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仮登録を終え浮足立ったニールと合流し、お祝いがてら宿屋の食堂へ繰り出した。


「おめでとう!ニール」

「ありがとう兄貴、みんな」


「あの、小さかったニールがなぁ」

「確かトリルと友達になった切っ掛けが、修練場の時だからニールは、まだ赤ん坊だったよね」

「そうだな…そう考えると俺達も年取ったな」

「何言ってんだ、俺達もまだ子供だ!」

「来年成人するまでは、子供ですぅ。でも~ラグとトリルは、この一年で縦も横もすっかりデカくなって、ギリッて感じ?」

「ヘヘ~ン良いだろ。筋肉ムキッ!」

「そう言うスミスは、チョット肥満入ってないか?」

「ぐっ、気にしてるのにぃ~」

「ノアは、美人だけど背がもうちょっと伸びて、ポンコツが治ればモテるぞ?多分」

「美人って何?男だからね、それにチビじゃ無いし!普通だし!」


一頻りにぎやかに時を過ごし店を出た。


「今日から五日間休みだ。それぞれ有意義に過ごしてくれ」

「ラグ、すっかりリーダー業が板に付いて、誇らしいよボク」


なんて揶揄い、大袈裟に泣き真似をしたら、スンとした表情で後頭部をはたかれた。

トリルは、ニールを連れそのまま薬草採取の依頼を受けて連れ出すらしい。


「じゃぁな!」

「またねー」


この後、家に帰り衝撃を受ける事になるとは、夢にも思わなかった。

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