159/249
第二十二帖 (一五九)
われが助かろと思ふたら助からぬのざぞ、その心われよしざぞ。身魂みがけた人から救ふてやるのざぞ、神うつるのざぞ、のうつりた人とのかかりた人との大戦ぞ、ととが戦して、やがてはを中にしてがおさまるのぞ。その時はでなく、もでないのざぞ、となるのざぞ、とのまつりぞと申してあらうがな。どちらの国も潰れるところまでになるのぞ、臣民同士は、もう戦かなはんと申しても、この仕組成就するまでは、神が戦はやめさせんから、神がやめる訳に行かんから、今やめたらまだまだわるくなるのぞ、の世となるのぞ、の世界となるのぞ。今の臣民九分通りになりてゐるぞ、早う戦すませて呉れと申してゐるが、今 夜明けたら、臣民九分通りなくなるのざぞ。お洗濯第一ざぞ。九月の二十六日、ひつ九のか三。