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モブ君(ある朝突然)絶世の美少女になる  作者: イヌスキ
十一章 みんなで大騒ぎ二回目
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依存

 病院に運ばれても、竜神は目を覚まさなかった。

 防弾ベスト着てたけど、弾の威力は防げなくて大怪我したんだ。


 お医者さんと、兄ちゃんがいろいろ説明してくれた。

 怪我の状態、竜神の意識の状態、回復の条件。


 俺は何もできなかった。

 ただただ、傍にいて、呼びかけたり、竜神の手を握ることしかできなかった。


 竜神の手は暖かい。


 あたたかい。


 まだ、竜神は目を覚まさない。



「未来、食事を採れ。強志君はお前が世話をするんだ。そのためにもきちんと食事を取って体力を無くさないようにするんだ。」



「未来、しっかりするんだよ。こんな時こそ強志君を支えてあげなきゃ夫婦になる意味なんてないんだからね。お前は女になったんだから強くなりなさい!」



「兄貴の馬鹿! 馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿!! いつまで寝てんのよ馬鹿! 兄貴がいつまでも寝てるから未来さんがおかしくなっちゃったじゃない……! 私、絶対嫌! お兄ちゃんと未来さんを一緒に無くすなんて絶対絶対嫌だからね! 早く目を覚ましてよお願いだから……もう我侭言わないから……お兄ちゃん…………!」



「竜神先輩!!! いつまで寝てるつもりですかアンタ!! 頼みますからいい加減起きてくださいよ! このまま未来先輩まで道連れにするつもりっすか!?」



「竜神君、そろそろ起きて。未来がね、何も反応してくれないんだよ。あの時、冷泉君を殴ろうとする竜神君を止めなければよかった。騒ぎになってれば、あんなことも起こらなかったはずなのにね。このままじゃ私、一生後悔することになるよ。起きて、竜神君」



「竜神君。早く起きないと僕が力尽くで未来を引きはがすよ。このままじゃ未来まで居なくなってしまう」



「竜神君、ありがとう。君がいなかったらボクは死んでたよ。ボクの命の対価としては安いけど、謝礼を支払わせていただいた。早く起きてくれよ。未来があまりにも……。また、来るよ」



「この程度の傷でいつまで寝てるつもりだバカが!! 未来、私が判らないのか!? 声が聞こえてないのか!? ――お前はどれだけこいつに依存しているんだ!!」



 いろんな声が通り過ぎて、消えていく。

 怒鳴り声だったり静かな声だったり泣き声だったり優しい声だったり。


 俺は、ただただ、眠る竜神の顔を見ていた。



 早く、起きないかなあ。


 寂しいよー。

 悲しいよー。



 早く、起きてよ。


 起きろー。

 起きろー。

 起きてよー。



 クリスマス過ぎちゃうよー。

 大掃除もしなきゃなんだぞー。

 二人で並んでテレビ観ようよー。


 年始にも行って。

 母ちゃんのとこにも遊びに行こうよ!

 母ちゃん、新しい父さんの写真送ってくれるっていったのにまだ送ってくれないんだよ。

 再婚してからもう二ヶ月も経ってるのにひどいよな!


 りゅう、名前呼んでよ。

 早く呼んでくれないと声忘れちゃうぞ。ごめん、今の嘘。絶対忘れないよ。



 寂しいよー。

 悲しいよー。


 ほんと、お前って一旦寝たらなかなか起きない奴だよな。

 羨ましいなぁ。


 でもいい加減寝すぎだよ。


 何でもするから早く起きてよ。




 ――――。




 なんで起きてくれないんだよ。

 ずっとずっと呼んでるのに。


 ひょっとしてこのままなのかな?

 りゅ、もう、起きないのかな?




 そんなの、いやだ、いや。



 ――――神様



 神様、お願いします。




 竜神を起こしてください。


 なんなら、俺は今日、死んでも構いません。

 だから変わりに、竜神の意識を戻してください。


 命だけじゃ足りないなら、俺、地獄に落ちて千年苦しんでもいい。

 お化けや幽霊に未来永劫追いかけられ続けてもいいから竜神の意識を戻してください。


 声を聞きたいとか、話したいとか、もう、贅沢はいいません。


 竜神が生き返るならそれだけでいいから。


 お願いします。

 お願いします。




 意識を取り戻して、竜神を幸せに、幸せに、生きていかせてあげてください。










 あ。




 まつげ、うごい、た?




 多分動いた、絶対動いた!


「竜神!! 竜神、竜神!!!」

 また寝てしまわないように、死ぬほど声を張り上げた。



「…………み、き? あ? ここどこだ……?」


 りゅう。

 ずっと寝てたのが嘘だったみたいに、あっけなく声を聞かせてくれて、いつも通りの口調に胸に圧し掛かってた重たい何かが一気に消えていった。


「り、りゆ――――う、わぁあああ……!」

「うわ、いきなり何だ!?」


 口から上がった声は、泣き声を通り越して悲鳴みたいになってしまった。

 竜神は怪我をしてるから抱きつけないから、シーツを力一杯握り締めて顔を伏せる。目から溢れ落ちる涙がシーツに弾けてぼたぼた音を立てた。


「びゃああぎゃああうみゃあああ(りゅう、りゅう、りゅう、りゅう!)」

「こ今度はどうしたんだよ、頼むから泣くなって」

 竜神の腕が背中に回ってきつく抱き締めてくれる。

 やめろ!

 お前怪我してるんだから体に力を入れちゃ駄目だ!

 竜神を止めないと駄目なのに、懐かしい腕の感触に全身が震えた。


 ちゃんと動いてる。

 喋ってくれる。

 聞きたかったんだ。声。


「びゃああやあああ(体に力いれちゃ駄目だ、傷が開くから、重傷だから)」

「別に痛くねえよ」

「うびゃああああびゃあああ(痛くないはずない! 撃たれた後、意識不明になって、起きなかった! だからずっと病院!)」

「え!? あぁ……意識無くしてたのか……心配させてごめんな、ここ、病院か」

「うびゃやああびぎゃあああ(ずっとずっと、目覚まさなかった! クリスマス終わった!)」

「そんな長く気絶してたのか。だから体、重てえのな……」

「びぇえええびゃあああびゃああうびゃあああ(起きないかと思った、このまま死んじゃうかと思った、怖かった、怖かったよおお)」

「心配させてごめんな。お前残して死んだりしないから……ってオレも人間だからそこまで宣言できねーけど、大丈夫だから泣くなよ」

「びぇええええええええ」

「悪かった、ごめん、宣言するから。絶対死なないから」


 しがみついてたかったけど、涙も止まって無かったけど、震える指でナースコールを押して看護師さんを呼んだ。

 この目覚めが単なる奇跡じゃないって保証はない。また倒れてしまわないように、ちゃんと全身検査して貰わないと。

 すぐに看護師さんが来てくれた。丁度当直だった兄ちゃんも来て、竜神は各種検査に掛けられた。


 そして。


 検査の結果、竜神は無事、異常無しと診断されたのだった――――。






 背中に出来た傷はやっぱり酷くてまだまだ入院してなくちゃ駄目なんだけど、もう昏睡状態に陥ることは無いだろうって!


「よかったよーよかったよーよかったよー!!」

 ベッドに座る竜神の横にくっついて布団にしがみ付きながら繰り返してしまう。


「傷の回復はまだこれからだが……意識を取り戻して本当によかったよ。ひとまずおめでとう。強志君」

「ご面倒をお掛け致しました」


 ベッドに座った竜神が兄ちゃんに頭を下げた。

 意識が回復してほんとに良かったよおお!!


「未来も付きっきりでの看病、ご苦労だったな。看護師が感心していたぞ。お前の年でここまで献身的に尽くせるなんて珍しいとかなんとか」

「え!?」


 竜神が驚いた声を上げた。

「なぜ、未来が……!? オレの両親は何をしていたんですか?」

「もちろん毎日見舞いに来てらっしゃったよ。ご親族の方もな。泊まりこみもしていたが、何しろこいつが傍から離れなかったんだ」

 兄ちゃんにバインダーで頭を叩かれそうになる。寸前に竜神が腕を伸ばしてきて掌が頭に乗った。バインダーは竜神の手をぺしんと叩いた。

「え……?? ん……??」

 頭の上に竜神の手を乗せたまま、俺はハテナマークを飛ばして首を傾げた。


 看病……、してたっけ???

 竜神の顔見てたことしか覚えて無いぞ!?

 俺、変なことして竜神の体傷つけてないだろうな!?


「兄ちゃん、竜神の看病ちゃんとできてたかな!? ぜんっぜん覚えてない! 目を覚まさないか顔見てたことしか覚えてない! 傷開くような真似してないよな!?」

「あぁ。看護師も褒めていたと言ったろう」


「わ、悪かった、未来、お前に押し付ける真似して」

「悪くはないだろ。覚えてないもん」

「けどお前やつれてるぞ。ちゃんと休んでないだろ」

「え?」

 や、やつれてる!? うわ、恥ずかしいな。鏡見てなかった! つい、自分の頬をぺしりと両手で隠す。

「大丈夫だって。大体、竜神が倒れてたのだって二日程度なんだから」

 顔を隠しつつ、竜神の傷の負担にならないように膝を折ってベッドに顎を乗せて、竜神の腕をベッドに戻した。


「二日? 何を言ってるんだ未来」


 兄ちゃんが眉を顰めて言った。その時。


 バーン!!!


 派手な音を立ててドアが開かれた。


 入ってきたのは達樹と美穂子、浅見だった。


「「竜神君、未来!」」

「先輩!!」


 一番乗りはこの三人かー。

 竜神が検査している間に、竜神のお母さんと花ちゃん、そして美穂子達にメールしたんだ。

 病院内じゃ携帯使えないから、使用可能な休憩室でメール送ってからすぐ電源切っちゃったんだけど。


 三人はドアからなだれ込んできた体勢のまま硬直して、俺と竜神を見比べた。

 呆然としてる三人に、笑って手を振る。

「おはよー。ようやく竜神が目を覚ましたんだぞー!」


「み……、みきが、しゃべった……!!」


 え?


「よかった、よかったああああ竜神先輩、やっと目を覚ましたんすねえええ!! けどまじいい加減にしてくださいよ、こっちがどれだけ呼んだって思ってんすか!!!」

「そうだよ! 目を覚ましてよかったよ! でも竜神君が意識不明になってからずっと未来が何も反応しなくなって二人まとめて駄目になるんじゃないかって気が気じゃなかったんだよ!!」

 達樹と浅見が喜んでいるんだか怒ってるんだかわからないテンションで竜神に詰め寄る。


「本当によかったよー竜神君……!! 本当に本当に本当に良かった、良かった……! 良かったね、未来いい……!」

 その隣で俺は、美穂子にぎゅうぎゅうに抱き締められて息ができなくてじたばたしていた。


「未来が反応しないってなんだ?」

「反応しないってどういうこと?」


 どうにか美穂子の胸から抜け出した俺の疑問と竜神の声が重なる。達樹が掴みかからん勢いで食いついてきた。


「言葉まんまですよ! 揺すっても呼びかけても竜神先輩のこと見てるだけで返事もしねーし、美穂子ちゃんが横で号泣しても百合先輩に頬叩かれても身じろぎしなかったんですよアンタ!!」


「え」


「お、覚えてもないの未来!? あの時未来は一体どこに行ってたの!?」

 美穂子まで驚愕に俺の肩を掴んで揺すって来る。


「で、でも、二日ぐらいだろ? そんなに怒らなくても……」

「はぁああ!? 二日!? バカ言ってんじゃねーよ! 今日何日だと思ってんスか!」

「もう、一月四日だよ! 年変わってるんだよ!!」

 浅見にまで肩を掴まれてしまう。


 よよよよよ四日!!??


「冬休みは!?」

「残り三日だね」

「御節は、お雑煮は!?」

「しらねーよ家帰って食ってくださいっス」

「初日の出は!? 紅白は!? 笑っちゃいけないは!?」

「終わってるよとーっくに」


 浅見、達樹、美穂子に口々にそう言われて、俺は頭を抱えて涙を浮かべてしまった。


「そ、そんなあああ! 竜神とはじめての年越し楽しみにしてたのに……!!」

「――――お前、二日しか経ってないって」

 竜神が顔を青くして問い詰めてくる。


 う。


「いや、その、あの、ふ、冬休みだから曜日感覚が狂ってただけだよ」

 竜神の手に手を重ねる。


「美穂子達に反応しなかった上に、12月24日から1月4日までを2日間だって思い込んでたのか……」

 う……、物凄く怒ってる……みたいに見えるけどすげー悲しんでる……。


「その……、ごめん……」


 竜神が居ないと、ほんと、駄目なんだ。

 竜神が見てくれないと、ほんとに。



「ごめんですんだら警察はいらんわ!!」


 バーン!! ドアが取れそうなぐらい勢いよく入ってきたのは百合だった。土足のままベッドに乗り上げて竜神の首根っこを掴み上げる。


「このバカが! お前のせいで年末年始が通夜のような状態だったんだぞ! 賠償しろ!!」

「いてえ、締めるなって。さすがに傷が痛ぇから」

「やめろおお! また竜神が意識不明になったらどうすんだよー!」

「ゆ、百合さん、怪我してるんだからいくらなんでも」


 浅見と二人掛かりでどうにか百合を引きはがす。


「未来」

 百合が視線の高さを合わせて顔を覗きこんでくる。

「ん?」

 答えると、ほっとしたように息をついた。

「やっと会話ができるようになったか……。竜神に依存しているのは知っていたが、まさか、人格まで消し飛ぶほどだったとは……」

「怖いこというなよ。別に消し飛んでないぞ。ちゃんと竜神のこと心配してたもん。起きろって言ってたし」

「心配しかしてなかったから問題なんだ!」

 百合にほっぺたを引っ張ったり押されたりして痛みに呻いてしまう。


「やめろ百合。……もう、大丈夫だよな?」

 竜神に聞かれて、「うん」と力強く頷いた。

 おかしくなってた自覚も無い。

 それに竜神が目を覚ましたんだ。こいつが居れば、大丈夫じゃないことなんて一つもない。

 竜神は腕を伸ばして俺の頭を撫でてから、何かに気が付いた顔をしていきなり立ち上がろうとした。

「まだ動いちゃ駄目だって!」

「カフス、傷つけてねーか!?」

 カフス? あぁ、父さんの形見の。すっかり忘れてた。どこやったっけ?

 とりあえず竜神を座らせる。

 美穂子が引き出しを開いて、見覚えのある小箱を取り出した。


「傷はついてなかったよ。ちゃんと全部あるから、心配しないで」

「……そうか、よかった……」


 竜神は箱を受け取って確認して、ほっと息をついた。それからどうでもいいことのような顔をして言った。


「そういや、冷泉は無事だったのか?」


「カフスの次っスか」

「お前はなんの為にあいつを庇ったんだ」

 いや、体が勝手に動いた。なんて言ってる竜神に、百合がばさっと封筒の束を投げた。


「なんだこれ」


「青田買いの申し込みだ。あの場にいた金持ち連中がお前を私設警備隊に迎えたいとな。冷泉家からも来ているぞ。高校の卒業を待たず傷が治り次第就職しても構わないそうだ。どの家も破格の給料を提示している」

「警察官を目指してるって前に話したろ」

「一考に入れて置け。浅見にも来ているぞ」

 百合は浅見にも何枚かの封筒を差し出した。


「え? なんで僕に?」

「犯人の銃を蹴り落としたろう。まぁ、お前は見た目もあるし、飾りとして傍に置こうとしてるのかもしれんが」

「複雑だなあ……」

 浅見がうな垂れる。


「でもほんとうに竜神君が目を覚ましてよかったよ……! 竜神君が冷泉君を殴ろうとしたの、止めたこと、ずっと後悔してたから……! あの時止めなかったら騒ぎになって竜神君が怪我する事もなかったって……!!」

「え」


 美穂子がぼろぼろ泣き出して、俺は息を呑んで硬直してしまい、竜神も驚いて眉を寄せた。


「そんなこと言い出したらきりねーだろ。そもそもオレが冷泉なんて庇ったのが悪いんだから」

「すよねー。」

「まったくだ。元凶という元凶を付き詰めれば私がパーティーに連れ出したことになるというのに。前にも言ったが、お前の素直さはいつか身を滅ぼすぞ。美穂子」

「そーっすよ。百合先輩のせいじゃねーですか」


 竜神の言葉にも百合の言葉にも節操無く頷いた達樹が百合にギリギリと締め上げられる。


「美穂子、泣くなよ。怪我するのも死ぬのもオレ自身の判断の結果でしかねーから、もしオレが死んだとしてもその手の後悔だけはしないでくれ」

 りゅうが、しぬ……!!?

 想像してしまい、俺まで涙が溢れてきてしまう。

「お、おい、未来まで泣くな」

 相変わらず泣いただけで竜神はおたおたする。

 意識不明だったのが嘘のようないつも通りの姿に益々泣けてきた。


 そんな騒ぎは、「おにいちゃああああんんん、やっと起きたああ! 撃たれたぐらいで死にかかるなんて軟弱すぎるわよばかあああ!!どんだけ心配したと思ってるのよもういっそのこと死ねー!!! みきさんだってずーっと様子がおかしくて、お兄ちゃん死んだら一緒にしんじゃうんじゃないかってずっと怖かったんだからあああ!!」と荒れ狂って入ってきた花ちゃんと、お母さん、お父さんの登場で終わり、また新たな騒ぎが始まってしまった。



竜神強志の外見スペック

身長190cm越え+ヤクザ顔+背中に銃創(四箇所)←NEW!


冒頭で未来に呼びかけていた人は上から

未来の兄(猛)、未来の母、竜神の妹(花)、達樹、美穂子、浅見、冷泉、百合です


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