魂の記憶
何度も繰り返される人生で私はクロエを処刑してる、それも言われの無い冤罪だ、彼女の悲痛な訴えさえ退けて、しかも処刑に値する罪ですらない、今見せられている私はオカシイ、こんなに彼女を憎悪して、なぜ末席の男爵令嬢に入れあげている?あの女はいったい…?禁じらた呪術使いか?
クロエ自身は気付いていないが彼女は精霊の愛し子だ、精霊妃が姿を表し、守る程の、半信半疑だたが間違いなく愛し子、そして次世代の愛し子が産まれないまま愛し子が殺された時世界は闇に包まれて崩壊へ進むはずなのだが、巻き戻りが繰り返されている、正しい形に戻れるように。クロエを犠牲にして、クロエの魂がその度に傷ついて壊れていくようだった。その原因が私だ、操られていようがいまいが関係ない、傷つけて、壊したのは、、、
公爵令嬢が男爵令嬢に強く当たったとして、多少痛めつけたとして、断罪されるなど本来有り得ない。それにあの男爵令嬢下品で低俗だ
なんだあの破廉恥なドレスは、あんなに擦り寄る必要があるのか汚らわしい。それに自分が可愛いとか自画自賛してるが、クロエの方が美しく気品がある、才能も何もかもクロエの方が、、
マリアナ・メイプール男爵令嬢1人の策略なのか?男爵家に誰か入れ知恵でも? だがしかし、結果はいつも世界が闇に包まれる、瞬間私や皆が正気にもどるのに、なにもかも遅い・・・マリアナも悲鳴を挙げ事切れてしまう、そしてまた繰り返される。だが、おそらく今回が最後のチャンス、もし悲劇が繰り返されたらクロエは闇に飲まれてしまう、精霊に見放されたら世界は、、。本当に破滅するだろう。きっともう抱えきれない程クロエは傷つき、壊れ、衰弱仕切っている。好いた男に憎悪され殺され続けるなど、どれほど辛いだろう。そりゃぁ私とは離れたいだろうな。私が信じられないだろう、でも私は、、守りたい、慈しみ、甘やかして、幸せにしたい、ずっと私を想い続けた彼女を私も今は強く想いはじめている。
だが、何度も繰り返され傷つきながらもひたむきに私を愛してくれる彼女を、、本当に守れるだろうか?どうしたら未来を変えられるだろうか?
守りたい!笑顔にしたいと強く強く願った。
気がつくとまた精霊妃の前にいた。
「妾はヒトの営みに干渉はできぬが、クロエは守る、其方ができぬなら精霊の郷につれてゆく。」
精霊の怒りなのか?畏怖の念を感じる程だった。
精霊の郷はこの世であり、この世でない境界線にあるという、人は干渉できない場所。
つまり………
直ぐにでも答えなければいけないに
あぁ……答えが見つからない
なかなか更新出来ずにいてすみません。
なかなか家庭との両立が難しく、私の文章能力が、思った通りに書けなくて申し訳無いです。
でも、まだクロエの話しは続けたいです。
応援して頂けたら嬉しいです。