作者のうつ病日記。
日々の退屈、ジリジリとベルトコンベアのように近づいてくる社会進出や変化への焦りと恐怖。
まだ来ることも確定していない未来を日々恐怖と共に眠る。
3月の初め。
朝、4月。
春の匂い。
獣臭と日差しのかすかな匂い。
それらを包み込み運んでくる春風。
少しだけ、窓を開けてみる。
暖かく、懐かしさと再会を夢見ていた、あの春をベットのシーツと共にただ泣きながら抱きしめる。
空の青さが目立と始める5月。
最近は、もっと、ずっと見なくなった鯉のぼりと夜の静まり。
少しは、ポジティブになれる。
それをただ。
また。繰り返す。
ただ、刹那を辿り、続けるそんな淡々とした日々もできるならしたいが、感動を日々感じ、噛み締めて生きていけるような人間になりたい。