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第六帖 (一一三)
天は天の神、国は国の神が治らすのであるぞ、お手伝ひはあるなれど。秋の空のすがすがしさが、グレンと変るぞ、地獄に住むもの地獄がよいのぞ、天国ざぞ、逆様はもう長うはつづかんぞ、無理通らぬ時世が来たぞ、いざとなりたら残らずの活神様、御総出ざぞ。九月の一日、ひつくのか三。
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いろは祝詞(○印拍手)
○○○いろは○にほへとち○りぬるをわかよ○たれそ○つねならむ
○うゐのおくやま○けふこ○えてあさき○ゆめみしゑひもせすん。
アイウエオのりと
アイウエオ カキクケコ サシスセソ タチツテト
ナニヌネノ ハヒフヘホ マミムメモ ヤヰユヱヨ
ラリルレロ ワヰウヱヲ、