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うねび倉庫  作者: 采火
18/29

冒険の書とフェアリーミード

【トレーラー】Birth


希望の中で心は傷つかない。

理想の中で心は自由。

だど、夢の中で手にしたものは何も残らない。

たとえ甘い蜂蜜酒で乾杯をしたとしても、杯を傾けていた事実すらなくなって。


ーーー畢竟、世界の理がそうだとしたら。


朝に昇る陽のように。

夜に昇る月のように。

繋がることも。

交わることも。

重なることも。

ないはずだったその壁を越えて。

いつか差し出された指先に口づけるその瞬間は、現でありたい。


人が選択を迫られたとき、どちらへと天秤は傾くのか。


魔法学園RPGハーベスト

「フェアリーミードで乾杯を(仮)」


魔法の時間は、まだ終わらない。


【コネクション】


pc1(主人公)とハーベストの学生


千賀乃斗(現実世界/日本)

火・闇の魔導書魔導学科。

発動体:魔導書冒険の書。

17歳。

一年前、両親が交通事故で亡くなった天涯孤独な高校生男子。ある日魔導次元に迷いこむと、父からもらった洋書が魔導書であると知り、自分の知らなかった両親の一面を知りたいと思うようになる。


オリーヴ・アベラール(魔導次元)

風・光の紋章魔導学科。

発動体:オーブ。

18歳。

過去、カース事件で大切な人を失くしたらしく、人一倍カース事件に関して関心を持つハーベストの学生。困ってる人がいたらうっかり手助けしようとするお人好しなのは、昔の相棒の受け売りのようなもの。お茶目なところもあり、乃斗を困らせることも。



pc2(アマリリススパイ)とハーベスト学生


バニーニャ・ルルベリア(魔導次元)

水・地の変身魔導学科。

発動体:黒豹の耳飾り。

ネズミのクリーチャーを飼っている。

16歳。おっちょこちょいなところもある元気娘ではあるが、アマリリスのスパイの一人。よくバディを組み、クリーチャーにもカースにも偏見のないエミリアンに好意を持っている。


エミリアン・シェロン(魔導次元)

水・光の楽器学科。

発動体:オカリナ。

スタンス:妖精の蜜酒(フェアリーミード)

19歳。魔導次元のゆるふわ音楽家の家系に生まれる。優しく、人当たりもよく、その笑顔でよく人をたらしこんだりする。自分がフェアリーミードとは気づいていないが、よくよく考えれば、過去幾度もカース事件に巻き込まれているのに、カース感染の症状が出たことはなかった。



pc3(主人公)とドロシー


桜宮仄華(現実世界)

火・闇の邪眼学科。

発動体:Bloody Mary of the Mirror

17歳。現実世界で悪魔のマリーにとりつかれたことをきっかけに邪眼【Bloody Mary of the Mirror】を手にいれる。ドロシーにスカウトされ、ハーベストへはその力をコントロールするために通っている。


ドロシー

ドロシーはいつものドロシー。




【スタンス】

妖精の蜜酒(フェアリーミード)

クリーチャーや妖精に好かれやすい体質をもつ人のこと。

クリーチャーに好かれるということは、カース感染者になりやすいということだが、「妖精の蜜酒」はカースに対する耐性がかなり強く、潜伏帰還も長いため、通常のカース感染者のように発見することもなければ、自分がカース感染者であることに気づかずに一生を終えることもあるという。ただし胎内で長期間潜伏していたカースは宿主の死後、宿主を「クヴァシル」という怪物へと進化させる。

クリーチャーたちはフェアリーミードの周囲でうたた寝をしたり、警戒心を解くことが多い。アスタロト大公爵曰く「彼らは我らにとって極上の蜂蜜酒である。一度口に含めば心地よくなり、全てがどうでもよくなるが、酔いが冷めた後は恐ろしい」らしい。

フェアリーミードがカース感染した場合、幸福感を与えることができればカースを打ち消し、治療することが可能であり、また当人にその意思があればカースを制御しマナとしてコントロールすることも可能になる。


クヴァシル

カースが蓄積しきって一定の閾値を超えた時、フェアリーミードはカースへの耐性が極端に低くなり、クヴァシルという怪物へと変貌する。クヴァシルに宿主の意識はほとんど無く、大量に溢れるカースを撒き散らしながら、理性なく自分の欲に忠実に従い続ける。溢れたカースは、その濃度が高いことから、霧散せず蜜液のような粘性を持ち、この粘液はクリーチャーに非常に好まれる。



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