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歩くウイルス

作者:リューク
ミカイルは体の小さい中学生。戦争孤児で幼い頃暴力団にさらわれたが、名医のサンドラに買われ育てられた。耳の持病持ちの同級生オレグと共に不良に絡まれていたある日、指の短い同級生ニーナに出会う。彼女は昔戦争で撒かれたウイルスの感染者に家族を殺され、ソーニャが運営する孤児院で暮らし犯人を探していた。

ミカイルはオレグの父のゴランの仕事を手伝った夜、人肉を食う影を目撃する。翌朝政府は「感染者が増えたため爆弾で消す。非感染者は隣国に移住できる」と発表。皆が検問所のある国境基地を目指し始めた。サンドラはウイルス研究の責任者に任命され街を去り、ゴランは仕事で留守にし、ソーニャも孤児院の幼児達と車で出発していた。他に当てのないミカイル・ニーナ・オレグは一緒に向かうことにする。

食料を奪い合う過酷な旅路。仲の悪かった3人は、徐々に力を合わせサバイバルを乗り切るようになる。途中、人肉を食う殺人鬼のレヴォリと、治癒能力を持つタチアナに遭遇。2人は感染者で隣国を目指していた。

検問所に着きサンドラやゴランと再会。国境を渡れるかと思いきや、3人は感染者だと発覚。ニーナは脚力が増す一方指先から体が無くなりかけ、オレグは異常聴覚で神経が壊れつつあり、ミカイルは特殊能力がなく体が赤子に戻る症状。各々の体の悩みはウイルスが原因だった。政府はレヴォリの国境突破により、非感染者の受入を隣国に拒まれることを恐れ、彼の討伐と爆弾投下の前倒しを決定。

喧嘩別れする3人。しかしミカイルが再び暴力団に襲われたのを機に、生き延びたい想いが蘇り、ゴランと検問所を強行突破する。

レヴォリは国境基地に現れ、隣国で抗ウイルス薬を作るまでの人肉提供を政府に要求。3人はソーニャ達と再会後、敵の情報と特殊能力を買われ軍に入隊。レヴォリを倒せば爆弾投下が遅くなり、サンドラによる薬の精製に希望が持てる。

ニーナやオレグが軍と共に戦う中、ミカイルはタチアナと会い暴力団に襲われた辛い過去を聞かされる。またニーナはレヴォリが両親を殺した実の兄だと知る。その後激戦の末殺されかけるが、ミカイルが救う。瀕死のミカイルとレヴォリ。どちらを助けるか迷うタチアナ。ミカイルが辛い過去と今の症状を明かすと、同情したタチアナはレヴォリの力を奪いミカイルを治癒し決着する。

その後サンドラの研究とタチアナの能力で薬ができ、3人は正常な体を取り戻す。
増えるウイルス
2024/04/30 17:37
集まるウイルス
2024/04/30 17:47
嘆くウイルス
2024/04/30 17:49
訴えるウイルス
2024/04/30 17:50
戦うウイルス
2024/04/30 17:52
喜ぶウイルス
2024/04/30 17:54
歩くウイルス
2024/04/30 17:55
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