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モブ君(ある朝突然)絶世の美少女になる  作者: イヌスキ
十五章 ようやく夏休みです!
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言っておくけど男からすると見せパンもパンツだから

 今日の俺の恰好はフワフワした上着に、ミニスカートです。


 ポンポンと部屋の中で跳ねてみる。

 ばっさんばっさんとスカートがめくれ上がった。

 ソファーに寝っ転がってジャンプを読んでた竜神の顔面に、どさっと分厚い雑誌が落ちた。


 初めて制服を着た時にも思ったんだけど、どうしてスカートって防御力が低いんだ?

 男のズボンが防御力30ぐらいとするなら、女の子のスカートは防御力8程度。

 男と女の力の差を考えれば、防御力80万ぐらいないと変なのに。なんで制服はスカートなの?

 世の中の大人たちは昔から女子のパンツが見たいという願望を抱え続けてきたの?


「ねーねー竜神。鉄壁のスカートってどこに売ってるのかな?」

「売ってたら全財産はたいても買ってくるよ…………」


 顔面にジャンプを乗せたまま竜神が呟く。


「それよりも、男の前で跳ねるな! パンツ見せんなって言ってるだろうが!」


 がばっと竜神が起き上がった。


「これ、パンツじゃないよ。見せパン。パンツの上に履くパンツなの」

 ぴろ、とケツ側のスカートを上げて水玉みたいにバカヅラヒヨコが散りばめられたパンツを見せる。


 スカートの下に履く水着みたいなものだ。見られても全然平気な下着なのである。


 竜神が立ち上がり、俺のスカートに手をかけ――がば、とめくり上げた!


「キャアアアア!?」


 見せパンなのに思わずスカートを押さえて竜神から逃げる。

 キャーって叫んじゃったよ超恥ずかしい!!!


「な、な、な、なにすんだよ!!!!」

「男からみりゃぁ見せパンもパンツもタイツもストッキングも短パンもスパッツもかんけーねーんだよ。スカートが上がるってだけでテンション上がるんだから跳ねるな!」


 言うだけ言うとソファの背もたれ側に顔を向けて倒れ込んだ。


「り、りゅうじんさん」

 恐る恐る竜神の肩に手をかける。

「なんかごめんなさい」

「もっと謝れ」

「ご、ごめんなさい」

「いい加減に保育園児から幼稚園児にレベルアップしてくれ……」

 ど、どういう意味?


「鉄壁のスカートってどこに売ってんのかな……」

 それが竜神の遺言だった。いや、死んでないけどさ!


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