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私の愚痴  作者: 咲花
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ケチな彼氏

なかなか寝つけない夜、普段はすっかり忘れているような過去のことを思い出したりする。

今ではずいぶん前のこと、、学生時代に付き合っていた彼氏のことを思い出した。


初めてのデートで言われたこと。

「お金のことで揉めたくないから最初に決めておきたいんだけど。ご飯とかデート代は全て割り勘にしよ」という内容だった。初デートで浮かれていたのに、急にシビアなことを言われて、ちょっと引いてしまった。確かに、しばらく経ってそういう話をするよりは、いいのかもしれない。

しかし、そう言い切った彼が、あまりお金を持たずにデートに来るようになるのに時間はかからなかった。


少し遠出の買い物に行った時のこと。せっかくの遠出なのに、彼は3千円しか持参せず、3千円の買い物をしていた。所持金ゼロで、平気な顔をしてレストランに入る。彼の中で、私が立て替えるのは当たり前になっていたのだろう。しかも、後から返してくれる時に半分より少なめに返すこともしばしばあった。

お店の商品の前で、

「これ買いたいのに、今お金がない」

と言い、こちらが出してあげざるを得ない状況にすることもあった。


彼の大学の文化祭に行った時のこと。

私に何も言わず、彼が焼き鳥を3本買っていた。

ん?これは私の分も買ってくれたのだろうか?と考えていると、

「あれ、買わないの?」

と一言。あぁ、自分の分だけさっさと買ったのね。お金は払うから、一言聞いてくれてもよかったのに、と残念な気持ちになった。


カラオケに二人で行った時のこと。

会計が1200円だったので、千円ずつ出した。おつりはとうするのかな、と見ていたら、当たり前の顔をして自分の財布に入れていた。これはドン引きした瞬間だった。もはや突っ込む気にもなれなかった。


私にとって一大事の、卒論提出の時のこと。

当時、私は往復3時間かけて大学に通っていた。

卒論の提出は、お正月明けてすぐだった。定期もあるし、いつも通り電車で行こうと思っていたのに、、

「卒論出しに行く時に俺も行くわ!(私の)車で行こう!」

と彼に言われた。瞬時に、ガソリン代がかかるから、自分が車を出すのは嫌なんだろうなと理解した。

「でも定期あるし、自分で電車で行くから大丈夫」

と断ったのに、

「でも、俺一回も(私の)大学に行ったことないし、行ってみたいから」

と押しきられた。だったら自分が車出してくれたらいいのに、、。

お互いの家に迎えに行く時も、自分は細い道に入りたくないから、車で拾いやすいところまで出てきてと言うのに、私には、自分の家の敷地内まで車で入ってきて、と平気で言う人だった。

なんで、卒論提出という緊張する日に、わざわざ車で彼を迎えに行って、1時間半も運転しないといけないんだろう、と不満に思いながらも彼に合わせていた。


そんな彼が、ある日、得意気に私に問題を出してきた。

「人を愛するってどういうことだと思う?」

まさか!?と嫌な予感を抱きながら答えた。

「自分より相手のことが大事に思えること?」

「そう!よくわかったなぁ!」

と得意気な彼。嫌な予感は当たった。

これだけ自己中な態度とっていて、すごいことに気づけた!みたいな顔をしてそれをあなたが言うのか、、。

とシラケてしまった。そして、顔に出さないようにしないと!と必死に隠した記憶がある。


いろんな人がいるけれど、自分と価値観が合う人と一緒にいることが、平和に過ごせるポイントなのだろうと思う。







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