異世界ファミレス
「その剣は呪われていてね。作った本人の願いが叶うまで抜けないんだと思う。 あ、焼き鳥1つ」
「その願いって」
「まあ、魔王討伐とかじゃない?あ、あと枝豆ちょうだい」
「じゃない?ってそんなアバウトな」
「しょうがないじゃん、作った本人しかわからないし、中学生が考えることなんてそんな感じでしょ」ムシャムシャ
「中学生が作ったの!?」
「天才中学生だなんて噂されてたもんだけど今はどこでなにしてんだか」
「中学生が呪いの剣を作るってどんな世界観だよ」
「神にすら抜けないなんてねー、中二病恐ろしいわー」
「笑うことじゃないだろ」
「いいの、そういう世界なの」
「でも魔王なんてどこにいるんすか、今の総理大臣にすら興味ない俺が魔王倒しに行っても魔王も困ると思うのですが」
「前にも言ったけど魔王がバランス崩して世界が危ないのよ。ちょうど良かったわー」
「え?絶対嫌ですけど」
「なんで?世界救うチャンスじゃん」
「いや、そんな事を夢見たことなんて無いっすよ」
「え?子供ってみんな世界救いたいもんじゃないの?もはやボランティアくらいの気持ちでいたよ?」
「やめろ!そういう偏見!」
「まあ、でも他に方法ないし、彼女もできるかもしれないし、神にだってなれるかも」
「・・・」
「あ、もしかして寿命のこと気にしてる?大丈夫!魔王倒したら体内時間を戻してあげるから!」
「オー!ワタシニホンゴワッカリマセーン!」
「まあ、魔力に溢れていて普通の人間が行ったらどうなるかわからないけど」
「くそ、無視しやがった」




