18/41
まあまあ
クロウサさんは用事があるらしくどこかへ行ってしまった。
城の前まで案内してもらったが案外普通だ。一流企業のビルみたいだ。
「すいません、神様に会いたいんですが、あ、クロウサさんの紹介です。」
受付のお姉さんはいい感じだ。スタイルがとても良いがやはりそういう採用基準なのだろうか。
クロウサさんの名前を出すとスムーズに行った。やはり偉い方なのだろうか。
お姉さんに連れられて神様室にやってきた。
中に入ると違うお姉さんがいた。この人が神様なのだろうか。
「あなたが神様ですか。」
なんの返事もない。っていうか聞いてない。本読んでる。
それから何を言っても聞いてくれなかった。一つの仮説が生まれた。もしかして、言葉が通じてない。
「マイフレンド、マイフレンド」
急に馴れ馴れしかったか。
「ハンバーガープリーズ」
ダメだ、何を言っても反応しない。本当ダメだ。何をやってるんだ俺は。何しに来たんだ。帰りたい。
もう踊るしかない。俺は頑張って踊った。クルクル回ったし地べたを這いずり回った。
「死ね」
言葉通じてた。何なんだよ今の流れ。次は太鼓を叩いて阿波踊りしようとしてたのに。
そして初めて神様からかけられた言葉がめちゃくちゃ辛辣。




