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きっとしんじつは
部屋の外がザワザワと騒いでいてそれで目が覚めた。
「何かあったんですか」
部屋を出てその辺の人に聞いてみる。
「あ、剣の人」
そういうあだ名だったんだ。そういえば忘れてたな。
「え、殺人事件ですか」
なんてこった。そんな事が身近に起きるなんて。
一宿一飯の恩だ。俺も協力するか。
遺体を見た。心臓をナイフで一刺しされたようだ。凶器は持ち去られた。
俺は凶器を探してみることにした。
しかしこの屋敷はとても広いので全部周るのは無理だった。
半分くらいで別の人に任せて聞き込みをした。
「俺はその時部屋で遊んでたぜ」
「私はその時お風呂に入っていたわ」
「怪しい光を見たわ、あれは良くない事の前兆のようなものだったのかも」
「怪しい三人組を見た、どうぞどうぞって言ってた」
それは芸人だから優しくしてやってくれ。
あまり当てにならないなと思って部屋に戻ると自分の部屋にナイフが転がっていた。




