表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で俺だけがSFしている…のか?  作者: 時空震
第3章 -請負人-2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/72

第六十四話 買取所

 俺と『森の暴れん坊』のメンバーとで、森の中をヒーヒー言いながら魔物の死体が入った運搬袋を運び、なんとか杣道(そまみち)に辿り着いて、そこにある荷車を確保した。


 僅か数百mを引っ張っただけだが、想像以上にきつい労働で、腕や脚がパンパンになって悲鳴を上げた。

 『森の暴れん坊』のメンバーは、何度も休憩を挟んで運んでいた。多くの運搬袋を割り当てられたブレシャーは直ぐに根を上げて、何度も仲間の手を借りていた。


 杣道の脇には至る所に荷車が置いてある。

 地面に打ち付けられた杭に鎖で繋がれてロックされている。杭のセンサーにカードをかざすとロックが外れて、荷車は使用可能になる。この時に料金(銀貨1枚)は自動で引き落とされる。これで誰が使用したか判るので、壊したり故障した際には修理代を請求されるという。流石は組合だ、しっかりしてる。


 4台の荷車を借りて運搬袋を積み込み、手分けして引っ張る。

 荷車はリヤカーに似ているが、細い山道を通れるように車体の幅が狭く出来ている。その為に、5つも運搬袋を積めばいっぱいになる。2人掛かりでも引くのが大変だ。


 しかし、料金の支払いなどはキャッシュレスで決済可能なハイテクなのに、荷物は荷車を使って人力で運ぶという、このギャップが凄いな。

 《魔法函》を持てるような金持ちだと、こんな苦労をしなくて済むので、この世界では貧富の差で生活水準が極端に変わるな。

 まあ、それはどこの世界でも同じか。



 それはそうと、俺は途中からずっと後を追いかけている存在に気づいていた。

 体長1m程の鼠のような形をした魔物だが、斑模様の毛皮を纏っていて、口から大きな前歯が2本飛び出ている。いかにもげっ歯類という感じだ。


 この大鼠のような魔物は群れを成していて、10匹が追いかけてくる。俺たちが持つ大量の獲物の血の匂いに引きつけられたのだろう。

 地面を這うようにヒタヒタと静かに追いかけてくるので、『森の暴れん坊』の連中は誰も気づかず、のほほんと話に興じている。


「さっきから大鼠のような魔物が群れで追いかけて来てるが、大丈夫か?」

「なにっ、本当か!?」

「うわっ、『追跡者』だぞ!」

「本当だ、追跡者だ!」

「や、ややや、やべーっ!」

「沢山いるぞっ!」

「ど、どどど、どーするっ!」

「に、ににに、逃げるか?」


 『森の暴れん坊』の連中は明らかに動揺してるが、本当にこれで7年もキャリアを持っているんだろうか?

 落ち着かせながら話を伺うと、『森の暴れん坊』の基本方針は無理をせずに危ないと思ったら即撤退を選択するらしい。


 確かに生き残るという意味では正しい選択かもしれないが、敵を見ただけで危険と判断して逃げるなら、なんの成果も挙げられないだろう。しかも、逃げ癖が付いているのか、最初から腰が引けている。

 確かにこれでは出会った時に持っていた獲物の少なさが理解できる。彼らは確実に勝てる相手としか戦わないのだろう。


 追跡者というのは、正式名称は『プゾンデンツグロゥスリン』というらしいが、長いので誰もそう呼ばないそうだ。


 追跡者は死肉を専門で食らう魔物で、その凄い食欲はあっという間に自分の体重程の肉を食らう。性格は執念深く、一度狙いを付けた獲物を何処までも追いかけまわすという。なので、魔物の死体を持った狩人も頻繁に襲われる。

 普段はのっそりと動くが、戦いとなると素早く動いて噛みつく。一際大きな前歯には毒があって、嚙まれるとそこから肉が腐っていくという。


 どこまでも追跡してくるなら倒すしかない。俺は『森の暴れん坊』から距離を取って追跡者を迎え撃つ準備をした。

 俺が戦闘態勢に入ると、それまで静かに行動してしていた追跡者たちは散開して弧を描くように対峙した。統制の取れた動きだ。しかも、本当に動きが速い。

 とはいっても、さっき戦ったホブシャウワーレに比べると、歩いているのに等しい。


 俺は先ず、鉄球を3つ、2回に分けて投げて左右の端に居る6匹を倒した。多少の《フィールドウォール》を張るようだが、俺の鉄球を弾くほどの強さはない。なので、簡単に鉄球が体を貫いた。


 これで残り4匹。噛まれると厄介なので接近戦は不利だ。死角から攻撃されないように端から潰していく。距離はまだ10m以上あるので、俺はもう3つ鉄球を投げて残り1匹にする。


 やはり鉄球を回収しておいて正解だった。回収していなければ、球切れで格闘戦をしなければならなかった。もし、遠距離攻撃の手段が無くて10匹全てを接近戦で捌こうと思ったら、かなり苦労しそうだ。


 仲間が死んでいく中、残りの1匹はスルスルと俺に接近して来て足に噛み付こうとした。鼠特有の短い脚を早く動かして進む姿はちょっと不気味だ。

 俺は足を引き、追跡者の攻撃を躱す。前歯がガチガチと音を鳴らしているので、噛まれたら痛そうだ。


 俺はハルバードのハンマーで追跡者の頭を潰して殺した。

 首を切り落とそうとしたが、脳を潰しておいた方が確実だと思った。すっぱり首を切り落としても、暫くは生きているみたいだからな。それはギロチンで殺された人間でも証明されている。

 やはり、死んだ追跡者から黒いモヤが現れては消えていく。


「ほ、本当に強いんだな、ディケード…」

「スゲー!あっという間に全滅だ。」

「動きが見えなかった…」

「信じらんねぇ…」

「「「 ……… 」」」


 俺が鉄球を回収し始めると、ポカーンとしながら戦いを見ていた『森の暴れん坊』の連中が驚きながら呟く。


 いや、クレイゲートの商隊で俺が見てきた黒鉄ランクの連中でも、7人居ればこれ位容易に倒していたぞ。俺はそう思ったが、言っても詮無いので肩をすくめるだけにしておいた。


 鉄球と魔石を回収し、運搬袋の増えた俺たちは再び移動を始めた。

 より厳しくなった荷車での移動だが、何とか杣道を辿って街道に合流した。杣道は道の整備がされていないので大変だったが、街道に出てからは地面が硬いので、楽に荷車を引けるようになった。

 程なく、森を出ると草原が目の前に広がった。



 森を出ると魔物は殆ど姿を現さなくなり、危険度は格段に下がるそうだ。

 『森の暴れん坊』のマーヴェイスたちは魔物の死体処理をすると言って、水場に連れて行ってくれた。


 そこで行うのは、魔物の死体の洗浄と内臓摘出だ。

 それを行う事で、魔物の肉の鮮度が保たれやすくなって、買取価格がより高くなると言う。俺はそういった処理をした経験がないので、見せて貰う事にした。


 本来は魔物を倒したその場で処理するのが一番良いのだが、そうすると他の魔物が寄ってくるので、そこでは血抜きだけをしておいて、森を出て比較的安全になった場所で処理を行うという。


 街道脇には川から引いた用水路が所々にあり、そこかしこに水場が設けられている。これはそういった死体処理のために使われたり、旅の終わりに街へ入る前の身支度のために使われたりするそうだ。

 水が豊富にある土地だからこそ出来る施設だ。


 マーヴェイスたちは、自分たちが仕留めた魔物を運搬袋から取り出して水に漬けた。それはイタチに似た魔物と狸に似た魔物で、『ブレットイー』と『プロレシャポン』という名前だ。


 水に漬けるのは、泥などの汚れを落とすと共に、ダニなどの体表に生息している寄生虫を排除するためだ。これだけでも買取時の印象はかなり良くなるらしい。

 その後は内臓の摘出だけど、マーヴェイスたちも普段はあまり自分たちではせずに買取屋に任せると言いながら、やって見せてくれた。


 自分たちでやると、たまに失敗して死体の肉をダメにしてしまう時があるらしい。内臓が破れて内容物がこぼれたり、膀胱に傷を付けて尿が漏れてしまうと、肉が汚染されてしまい食用としては使えなくなるので、買取価格が一気に落ちるという。


 内臓を取り出すには、腹から下腹部にかけて切って行く。その時に腹膜を破らないように注意が必要で、その為に切れ味の良いナイフは使わない方が良いとの事だ。


 その後は胸に向けて皮を切り裂いて、胸骨を開いて見えた内臓を取り出していくが、これはかなり熟練を要する作業だと思った。

 慣れているマーヴェイスたちはササっと作業を進めていくが、伊達に7年も狩りをしている訳ではないと思わせる。


 俺は森をさ迷っている時に、狩った魔物を捌いて肉を食っていたけど、いかにいい加減な作業をしていたのかを痛感した。

 まあ、言い訳をするなら、あの時は腹を満たせればそれで良いと思っていたからな。美味そうな所だけを食って後は廃棄していたのが実際のところだ。


 が、やはり長年の研鑽に適うものはないと思う。継続は力なり、だな。

 この経験を基に、今後は俺も自分で死体処理が出来るようになりたいと思う。

 取り敢えず、今回は俺の狩った魔物に関しては数が多くて替えの運搬袋も無いので、このまま買取屋に持ち込もうと思う。



 『森の暴れん坊』の獲物の処理を終えて、休憩がてら俺たちは食事にした。

 街道の脇の草むらにシートを広げて、街の出口の屋台で買った弁当を取り出す。大きな葉の包みを開けると、ナンに似たパンとそれに挟み込んだ肉と野菜が出てきた。朝食べたタルティに似ているが、パンの種類と肉の種類が違うようだ。


 クレイゲートの商隊に居た時もバーバダーが似たような昼食を作っていたが、この世界ではこれが定番らしい。余りバリエーションはないようだ。

 おにぎりが欲しいと思ってしまうのは、心が日本人だからだな。


 それと、以前の俺なら動物を解体した後に食事なんて出来なかっただろうけど、今はさほど気にならなくなっている。慣れるとは、こういう事だな。


 食事の間、『森の暴れん坊』の連中はずっと追跡者を倒した投球の話題で持ちきりだ。

 特に鉄球について訊かれたので、『アーセナァラ』のアルティーザンが作った物だと宣伝しつつ、俺の得意技だと説明した。


「どうやったら3つも同時に当てられるんだ?」

「練習あるのみだよ。」

「やっぱ、そうだよなぁ。」


 『森の暴れん坊』の連中は《センス》とか《フィールド》とかいったものには殆ど知識が無いようなので、説明するだけ無駄だと思った。それだけ、そういった能力を持つ者は少ないのだろう。


 全員に鉄球を貸して投げさせてみたが、野球を知らないのでフォームが滅茶苦茶で、1球でもコントロールがままならないようだ。また、コントロールに気を付けると球に勢いがなくて、とてもじゃないが獲物を倒せるレベルにはない。


 俺が子供の頃は、遊びと言えば野球だったからな。自然とボールを投げるフォームと感覚が培われていたんだと実感した。


「ははは…全くダメだな……」

「「 難しいなぁ…… 」」

「使えるようなら俺も鉄球を買ってみようかと思ったんだけどなぁ…」

「「「 はあ……… 」」」


 結果に落ち込む『森の暴れん坊』のメンバーたち。

 見たところ、彼らはオーソドックスに剣や槍、弓といった武装をしているが、それは戦って魔物を倒すというより、身を護るために所持しているという。魔物はもっぱら罠を張って掛かるのを待っているようだ。


 これだけ魔物との遭遇率が高いのに、随分と消極的な方法だと思う。

 それでも、ある程度はコンスタントに小動物を狩れるので、自分たちに合った方法だという。


 確かに少ないリスクで獲物を得られるのなら、それはそれで有りだと思う。彼らはそうやって自分たちなりのやり方を確立して来たのだろう。

 実際、碌な飛び道具も無いのに、魔物に戦いを挑むなんて無謀なだけだよな。ゲームをやっている訳じゃないので、ほんの僅かなミスが命取りになるからな。


 本来のディケードたちはゲームとしてダンジョンで魔物狩りを楽しんでいたけど、あれはアバターを使っているからできた事だ。本当の自分が死ぬ訳じゃないからな。


 でも、リスクが少ない分成果が低いのも確かで、『森の暴れん坊』の連中は生活が苦しいようだ。彼らの装備も貧弱だし、一緒に食べた弁当も自分で作ったパンだけだったしな。


 『惨殺の一撃』の連中のように、パーティへの誘いでもあるのかと思ったが、それも無いようだ。只々、大学のサークルのようなノリで請負人になり狩りをしているらしい。不思議な連中だ。




 ☆   ☆   ☆




 食事休憩を終えて再び荷車を押し始め、程なくして街の南門に到着した。門の入口には街道をやって来た商隊や行商人が列をなしている。


 俺たちは請負人専用の入口から入り、カードをセンサーに通す。これで通過履歴が残り、無事帰って来た事が記録される。また、この時に検査官による最初の所持品チェックが行われる。


 所持品検査が終わると、通路を通って買取所へ向かう。

 買取所には買取屋は幾つかあって、請負人組合公認のものと非公認のものがある。


 非公認のものは個人商会が寄り集まる商人組合が営んでいるものが殆どで、買取価格は公認のものより若干高くなるらしいが、税金などの処理に手間が掛かるらしい。自分たちでそういった処理ができる者たちは、もっぱら個人商会を利用するようだ。


 尚、買取所には軍から派遣された検査官が常駐していて、魔物と共に妙な物が持ち込まれていないかチェックしている。随分と厳しいが、それだけ請負人を買収して密売品等を運び入れようとする輩が多いという。


 俺は初めてで良く解らないので、『森の暴れん坊』の連中と同じく請負人組合公認の買取屋へ獲物を持ち込んだ。

 『森の暴れん坊』が最初に手続きをして例を示してくれた。


 買取屋は卸売市場市場そっくりで、受付窓口が幾つもある。その一つへ獲物を引き渡す。

 買取屋の職員は獲物を計りに吊り下げて重量を見ながら外見をチェックしていく。目利きの仕事だ。

 『森の暴れん坊』が提出したのは、さっき処理をした小動物の魔物だ。


「プロレシャポン、4,4,5,5、4。ブレットイー、4、3,5,4、4。」


 職員が魔物の名前を呼んで、その状態を番号で読み上げていく。脇に居る職員がそれをノートに記していく。


 番号は順番に死体の状態を5段階評価で表していて、鮮度、毛皮の状態、部位欠損の状態、血抜き処理の状態、全体的な評価となっている。

 『森の暴れん坊』の連中は罠を使って魔物を仕留めているので、部位の欠損が無く、また処理を済ませてあるので全体的に高評価だ。


 あと、魔石についてだが、ここで一緒に買い取って貰ってもいいし、魔石だけ別の商会やショップに持ち込んでも良いようだ。勿論、組合の受付でもOKだ。

 『森の暴れん坊』は一緒に買い取って貰うらしい。


 全ての処理が終わると、買取価格を書いた証明書を渡され、受取にカードでサインしていた。買取価格は手数料の1割を引いた金額が表示されているが、そこから税金分として2割が徴収される。なので、実際の手取りは7割2分という事になる。


 これで買い取りは終わりで、後は証明書を持って請負人組合の受付に渡すと換金される流れになっている。


 いろいろと勉強になったな。

 俺一人だけだと、出来なくは無かっただろうけど、流れを掴むまでその都度職員に質問していただろうな。


 それに、魔物の買取が街の外門で行われる事にも納得だ。

 魔物がどんな菌や病気を持っているか判ったもんじゃないからな。ここで受け付けて解体処理を行う事で、街への被害の可能性を低くしているのだろう。


 とはいっても、作業員たちは手袋はしてるがマスクはしてないし、作業着も余り清潔とはいえないようだが。


 俺の番になり、荷車から次々に獲物を降ろしていく。

 その様子を見て、職員も驚く。


「それを全部一人で倒したのか?」

「ああ、そうだ。」

「そ、そうか、こりゃたまげたな!」


 空になった荷車は所定の場所に置いておく。

 洗浄を終えた物から業者が元の場所に返すようだが、返納作業を請け負う事もできるらしい。『森の暴れん坊』は狩りに出る時に返納作業を行い、それを副業として収入の足しにしているという。


 作業に取り掛かろうとする職員に、ホブシャウワーレの入った運搬袋を渡す。


「あと、これを見て貰えるか。依頼書が出ている魔物らしいんだが。」

「ほう、そうなのか。」


 軽い感じで受け取った職員だが、袋の中から出てきたホブシャウワーレを見た途端に目の色が変わった。


「おい、所長を呼べ!」

「は、はいっ!」


 職員は後ろに居た若い職員に命令する。

 若い職員は事務所へ駆けていく。


「これが本物なら、査定に時間が掛かる。所長が対応するだろうが、その間に他の査定を済ませてしまうぞ。」

「分かった。」


 何やら大事になりそうだが、止むを得ないか。なんせ本物なら金貨10枚だからな。まあ、依頼書のものとは違う個体でも、それなりに値は張るだろう。


 他の獲物の査定は全体的に低かった。

 鉄球で体を貫いたり、ハルバードで頭を砕いたり脚を切り落としたりしてるので、毛皮の損傷や部位欠損が多いためだ。それと、血抜き処理も余り出来ていないと指摘された。


 高く買い取って貰うには、これらが今後の課題だな。さっき『森の暴れん坊』に見せて貰っておいて良かったと思う。クレイゲートに買い取って貰った時はそのまま死体を《魔法函》に収納して終わりだったからな。


 しかし、職員の目利きは凄いな。30体以上ある魔物の査定を魔石の鑑定と共に一時(15分程)で終わらせたぞ。

 言われた数字を照らし合わせて死体を見たら、納得せざるを得なかった。正に職人技だ。


 ちょうど査定が終わった頃、所長が数人の部下を連れてやって来た。

 所長は部下と共にホブシャウワーレを隈なく観察する。手に持った紙には依頼されているホブシャウワーレの詳細な特徴が書かれているようだ。


 さて、結果はどうなるかな……


読んでいただき、ありがとうございます。

感想や誤字脱字を知らせていただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ