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第一話 仲間 5.動物園(8)

「ねぇねぇ、青山君って好きな人いるの?」

「いないよ。知ってんだろ。」

「じゃあ、好きな人は?」

「知らない。」

「知らないの?仲いいんでしょ?」

「あいつそういう話しないもん。てか、自分で訊けばいーじゃん。」

「訊けないよ!そんなこと訊いたら私が青山君の事気にしてるってバレバレじゃん。」

「いーじゃん、ばれたって。いつか言うんだし。」

「今はまだ駄目なの!」


 もー、分かってない、とか言いながら花田が文句を言う。

 面倒くさいな。こっちは協力してやってんのに。


「緑ちゃんに訊いて貰おっかな。」


 なんか、その言い方にカチンときた。


「だからそういう事は自分で訊けよ。緑川を利用すんなよな。」

「何それ?なんでキレてんの。ワケ分かんない。」


 うわっ。こういう事言う奴嫌い。

 あ、でも緑川の友達だしなぁ。


「・・・。ねぇねぇ。」

「何?」

「赤木君ってさぁ、緑ちゃんの事好きなの?」

「・・はぁ?」


 何言ってんだコイツ。もうヤダ。

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