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36 十五日~二十日目 go home 3

次の日、目覚めたらボクの顔の横でドライが寝ていた。

寝顔がかわいくて、ジッと見つめていたらムズムズしだしたので、寝たふりをしている事に気付いた。

何のために狸寝入りしてるんだろうと思い、更に見つめると。


((分かったわよ、起きているわよ))逆ギレされた(訳が分からないよ)


訳を聞いてみたら、ボクに優しく起こしてもらいたかった…だけ?

ん~彼女が彼氏を試す的なイベントかな。


「面倒くさいのからやめてね」と優しく釘を刺した。


更に機嫌が悪くなったのは、言うまでもない。

仲間に会えてどうだったと、聞きたかったけど後にしよう。


何事も無く朝を迎え、慌ただしく支度をしてヒリバ村を目指した。

魔物に襲われる事も無く快適に馬車は、走る。

そして日中に、村に到着した。

父達、傭兵組も今日は、ゆっくり休む事ができるだろう。



その後旅は、順調に進み。



ムバクーヘンの街には、夜着いて朝出発したのでラグとトリルが、お土産を買う暇が無かった。

砂の確保も出来なかったので、ボクも残念だ。


次のコトネル村では、デクシラとゆっくりお別れをする為、翌日のお昼まで滞在したが、お土産を買う様なお店が無かった。

二人とも父親に泣きついたら、代わりになる物を渡されたらしい。

中身が分からないので、若干不安そうだ。


コトネル村を昼中に出てから、今夜で2回目の野営だ。

明日は、ストラダム村に少し立ち寄りアジョンを目指す。


ストラダム村に昼前に着いた。

ここに来るのは、少し怖かった。

だが、村に足を踏み入れると見違えるようになっている。

建物が全て撤去され、その廃材を利用して美しく整備された道が、墓所へと導いていた。


湖まで足を延ばし暫し黙とうを捧げる。

ドライに前の晩、ここであった出来事を話して聞かせていた。

なので悲し気に墓所を見つめているが、何かを思いついたように空に舞い、キラキラ輝く粉を振りまく。

他のピクシー(小鳥)も真似ている。


暫くすると、足元から色とりどりの可愛くも美しい花々が咲き誇った。

こんな事出来るなんて…ドライがいて良かったな。


ストラダム村を出たら、あと半日でアジョンだ。

多分、野営をしないでそのまま家路を急ぐだろう。

だって、晩御飯のお弁当があるからね。


到着時間は、夜中と聞いてる。

久しぶりの我が家だ。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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