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グランファミリア  作者: Nagi
1章 はじまり
14/20

依頼完了

「ところで、ロイの方はどうなったんだ?」

「大丈夫だとは思うけど…」

 二人はロイを探す。すると、背中を叩かれる。

「二人ともお疲れさん。俺はここだ」

 二人の後ろにロイが立っていた。

「終わっていたんですね」

「まあな、それにしても二人ともやるじゃないか。正直、厳しいと思っていたが見直したよ」

 ロイが大きく笑う。

「危なかったけどな」

「最初は焦ったね」

 ソラとレイは苦笑いをする。


 その後、ソラとレイは自分たちの依頼をロイにも手伝ってもらい、すぐに終える。

 帰る道中でソラとレイはロイから様々な情報を聞くことができた。町へ着き、ファミリア協会で報酬をもらう。協会を出てロイとの別れ際、小袋を渡された。

「今日のお礼だ」

 ロイから渡された小袋の中には金貨がたくさん入っていた。

「こんなにいいんですか」

「すごい量だな」

 レイとソラは金貨の量に驚く。この世界は銀貨一枚で、一人の一日分の生活費になる。銅貨十枚で銀貨一枚分、銀貨十枚で金貨一枚分になる。その金貨が二、三十枚入っている。

「ああ、気にしないでくれ。有望な新人への投資だと思ってくれ」

 ロイが冗談ぽく笑う。

「スタリースカイの活躍、期待してるよ」

 手を振りながら、ロイが立ち去る。


「俺たちのこと知ってたんだな」

「してやられた感じだね」

「俺たちももっと頑張らないとな」

「そうだね」

 二人は宿の方向に歩いていく。

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