~  作者: おじぃ
高校生活 春

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/84

取り調べ

「さあ全部吐くんだ! どうして逃げた!」


 先ほど俺と仙石原がディナーをしていたテーブルに、再び一杯のカレー。その前には連行された浸地が座っている。仙石原は刑事の如く取り調べを始めたが、どちらかと言えば論文執筆を怠った仙石原が取り調べられるべきではなかろうか。


 仙石原から平塚となりまちまで追って捕まえたと電話があったときはびっくりした。道理で戻りが遅いわけだ。その間、俺は自宅で執筆作業を少し進めた。しかし、わざわざ時間のかかるバスで逃げるか? 逃げたヤツをそこまで追うか? と。まあ、前者は納得だな。


「逃げるでしょそりゃ。めんどくさい」


 浸地にとっては面倒他ならないだろう。論文執筆はとっくに終えたらしいし。


「めんどくさいじゃないよおお!! 面倒から逃げてたら未来は切り開けないんだよおお!! しかも電車で逃げたら捕まると予測してバスで逃げるなどと姑息な手段を使いおってこの知能犯が!!」


 仙石原はテーブルをバンバン叩いて激昂しているが、どう考えても非があるのは浸地を呼んだこちら側だ。


「面倒から逃げてたら未来は切り開けないんだよね? じゃあ早く書きな、論文」


「ふむふむ、それも一理ある。しかしだね大甕おおみかくん。人は一人では生きられないんだよ。未来を切り開くにも信頼できるパートナーが必要なんだよ。それに選ばれたのが大甕浸地、キミってわけさ」


 こらこらどこぞの少年名探偵みたいにウインクしながら人を指差すな仙石原。


「そう? まあ、そんなに言うなら……」


 あぁあぁ、浸地も単純だよな~。照れて顔紅くしてポリポリしちゃって。


「よし! ではまず一緒にお風呂入ってリフレッシュしよう! 宮下! 覗くときは言ってね!」


「おう」


「覗くな!」


 さて、二人が風呂入ってる間に四百字くらい進めるかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ