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地球に落ちた守護天使  作者: 金子文誉
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修練の続き

 守護霊が始めたのは瞑想だった。

「これはリラックスにもいいかもしれない」

 時間がある時がいいので土日祝日。最初は時間を割くが一日15分でもいいとのことで毎日、または平日にも行うように。

 思いがけないメリットとして勉強の集中力が増した気がする

 自室、静かで集中できるようにするため

 だが、ここでハプニングが生じしてしまう。

 瞑想中、幽体離脱的にトリップしてしまったのだ。

 それは何度か練習とかしていて、ちょっと心のゆとりとか隙ができた自室でのことだった。

 プラネタリウムのような半球状の天井があるところにいた。

過去を見てしまった。

 実の両親のこと。その頃の感じていたことが鮮明な言語となって襲ってくる。あのままの生活が続いていたら。己の殻に閉じこもってしまう。いつまで経っても真田真が来ないので心配して見に行くと気を失った状態。

 守護霊及び守護天使ともに症状を目視。助けに行くために、守護天使の魔法的術、守護霊の術を行使。

「ミックス技って過剰にはならないのかな」

 守護天使と守護霊とかるたからすれば、兄がヒロインポジションに。

 行くと、もう真田真は膝を抱えて幼児退行していた。

「私おねショタに目覚めそう」

 こんな状況でもかるたはマイペースだった。

 心の闇的なものが攻撃的なことをしてくる触手攻撃、底なし沼状態へ、粘液まみれ。

 助け出す方法。守護天使は癒しの術を施し、守護霊は除霊術を施した。

「本人が召されてたりしないよね」

 天使が一抹の不安を口にする。

 かるたが行おうとしたことなんて、

「眠れる主人公は口づけで目覚めるという」

 とか言い始める始末。

 術によって、真田真の状態変化が起こり、瓦解して、メルヘンチックなワンダーランド的な施設になる。

「よし、戻ろう」

 どうにかこうにか真田真も回復する。

 結果、瞑想はやり方を変えなければならないとなる。


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