監禁オルゴール・サバイバル
主人公
四君子蒼
容姿端麗な12歳
子役タレント 芸歴10年
「何だろう? これ? 蓋を開けたら、いきなり光って…うわぁ!」
興味本意がいけなかった。それは開けてはいけない異界行きのオルゴール。
「こ、ここはどこ? 白い兎さん」
「馬鹿だね。馬鹿だね。封印を開いて異界に来るなんて。試練を受けないと出られないよ。坊や。ヒヒヒ」
「試練? どんな試練?」
「七つの大罪の試練さ。坊やが死にたくなるような痛くて怖い七つの大罪の試練」
それから。僕は白い兎の話を聞いて。このオルゴールの世界について詳しく聞いたんだ。
そして、一緒に行動し始めた。そして、最初に僕が倒れ込んでいた不可思議な森を抜けて、辿り着いたのが変な灰色のお屋敷だった。
「蒼。ここが第一の試練《怠惰》の試練スロウスの館だよ。……気をつけていきな。スロウスさんは厳しい方だ」
「う、うん。分かったよ。ラビー」
白い兎のラビーが僕を心配そうに見ている。ラビーとは、道案されている時に色々あって仲良くれたんだ。
……不気味な館の扉を開けて中に入る。暗い。そして、部家の真ん中に誰か居るの?
「お待ちしていました。お客様……私、この館の主で、スロウスと申します」
白い卵だった。両手両足を持つ卵がスーツを着こなして、僕にお辞儀をした。
「ど、どうも。僕は蒼って言います」
「ほう。蒼君ですか。では、早速ゲームを始めましょう」
「ゲーム? 試練じゃなくて?」
「そんなものどちらも言葉は一緒だろう……おっと失礼しました。つい、本音が駄々漏れに。オーフォフォ。サバゲーのサバイバルを行います」
喜怒哀楽の激しい卵は、僕に何が入った鞄を差し出した。
「サバゲーサバイバル? 何それ?」
「はい。私達と貴方1人のサバゲーサバイバル。7つのオルゴールの1つ。"怠惰の悲鳴"をかけたゲームをします」
「僕1人のチームなの?」
「当たり前だろう……おっと失礼。そうにございます。貴方が勝てばこの屋敷と私を差し上げます。そして、貴方が負けた場合は……オーフォフォ!!」
卵は面白可笑しく不気味に笑った。
「負けた場合は?」
「お前は私の部下として、この異界なるオルゴールメロディーの世界で一生こき使わってやる……にございます」
「……そんな」
「それではこれより。貴方の運命をかけた試練の開始です」
こうして、始まったんだ。僕の生きるか死ぬかを決める意味の分からない狂喜的なゲーム。
オルゴールメロディーサバイバルが。




