登場人物と世界設定
●世界設定
・ライズと呼ばれる異世界
・ある日、ライズが戦前の地球と繋がり、地球の列強から魔法と引き換えに機械文明を学んだ。
・しかし、異世界間貿易の利権を巡って条約国陣営と連盟国陣営が対立。
・クロア公国で条約維持の大公派と連盟加盟を主張する帝国派による内戦が勃発。
・ライズの列強や地球の親条約国（日英独伊）と親連盟国（米ソ仏）がこぞって義勇軍を送り込み、戦争は泥沼化。
・連盟の盟主、ゾンム帝国は地球と貿易する資源欲しさに周辺国に武力侵攻を繰り返し、猛非難を浴びている。特に小国エスタに侵攻した際、抵抗を行う軍人たちへの見せしめの為に、無防備都市宣言を行った首都レーネスを無差別爆撃で焼き払っている（「鮮血の収穫祭事件」）。
●クロア公国
・ライズの列強である５大国の１つ。イタリア王国と優先通商権を結び、交易を行っている。
・現在、親条約国陣営である大公派と、親連盟国陣営である帝国派との内戦の真っ最中。両陣営が義勇兵を送り込み、地球の兵器が集まった実験場に。
●メインキャラクター
・アルフォンソ・アッパティーニ
クロア陸軍准将。３３歳。
優秀な弟と比較され、「怒らない男」「じゃない方のアッパティーニ」とバカにされている。
偶然から反抗作戦の指揮を命じられ、ヴェロニカを右腕に勇将パットンに戦いを挑む。
・ヴェロニカ・フォン・タンネンベルク
ドイツ陸軍中佐。２６歳。
優れた知略を持つが、舌禍事件を起こしクロアに左遷された。
とある過去から「馬鹿」が大嫌いである。
・レナート・アッパティーニ
クロア海軍少将。２８歳。
アルフォンソの弟で、将来を嘱望される若手提督。
アルフォンソが周囲に馬鹿にされる原因ではあるが、兄弟は固い絆で結ばれている。
・ジョージ・パットン
アメリカ陸軍中将。
史実の第二次大戦でドイツ軍を翻弄した名将で、アメリカ陸軍で最も戦車戦に精通した将軍と言える。
大公派を攻めあぐねる帝国派戦車部隊のテコ入れの為に送り込まれてきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3
●その他の人物
・カタリーナ・クロア
齢１８歳にして、クロア公国大公として戦争指導を行う。
国民に絶大な人気を持つが、大勢の人名を預かる重責に苦しんでいる。
アルフォンソを司令官として抜擢した。
・飯村穣
大日本帝国内閣直下の総力戦研究所所長。
史実では日本の敗戦をいち早く予言し、「真珠湾攻撃と原爆投下以外はすべて予想できていた」と言う。
本作では日本改革の立役者となり、東条英機首相の懐刀として戦争計画を立案するフィクサーである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E6%9D%91%E7%A9%A3
・ヒュー・ダウディング
史実ではバトル・オブ・ブリテンの陣頭指揮を執った英雄。英国空軍退役中将。
何時の間にかクロア義勇軍総司令を押し付けられていた。頑固者一徹な堅物だが頑迷ではない。現実主義者で、勝利の為なら過酷な命令も辞さない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
・ファビオ・ロッソ
カタリーナの家臣団に属する青年貴族。
とある事件からアルフォンソに目をかけ、カタリーナに推挙する機会をうかがっていた。
●ゲストキャラクター
※この２人は現在執筆中の「王立空軍物語～転生パイロットの異世界空戦記～」でメインキャラとして登場します。
・南部隼人
「王立空軍物語」の主人公。クロア空軍少尉で、ダバート王国から派遣されてきた義勇兵。
戦功著しい精鋭部隊「飛行第６４戦隊」で小隊長を務める。
右腕のマヤに頭が上がらない。
・マヤ・サヴェートニク
隼人の部下で、クロア空軍曹長。
ゾンム帝国の侵略に祖国を追われた経験がある。
新品少尉である彼を鍛え上げた凄腕のベテラン下士官だが、恐ろしく毒舌なのが玉に瑕。
未だに隼人を下手くそ呼ばわりするが、内心では誰よりも認めている。
ホームページでキャラクターのビジュアルを公開しております。
https://jyushitai.com/
