表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/109

第二話 恋愛 3.片想い(2)


「おい、白田。」

「何?桃井。」

「早瀬ってあの時の女子じゃなかったっけ?」

「そう。」

「なんでそんな奴と遊ぶんだよ。」

「さぁね。」

「おいおい。情報通の白田らしくねぇな。何か訊いてねぇの?」

「訊いてみたんだけど、緑川からはとりあえず大丈夫、みたいな返事しかなかったんだよ。」

「なんだよそれ。女って分かんねぇなぁ。」

「まぁ。緑川もなんだかんだ言ってお人良しだからね。頼まれたら断れなかったのかもよ。」

「頼まれたって?何を?」

「例えば、黒沢との仲を取り持って欲しい、とか。」

「は??何?あいつ黒沢狙いな訳!?」

「そうみたい。」


「・・そういえば、緑川って誰ともつき合ってないんだよな?」

「そう。僕らの中で彼女持ちは桃井だけだね。」

「それは今関係ないだろ。ったく、青山でも黒沢でもさっさとすりゃいいのに。」

「人それぞれだからね。人の恋愛事情には首突っ込まない方がいいんじゃない?」

「しねぇよ。」

「ま、あの二人は大丈夫でしょ。今回は助っ人も居るみたいだし。」

「助っ人?」

「花田さん。彼女は事情知ってるみたい。」

「へぇ。」



「・・・・・白田。ちょっと待て。」

「どうしたの?」


「・・・・・・・。俺、付き合い始めたのつい最近なんだけど。」

「先週からでしょ。」

「・・・・・・・・。誰にも言ってねぇ筈だけど、何で知ってんだ?」

「あれ?そうだっけ?」


「・・・・・。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ