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モブ君(ある朝突然)絶世の美少女になる  作者: イヌスキ
十二章 ようやく三学期
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誘惑【挿絵有り】

プチカ様よりイラストをいただきましたありがとうございますありがとうございます!!!

 久しぶりに竜神と一緒にスーパーで買い物して、家に帰って、ご飯作って、二人で食べて、変わりばんこにお風呂に入って。


 夜11時。


「あの……」

 枕を抱いてドアの隙間から竜神の部屋を覗くと、ベッドに寝てた竜神が自分の横をぽんと叩いた。


「添い寝していいぞ」

 やったー!

 竜神の体温であったまった布団に潜りこむ。


 安心する匂いのベッドの中に頭まで入って、朝まで超安眠!



 充・実……。



「ほんっとに幸せー」

 朝ごはんのベーコンを焼きながら雄叫びのように声を上げてしまった。


「幸せだな。病院の飯も美味かったけど、やっぱりお前の飯が一番美味いよ」

 台所で一人叫んだ声に返事があってびっくりしてしまう。


「あ、こら、つまみ食いすんな」

 ジョギングから戻っていた竜神が、お弁当に入れるミートボールをつまみ食いしてた。

 竜神をお風呂場に押し込んで、お弁当と朝ごはんを仕上げる。


 今日の朝ご飯は鮭とほうれん草のおひたし、お味噌汁とキンピラとカリカリに焼いたベーコン。

 それと!


 ふふふふふ。

 卵を二個割って、くるくるくるくるかき混ぜる。


 完成したころ竜神が支度を整えてリビングに戻ってきた。


 俺から見ると丼みたいにでかい茶碗と、バカ面の鳥の絵の書かれた茶碗に手早くご飯を盛って、ゆっくりとかき混ぜた卵を掛ける。

 そう。卵掛けご飯だ!


 ご飯が炊きたて熱々だから、ほんのちょこっとだけ半熟になってご飯に絡む。

 この、ちょっとだけ半熟になるのを食べるのが好きなんだよなー!

 単なる卵掛けご飯でも炊きたてご飯でしか味わえないから贅沢してる気分になれる。

「おー美味そう。卵掛けご飯にも見栄えってあるんだな……」

 竜神が変な感心しながら茶碗を手にした。

 トッピングも色々用意してるぞー! 定番ネギからきざみ海苔、明太子、梅干とシラス!

 食べるのが遅い俺と違って、竜神はあっという間に丼を空にして二杯目の卵掛けご飯に取りかかる。


 一杯食べてくれるのが嬉しい!

 特に今はまだ怪我が完治してないから。栄養一杯取って早く元気になってほしいな。いや、もう結構元気なんだけどさ。



――――



 いつも通りに騒がしい学校の一日を終えて、昨日と同じよう、スーパーで買い物してから家に帰る。

 セキュリティを解除して門を開くと、母ちゃんが二階の家から出てきた。


「お帰り、未来、強志君。母ちゃん、明日一番で九州に帰るからね」

「えええええ!!?? もう帰るの!?」


 ……いや、もう、じゃないか。

 母ちゃん、なんだかんだいいつつも、一ヶ月間もここに居てくれたもんな。

 いい加減に帰らないと新しいお父さんも怒っちゃうか。まだ新婚だもん。


 寂しいけどしょうがない。


「最後なんだから外で食べようって話になってね。兄ちゃんと一緒にあんた達が帰ってくるのを待ってたのよ」

 わ、外食!


「じゃあ、今日は出前でも頼むから、おばさん達と晩飯してこいよ」

 竜神が俺の鞄を持ってくれた。

「え!? 一緒に行こうよ!」

「お誘いは嬉しいけどな。猛さんもいるなら親子水入らずで行ってこい」


「強志君も一緒においで。あんたも家族みたいなもんじゃない。ご馳走食べさせてあげるわよ。どうせ猛がお金を払うから気にしないで頂戴」

「いえ、お邪魔したくありませんので」


 ぺこりと頭を下げて、竜神は買い物袋と鞄を持って家の中に入って行った。


「遠慮しなくてもいいのにねえ……」

 ほんとだよ。

 図々しくしてくれても全然構わないのに。

 負担ばっかり掛けてるんだから、ステーキハウスで最高級の肉何枚も食べたり、焼肉屋で高い皿何枚も頼んだり、日本料理屋で美味しい海鮮料理死ぬほど食べても誰も文句言わないよ。

 兄ちゃんが払えないって言うなら俺が貯金から出すもん。


「ん? 強志君はどうした?」

 兄ちゃんがキーケースを片手に出てきた。


「親子水入らずでどうぞって言ってくれたのよ。あんたもあれぐらいの気遣いができれば、お嫁さんも来てくれるだろうにねえ……」

「母さん、俺にだってそれぐらいの気遣いならできるぞ。むしろ嫁の親との付き合いなんて面倒くさい事この上ないから話もしたくないぐらいだ」

 バシ、と母ちゃんが兄ちゃんの頭を叩く。

 どうやら兄ちゃんの返事は不合格だったようだ。

 本当にもう、あんたは本当にもう。母ちゃんが心底疲れたようにぼやいたのだった。


「中華料理にするか? 以前仕事で使って美味かった店があるんだが」

 運転席に座った兄ちゃんがエンジンを掛けながら言う。

「中華料理かぁ……。でもああいうとこって料理終わるまで長くなりそう。早めに竜神の所に帰りたいし。あ、ラーメン! ラーメンにしようよ! 久しぶりに隆々亭に行きたい!」

「隆々亭? 久しぶりに三人で食べるんだから、どうせならちゃんとした中華料理店が良いんじゃないか?」

「久しぶりに三人で食べるから隆々亭に行きたいんだよ!」


 うち、貧乏だったけど二ヶ月に一回ぐらいは外食してた。

 やっぱり貧乏だから気取った店には行けなくて、出かける先はファミレスか牛丼屋、そしてこの、隆々亭っていうラーメン屋さんの三択だった。

 安くて量も多くてお気に入りのお店だ。


「母さんの意見は?」

「私はどこでも構わないわよ」

「なら、隆々亭に決定ー!」


 隆々亭はカウンター席とテーブル席が三席あるだけの個人経営の小さなラーメン屋さんだ。

 当然駐車場も無くて、近くのコインパーキングに停めてから店に入る。


「いらっしゃい」

 ここの店主は六十過ぎのおじいさんだ。世間話の一つも振って来ない無口な人で、「店員に顔を覚えられたらその店に行くのをやめる」と意味不明な供述をする我が家のコミュ障兄ちゃんでも二十年以上安心して通っている。

 なぜ店員に顔を覚えられたら行かないのか、その理由を聞いてみたら、世間話をするのが鬱陶しいからだと簡潔に答えられてしまった。貧乏性な俺なんかは、常連になったら特別扱いして貰えそうなのに勿体無い。と思ってしまいます。


「醤油ラーメン三つと、餃子二皿お願い」

「あいよ」

 母ちゃんがメニューも見ないまま注文した。ここに来た時の定番だ。すっげー懐かしいな。


 すぐにラーメンが三つカウンターに乗せられた。一番近くに座ってた俺が三往復してラーメンをテーブルに運ぶ。

 あれ? ここのラーメン、器がでかくなった……? じゃないか。俺の体が小さくなったから大きく見えるだけか。最後にここに来たの、一年ぐらい前だもんな。こんなに大きく感じるんだ。器を前に感動してしまう。


「竜神、ちょっと食べて」


 この量を一人で食べるのは無理だ。残したら勿体無いから、竜神の皿に麺とチャーシューを移そうとして。


 はっ。と気が付いた。


 今俺の隣に座ってるのは竜神じゃなくて母ちゃんだった。

 先生や先輩にお母さんって呼びかける失敗は数限りなく体験談を聞いても、母ちゃんと好きな人を間違うなんてありえない。


「…………」


 兄ちゃんは完全無視で、母ちゃんも特にリアクションなく食べ始める。

 スルーされるのも悲しい……。


「竜神君といえば……まだ子どもを作るつもりは無いってはっきり言われちゃって母ちゃんショックだったわよ」

「なんでショックなんだよ」

 当たり前の話だろ。竜神はまだ結婚もできないんだぞ。

 普通の親なら高校生の娘の恋人に『妊娠させるつもりです』って言われたほうが百倍ショックだと思います。


「あぁ。俺もはっきり言われたよ。学生生活は人生の数年間しか無いからお前と一緒に卒業まで過ごしたいとな。……思うんだが……、彼は異星人か何かじゃないか?」

「どういう意味だよ!」

「お前のことが可愛いと言い出してな。一体どこが可愛いのか聞いたら恥ずかしがりもせずに「全部」だと答えたんだよ。お前のどこが可愛いんだ? 俺には全く意味がわからんよ」

 全部!?

「あら。外見は私に似て凄く可愛いじゃない。でもねぇ……未来の場合は中身で99割幻滅させるのが問題よねえ。相殺どころじゃないわよ」

「99割!?」

「お化けに騒いで意識不明になるわ行方不明になるわ、うるさいわ、信号無視するわ……。まあ、バカだからな」

「もう信号無視はしてないぞ。ちゃんとルールを守ってます」

「あんたは、それでいいの?」


 それ?


 意味がわからなくて、きょとんとしてしまう。


「人なんていつどうなるかわかったもんじゃないのよ。あんたの父ちゃんもね、殺しても死にそうにないぐらい元気でうるさい人だったわ。なのに、死んだときはそりゃ呆気なかったのよ。朝元気に出て行った人が数時間後に電話一本で死んだって言われてね。あの時はほんと、世界がひっくり返ったかと思ったわ。母ちゃんががんばれたのは、あんたと猛が居たからなのよ。あんたたちが居なかったら、母ちゃんだってどうなってたかわからないわ。酒びたりになって死んでたかもね。あんたは、強志君に何が起こっても耐えられるの?」


 え。


「それでなくともお前はバカだから、今日、強志君を呆れさせて振られても不思議はない。強志君が居なくなったらまともな生活さえ送れなくなるだろうが。ならば、いっそのこと、子どもを作ったほうがいいんじゃないか? 強志君が居なくなっても強志君に似た子どもが手元に居れば慰めになるだろう」


 え。


 りゅうが、居なくなる。

 それは何回も考えた事がある。嫌になるぐらいに、何回も。

 意識が戻らない間もずっとずっと不安で怖かった。

 りゅうに振られるかもしれないって不安もずっと付きまとっている。


 もし、りゅうが居なくなっても、こどもがいたら。


 ――――どう、なんだろう?



 久しぶりに食べる隆々亭のラーメンは美味しかったのに、半分以上も残してしまった。





「ただいまー!」

「おかえり。早かったな。ゆっくりしてくればよかったのに」

「別に母ちゃんと話す事も無いしな。ちゃんとご飯食べた?」

「食べたぞ」

「どこから出前取ったの?」

「出前は面倒だったから、適当に」

「て、適当……? 料理できないくせ何食べたんだよ」

「………………」


 竜神が黙秘してしまったのでキッチンに走り込む。

 ゴミからすぐに推測できた。


「カップラーメン、カップうどん、カップヤキソバ……。怪我人なのに、こんなラインナップ……」

「結構贅沢してる気分だったけどな」

「出前のほうが贅沢に決まってるだろ! こんなんじゃ今後出かけられないよ……! お前がこんなもんしか食べてないかもって思ったら楽しめないもん」

「う。わりぃ」

「いいよ。これ、お土産。まだお腹に入るなら一緒に食べよ」


 飲み屋の多い『おっさん通り』の一角で売ってる、十個入りの肉まん。

 皮がもっちもちで肉汁がたっぷりと楽しめる。

 コンビニで売ってる肉まんの三分の二程度の大きさしかないのに、時間帯によってはお店の前に行列ができるぐらいお土産に大人気の一品だ。


「おー、ここの肉まんなら腹一杯でも食えるぞ。二十個ぐらい軽い」

「んじゃ全部食べていいぞ! ご飯作らなかったお詫び」

「駄目だ。手を抜いてカップラーメン食ったのはオレの責任なんだから詫びなんていらねーよ。一人で食べるなんて寂しいから半分こな」

「……う、うん……」


 竜神に押し切られて一緒に肉まんを食べる。

 母ちゃん達との食事は胃が小さくなったみたいで全然食べられなかったのに、竜神と一緒だと食べ物がすごく美味しい。さすがにラーメン食べた後肉まんを五個も食べるのは無理だったけどな。二個で限界でした。

 


「風呂沸いてるぞ。入ってこい」

「うん」

 着替えとバスタオルを用意してお風呂に入る。

 お風呂はやっぱりいいなー。

 冷えた足や手がじんわり暖かい。


 満足するまで温まってから、鼻歌を歌いながら頭に巻いてたタオルを取って、体を拭く。

 浴室に設置された大きな姿身の鏡に、バスタオルを手にした俺の姿が写っている。


 真っ白の体。肱の辺りまで伸びた髪。

 邪魔なぐらいの胸、ウエストから腰、足に続く曲線。


 なぜだか、そうしなきゃならない感じがして、ゆっくりと腕を上げて鏡の中の俺に触れた。


 あれ?


 まただ。


 視界が遠くなってる。


 俺の意識が引き摺り落とされて、目の形に外の世界を覗いてる。

 どうして?

 また、早苗ちゃん――いや、『俺が作り出した本物の女の子』が現れたのか?


 混乱してる俺を他所に、『俺』は蕩けたような笑顔で鏡の中に笑いかけた。

 ――――、まさか、まさか!

 バスタオルを体に巻いて、軽やかに風呂場を出る。


 駄目だ、やめて!


 俺の言葉なんて届かず、『俺』は、バスタオル姿のままリビングに踏み出した。

 竜神はソファの上に寝そべってジャンプを読んでいた。


 そんな竜神の上に『俺』が跨る。

「み――? おい、何して」


「ねぇ、竜神君。大好き」

 狼狽する竜神を他所に、『俺』は緩く巻かれただけのバスタオルに手を掛けて――――。



挿絵(By みてみん)


 俺の意識が完全にブラックアウトした。





 …………。

 …………。

 …………。




『未来』


 暖かい。


 凄く熱くて気持ちいい。

 夏のじめじめした暑さとは違う。焦げそうなぐらい熱いのに気持ちいい。そんな、不思議な熱。


『未来、戻ってこい』


 あれ?


 竜神の声がする。

 どこから?

 ここ、どこ?


 りゅー?


『どこにも行かないから。傍にいるから。未来』


 永遠の誓いみたいな重たい響きに心まで熱くなる。

 この言葉を貰えるだけで震えるぐらいに嬉しい。


 ぎゅ、と、体が苦しくなった。

 背中に回された掌と腕の感触に、あ。って思った。

 竜神に抱き締められてる。

 暖かいのは、竜神の体温だった。


 自分の体と魂のリンクが切れたような不思議な感覚から、一気に意識が覚醒した。

 じわじわと瞼が上がって、心配そうな竜神の顔が鮮明になっていく。

 竜神の部屋の、竜神のベッドの上だった。


「未来、か?」

 嬉しそうな、悲しそうな、不安そうな表情で竜神が呟くように言った。


「み、き、だよ?」

「――――よかった……!」


 わ。

 ぎゅうぎゅうに抱き締められて頭を掌で思いっきり胸に押し当てら――――ひゃぎゃー!!?? 竜神、服!! 服着てないぞ!!?? え!?

 でででででもあ、ズボンは履いてるびっくりした――って俺の方が素足だああああ!!??

 え!? 俺が着てるの……さっきまで竜神が着てた服だ。袖が長すぎて手が出てない。

 ひいいい竜神の足が、足の間にいいい!! しししかもおおお俺、ぱんつはいてない!? きゃー!!


「親子水入らずで過ごして、どうして不安定になって帰ってくるんだよ……。また、お前、早苗になってたんだぞ」


 早苗ちゃんに?

 そうだ。俺、また、変わってたんだ!


 頭ががくんってなって、いくつかの映像がフラッシュバックした。

 お風呂場の大きな鏡に写った俺の体。

 『強志君が居なくなっても強志君に似た子どもが手元に居れば』そう言った兄ちゃんの姿。

 いつか想像した、一人ぼっちでテーブルに座る俺の姿。


 ソファの上に寝そべったまま驚愕する竜神と、バスタオル一枚で竜神の上に跨った俺の姿。


 『ねぇ、竜神君、大好き』

 誘う声は俺の声とはまるで違う声みたいだった。


 竜神が居なくなっても竜神の子どもが傍にいてくれればいいなんて思って無かったはずなのに、心の深い部分で子どもが欲しいって思っちゃったのかな。

 まさか、また、『俺が作り上げた偽者の早苗ちゃん』に変わってまで竜神を襲おうとするなんて。

 そりゃ、生前は男だった俺が竜神を襲おうとしたら気持ち悪がられるだろうけど、でもでもサイアクだよ!!


 あ。駄目だ。

 恥ずかしいのと早苗ちゃんと竜神に申し訳ないのが合わさって立ちくらみみたいに目が周る。



「前から言ってるけど、オレが好きなのは『日向未来』だからな」


 う。

 叱るみたいに言われて、遠のき掛けていた意識が戻る。

 恐る恐る見上げると、やっぱりちょっとだけ怒ってた。


 竜神は俺の頭をとんとんって叩いてから呟くように言う。



「お前は前から本物とか偽者とかこだわってるみたいだけど、姿形が同じでも、中身が変わったら同じ人間だなんて思えねーんだよ。オレが好きなのは一緒に遊んだり飯食ったり一年間一緒に居た日向未来なんだからさ」



 

 ――――――――。






「誘うなら……お前のままで誘ってくれ」






 困ったように笑って言う竜神に、燃えそうなぐらいに顔が熱くなって、じわっと涙が浮かんで目尻から流れた。











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