亀の頭 Bad episode
安価だし、期限は一日だった。後悔はしていない。
俺の名前は本田 松郎(ほんだ まつろう)。
俺はとある会社の秘書をしている。
だがこの会社、とんでもなくでかい。だから俺は社長になりたい、ただその一心で俺はある事件を起こしたんだ。
俺の家は昔から貧乏で、とんでもなくひもじい思いをしている。だから金持ちは嫌いだ。
だから俺は、社長家にいる人間を全員殺してやったんだ。
いや、ただ一人除いてな……。
俺の作戦は完ぺきだ。
まず亀を二匹使って一匹を廊下に出し、メイドや執事にされを何とかさせようとする。
残りの一匹で頭を殴る、死ぬ。なんて完璧な作戦だ。
俺はそう思っていた。
次に一人息子の陽(よう)君を呼んで、遺産ではなく会社の相続の話をする。そして俺が会社を乗っ取る。
ここでとあるメモを書いておいて気も油断させておいた。
俺の勝ちだ。
だが、話はそう上手くはいかない。会社の経営がとんでもなく難しいのだ。
色々な指示をよく細かく社長は出してる思ったが、それは本当に必要だったのだ。
本社だけは持っても、他の会社まで頭が回らなくなり、どんどん株価は暴落、ついには潰れたんだ。
だけど俺には見えたんだ、二人の悪魔が。
社長と、その妻である副社長の悪魔が俺には見えたんだ。
そのせいなんだ!くそう……。俺はなにをしてるんだ。
そんなとき、陽君から警察署に呼び出された。
しかたがない、もう自首しよう。多分隠せてないんだろう。一旦落ち着いてから今までの行動を見ると自分があほらしくなる。まるで小学生レベルだ。
そうして俺は自首をして、留置所にいるんだ。
だが、俺は留置所から脱走した。
俺の狙う人間はただ一人、陽君だ。
俺は陽君を刺殺し、その後自殺をした。
最高に、気分が晴れたぜ。
ああ、金持ちを殺すっていいなあ。
あれ?でも俺はスカした金持ちが嫌いだったんだよなあ……。
あの二人は……そんなこと、してなかったなあ……。
俺は一体何をしてるんだろうか。
もう、なにも考えたくない、考えれない。
俺は薄れゆく意識の中で後悔と無念だけを残し死んだ。
処女作にしてはひどすぎるだろjk