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白のメモリー  作者: オブシディアン
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炎の鳥

昔々、病で苦しんでいた人々が暮らす小さな村があった。

食べるものも飲む水もなく、死ぬのを待つだけだと誰もが絶望していた。

厚い雲に覆われた空から一筋の光が町を照らした。その光のベールから真っ赤な炎がゆらゆら、村に降り立った。

みるみるうちにそれは長い尾と首、くちばし、大きな炎に包まれた翼。形を変えていった。

どんな鳥よりも大きい炎の鳥は自分の体から作られた金色の灰を村の人々に分け与えた。その灰に触れた人は不思議と病が治り、村の人々は全員元気を取り戻していった。

それからは奇跡がおこり、水一滴もなかった村に雨が降り、作物が実り、村は栄えていった。

今でも炎の鳥は村の人から敬われ、信仰が続いている。


これがフェニックスが人間を救い、フェニックスが最後に登場したとされる昔の話だ。


「さき、普通にいい話じゃないか?きっと行ったところで村の人たちはいい人たちで、その後のフェニックスのことなんてわからないんじゃないか?」

私が読み終わると、腕を組んで聞いていたガタイのいい男が口を開く。

ここはとある民家の書物庫だ。

書物庫とあって、カビやほこりっぽい空気が鼻について早く外に出たいのを堪えてる。色んな小説、本、世界各国から取り寄せた今ではもう絶版になってるものも多いとここの主人は言っていた。

「確かに。でも元、昔の話が今の時代まで続いていたら、この本はおとぎ話のようにたくさんの子どもにも読まれていたんじゃないかしら?フェニックスのことを調べていたら、この本に辿り着いたのはいいけど、この本自体探すのに手間取ったし。まるでフェニックスのことを知られたくないような、そんなふうに思ったわ。」

そう。どんなに探しても誰かが買っていった、いつの間にかなくなっていた、など不思議なくらいに巡り会えなかった。

フェニックスにつながる情報がなぜか、ない。

そう依頼者に相談していたところ、ここの主人を紹介してもらった。

ここはとある機関が管理している書物庫。

色んな場所、色んな時代でどんなふうに私たちと普通の人間が交流してきたか記録されている。滅多にこんなところに通してもらえないが、今回はフェニックス、聖獣が関わってくると話は別だ。


聖獣とはそのまま、聖なる獣。

人間よりも早くに生まれ、それぞれ役割がある。

ちなみにフェニックスの役割は生命。

フェニックスが死んだ時役割も終えるため、私たちや普通の人間が今日も生きてるということはまず、フェニックスは生きているという証拠になる。

「ん〜…。それにしてもここまで来るのに骨が折れたな…。」

鼻からため息を漏らす元に

「まだ仕事残ってるから、終わったふうに言わないで…。」

おいおいとジトっとした目線を元に送ると

フッと笑った。

「そんなんで、こんど設立するプロジェクト大丈夫なの?あれも相当難しいわよ。」

「まぁな〜、でも誰かがやんねぇと俺らの次の世代、生まれてきた子どもたちがかわいそうだろ。」

「それもそうね…。」

そうだ。いつだって私達は壮絶な過去を背負っている。聖獣やそれじゃない力を持った動物と繋がりを持った時からずっと。大人になるのも歯を食いしばってなんとか耐えてきた。

それを今を生きてる子ども、生まれてくる子どもに託せるように私たちは動いてるんだ。

少し膨らんできたお腹にそっと手を当てる。

この依頼は、それを踏み出す一歩でもある。

「お前こそ大丈夫なのか?そっちの方が心配だぜ?」

「そうねぇ…、ま、ダメだったらあんたに任せるわ」

「りょーかい」


本には昔の名前だったが村の住所が書かれていた。これを頼りにまた色々としておかなきゃいけないことがある。

一旦、書物庫を後にした。

「あ、そーいえばお前、ちっちゃいのどうしてんだよ?」

「あぁ…なんていうか、今は近所の人に預けてるよ」

「はぁ???まだ2歳だろ?近所の人死ぬんじゃねえの?」

「ちょっと…いくら私たちの小さい頃は本能が動物と似てて普通の赤ちゃんより力が強いからって人を殺すわけないでしょ。」

「普通じゃないから言ってんのさ、だいたい俺は小さい頃から岩を砕いてたってばあちゃんに言われてたぞ?」

「それはあんたの家系の話でしょ??あの子は…そんなんじゃないんだよな〜」

「…?」

「なんていうんだろ、2歳なのかな?って思う時があるのよ。聞き分けもよくて、近所の人に預けてみてもなんにも手がかからないのよね。大人の事情と子どもがしてほしいことは当てはまんないことが多いから、子どもは泣いちゃったり、駄々をこねたりするんだと思うんだけど…」

「もしかしたら、それはその子の能力と関係あるのかもな…。まぁ、能力関係なしに、色んな子がいるからたまたま察しがいい子だったんじゃないかと思うがな」

「そうね。」

「まだわかんねぇのか?その子のオリジナルになったやつ」

「えぇ…あの子を観察して、どんなことが得意で不得意なのかとか書き出して調べてるんだけど一向に出てこなくて…。」

「俺らは先祖がどんな動物、聖獣から力を貸してもらってるか、伝えられてるから把握できてるけど…その子が大きくなったとき、誰が力の使い方や頼れるコミュニティを教えてくれるんだろうな…」

「……もしこれから先もわからなくっても、関係ない。力の使い方ならやり方は違うかもしれないけど、一緒に考えていけるし、コミュニティならあんたがいるじゃない。」

「それもそうだな。」




ジャラ…

首から繋がれた鎖がコンクリートを擦るたびに響く。

ここは地下牢。

何度も何度も死んでは生まれてきて死んでは生まれてきてそれの繰り返しだ。

もうどれくらい外に出てないのか…

この体にまた生まれて何年経ったのだろうか?

足腰には筋肉なんてものはなくて、ずっと横たわっている。

硬くて冷たくて私が生まれ変わるときに出てきた灰の残りカスだけが体から伝わってくる。何度も逃げようとしたが、私には鎖をちぎるほどの怪力はない、たまに食べ物を運んでくる人を騙して逃げようとしたけど、捕まって酷い目にあった。死んで、体が灰になり、卵から孵った頃にはもう鎖に繋がれているし。

炎を使おうとしても…。

また今世が終わらないかなと考えていたが、何度も何度も生まれ変わっても同じ景色、同じ人生。私は足掻きをやめた。疲れたのだ。

どんなに願っても叶わない。願えば願うほど絶望の深さに胸が痛くなるのだ。

戻りたい。

人間だった頃に。

青にも会いたい。

あの子が優しく私を見てくれていた顔を思い出す。



「死にたい…」

ポツリと出てしまった言葉。

「ふぁっふぁっ!何度も死んでるのにまだ死に足りないのか?笑えるねぇ〜」

牢の扉の先から耳障りな声が聞こえた。

顔や体を動かす気力はない。目線だけを声のする方へやるとニマニマとした目が覗いていた。何世代も同じような顔を見てきたが、気持ち悪いと思うのは治らないらしい。

「…………」

「なんだぁ?私が来たから言葉がでないのかぁ?可愛らしいところあるんだねぇ??」

鼻にかかった声がうるさい。会話をするのも面倒だと思い目を閉じた。

「おい!!私のことを無視するな!」

「…………」


ギィイ…

扉の開く音がした。

砂の音とコンクリートを踏む音がどんどん近づいてきた。

目を開けるとそいつの手にはムチがあった。

またか…

「何にもされないからっていい気になって、お前なんか一生誰からもいたことすらも知られることすらもないどうしようもねえバケモンなんだからな??」

知ってる。わかってる。

バチン!バチ!肌を叩く音が牢屋に響く。

「お前が私の先祖様からの貰い物じゃなかったらこんなところにいるのもおこがましいんだぞ??わかってんのか!!!」

私はモノじゃない。私も被害者…のはずだよね?あぁでも。私だけが助かったから、罰を受けてるんだ。

だからずっとずっと同じような人生を繰り返してたんだ。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

体が重たいそいつは10数回ムチを振り上げたらすぐに息を荒らげる。

バンッッッ!!

扉が勢いよく閉まった。

ドスドスと足音が遠のいた。

もう帰ったみたいだ。


「はぁあぁ〜…」

大きな息を吐く…。

ムチに打たれてる間、口から出なかった言葉がずっとドンドンと胸を叩いてくる。

私はあんたのモノじゃない。先祖なんて知るか!自由にしてよ!私はバケモノじゃない!

色んな言葉が胸の奥で怒号がなっていた。

ムチより、こっちの痛さに耐えるのが苦痛だった。



私の名前…なんだっけ?

あぁ…そら、空だった。あの子がたくさん呼んでくれた。名前。

元々、私はとある家のお世話係の子どもとして一緒に暮らしていた。

青と出会ったのは覚えてないくらい小さな頃からだ。

私の両親や青の両親が忙しいため、私と青はお互いが遊び相手で私にはもう一つ、面倒を見るという契約を守りながら過ごしていた。

その頃は、今の時代よりも世界が騒がしくて、よくどこが戦争が始まった、どこの国が負けてどこの国が勝ったなどそんな情報ばかり飛び交っていた。ちょうどその頃だった。

バケモノの力を宿した者が国を滅ぼしたという噂がたったのは。

誰もが本気にはしなかったが、そんな話があるのかと認知されていた。

そして、その話は現実になった。

なんでも、世界中、バケモノ狩りを始めたのだそう。人間を滅ぼす対象だからと殺す者や、どれだけ捕えられてそれを国の勢力として表すかなどそれぞれ違った。

私の村はどこの国にも守られないような小さな村だった。だから、村を守る価値、他の国から攻められない理由を作るためにバケモノを捕らえようと動いた。

私と青が生まれる前どこからか招いた怪しげなマントを羽織ったおじいさんが助言をした。

大きな鳥が10年に一度、この地にやってくるのはこの村の有名な話だった。

おじいさんが話したのは

1人の女の子を捧げよ。

その鳥を村のものにすれば、どんな悪者からも守られるだろう。

当時は小さい村を、戦争で行き場をなくした兵士が襲うことが多かった。

ここの村もいつ襲われるかわからない。

おじいさんが去ったあと、すぐに話し合いが行われた。

私の両親が使えてたのはその村の長。

迷わず今から生まれる子を器にしようと考えた。

それから数年…あの子はずっと監禁されていた。

青は体を動かす遊びが好きで、よくおいかけっこやかくれんぼや縄跳び、色んなことをした。家の中や敷地内の中でやれることはたくさんやった。

私がたまに両親と出かける時、青はいつも手を振る側だった。青とも出かけたいと頼んでも私の両親は何とも言えない顔をして濁した。

ある日青が話してくれた。

監禁されている理由。

鳥のお嫁さんになるために、体を傷つけてはならないと。

私は、少し呆れていた。そんなことのために青が縛られなくてはいけないのかと。鳥?

人間じゃないの??

青はどこか諦めた顔をすることがあったのを思い出した。本の題材になった場所、ここには生息してない動物などを知るたびに、手で写真や絵をなぞりながら力のない声で見てみたい、行きたいなと呟いていたのを…。

青は普段とても明るい子だ。遊びを提案してくれるのも青からだった。声も透き通るような声で笑い声はいつも心地の良い音色をしていた。

目は私と同じ青い色だが、青の方が深みのある色をしていて、星が散りばめられた景色を閉じ込めた瞳をしていた。

村の決まりは絶対。

特に村の長の娘となるとその言葉を守らなくてはならないと使命感で逃げられないと言っていた。


とある日、青は初めて泣いていた。ものすごく悲痛な泣き声が私の胸を締め付けた。

私は青の服を交換するために寝室の扉を開けたら目を腫らした青が、私に飛びついてきたのだ。

昨日の夜遅く。喉が渇き、水をとりに行こうと廊下をあるいていた。そこには私の両親、青の両親、村の幹部の人などぞろぞろと広間にいたらしい。

そして聞いてしまった…


青には嘘の話をしていること。


本当は鳥のお嫁さんではなく、生贄になるために育てられた。そして、自分は助言したおじいさんが去った後たまたま最初に生まれた子で、両親とは血のつながりがないこと。そしてもし宿しても相手は聖獣、体の負担が相当かかる。暴走したり、そのまま自滅する可能性もあるだろうと。


そして、もし使い物にならないと判断した場合、処分すると話していたそうだ。


青はすごくショックを受けていた。今日、もしかしたら死ぬかもしれないということ、ママとパパがそのために育ててきてくれてたこと…

涙でぐしゃぐしゃになって、嗚咽をあげながら、私に叫ぶように訴えてきた。

私にはどうしたらいいかわからなかった。

目の前で必死に私の服を掴んで、泣き叫んでた青を…なんて言葉をかければいいかわからず、ただ涙を流すことしかできなかった。


フェニックスは10年に一度現れる。

空が綺麗に見える山の頂上に。

フェニックスの翼から落ちた火の粉のような羽根は抜け落ちても夕陽のような真っ赤な色が消えることがない。

犬を亡くした飼い主がその羽根と一緒に土に埋めたら、そこから子犬が穴を掘って現れたという伝説からフェニックスの噂が広まった。


フェニックスはいつも決まった場所に羽を下ろす。

山の頂上にある大きな岩に。

フェニックスは炎の体を纏っている為に火の粉を飛ばしてしまう。

だからその飛ばしてしまう範囲には草がない。

地面が丸見えになっているのはそのせいだ。


「フェニックスが現れたぞ!!」

村の人々は数日前から山に籠り、現れるのをずっと待っていた。

そして、もうすぐ夜が明ける頃、唸るような熱で起きた村人が大きな岩に目をやると、フェニックスが降り立つ姿が見えた。

他の寝ていた村人を叩き起こし、

鎌や木の矢、水、ありとあらゆる武器を使って総攻撃を仕掛けた。

フェニックスは怒りに震え、まとっていた炎を燃え上がらせ、山を全焼させた。だが、遠い国から輸入で手に入れた鎖はフェニックスの炎には溶けず、山が火に消えたとしても、捕らえようとした村人が死体の残らなかったとしてもフェニックスの首は鎖に繋がれていた。


そして報告を聞いた青の両親は、村人の幹部に青を託した。

青は「嫌だ!離して!!」とジタバタと抵抗していたが、青のパパが私に刃物を向けると大人しくなった。

青は幹部の肩に乗せられ、山に連れて行かれた。青は涙を流していたが、一言も話さず、私に目を合わせずに行ってしまった。


この馬鹿げたことを終わらせても青は心から笑うことはもうないんじゃないかと思い始めた。

青のパパの足を思いっきり蹴り飛ばした。

すると、私のパパから頬を打たれた。

2人の顔は冷たい目をしていた。今まで向けられたことのない目だった。

ここの人間は狂ってる…。青は…青は生まれてきただけなのに、人の都合でぐちゃぐちゃにされてきた。青自身のこと見てきたのはどれくらいいたのだろうか…

溢れる怒りに身を任せて、敷地を飛び出し青の後を追った。


私は青を追って山の頂上に行った。

だが、青の姿はどこにもなく、青を連れて行った幹部や村人は火の上がっている岩を囲うように、見つめていたのだ。

そして聞こえたのは青の悲鳴だった。

「熱い。熱いよおおぁ!!!

助けて…助けてええええええぁあ!!

あぁあ!!」


炎の塊は青だった…。

顔がどこにあるのかもわからない。

あの大好きだった顔も、髪の色も、空の青色に似た綺麗な目も。


そして人々はただただ炎の塊を見るだけだった。

私は一目散に青に駆け寄り叫んだ。

「青!青、聞こえる⁈」

熱い…肌も空気も焼けそうになる。



「空…空ぁあ…

私、嫌だよおおお

なんで私なの…。

熱いよ!!!」

立ち尽くしていた村人からバケツをぶんどって水をかけても炎は消えない。

ずっと燃えている。

青の叫び声だけが響き渡っていた。


そして私はフェニックスに言ったのだ。

「青から離れろバケモノ!」

炎の中に青の影があった。何にもできることがなくてもうやることは一つしかないと思った。

青の体を力強く抱きしめる。

「私の友だちに、私の最初の友だちから離れろおおおお!!!

取り憑くなら私にして!青を奪わないで!」

喉が痛い。私の体が全身痛い。でも離さない。

青…青!!!


幹部が青から私を引き離そうとしたとき、青を纏っていた炎は幹部にも移り、幹部は叫び声を上げながら転げ回った。

また村人の1人がが青を殺そうと剣で刺そうとしてもその村人にも炎が移った。

なんだよこいつら…

こんなふうにしたのはお前らなのに!!

青のたどってきた道がどんなのか知らないくせに!

今剣で平気で殺そうとした…!!

青がたまたま選ばれただけなのに!!!

青は何もしてないのに!!

誰も触らないで…!青のこと泣かせないでよ!!


(人間…)

その時頭に声が響いた。

(人間、この青という女は助からない。

この女は私の力に体がついていけず、体から炎が漏れてしまっている状況だ。

そしてわたしのもう一つの力、生き返りで何度も死んでは生き返っている

言わば、死んでも死ねない。

だが、私の力を無くせば解放されるが、その時にはこの女は死ぬ。

私みたいなバケモノを取り込むというのは命を代償にしている。

この女は私がいなくなっても、力があっても死ぬことさえ許されない。

人間よ、恨むなら周りの連中を恨むんだな…)


私は驚愕した。

そんな、もう青は…助からない。

でも青は死ねない。苦しんでる。

青の体は、黒焦げになっても原型を留めている。それはこの力のせいなの?


「もおおお…嫌だぁぁああ!!!」


青の叫び声が響いた。

残りの村人を見ても誰も助けてくれない。

怯えてる、見てるだけ…なんでだよ。

お前らがこんなことしたのに…。


青…苦しいよね…。助けるから。

私が助けるから…!!!


青の苦しい叫び声を聞きすぎて泣きたくなるのを必死に堪えた。

「フェニックス…わたしにして!!

私だったら…!!私だったらどんな風にしてもいいから!だから…青から離れて…

お願い…もうたくさんだよ…。私は青の苦しい声をもう聞きたくない。」


(なぜそこまで願うのだ。この女はお前のなんなのだ。生きてる奴らは大抵、自分のことにしか考えられないだろう。

なぜだ。)


「そんなの、青は…私の友達だから。

青は、何にも悪いことしてない。青がいない世界なんて考えられないよ。ずっと…ずっと、諦めて言いつけを守ってきたのに…。この子の育ててきた親ですら、周りですら、この子自身を見てこなかった!

どんな性格でどんなことがすきなのか…私は今までずっと見てきたから!

だったら…だったら!

私が青のことを想わないと、青は…誰からも幸せを願われなかった、悲しい子になっちゃうじゃんか!!

私には大事な人なんだよ…ッッッゴホッゴホッ!!」

だめだ…もう喉が痛い。

口からヒューヒューって変な音するし。

もうこれ以上は強く抱きしめられないや。

青…青…。


フェニックスは空の意識が遠のく一歩手前で青の体を解放し、空に移った。

そして、空には炎が漏れることはなかった。

火傷にただれた全身はだんだん元の体に回復していった。

フェニックスは

(お前は死んでも死にきれない、そんな体になった。

不幸な人間だ。

そして私も。)


炎が消えた青の体は灰になり、跡形もなく消えていった。


その後、村人に捕らえられた。だが、青を失ったことで気持ちが不安定だった空はフェニックスの力で村を焼き尽くした。

だが、フェニックスをとらえた時と同じように炎でも溶けない鎖に繋がれてしまい、村の地下牢に長い間監禁されている。


ボゴオオォオオオ!!!

いつのまにか意識が落ちていたのか、地面の揺れと鈍くて太い音に叩き起こされた。

なんの騒ぎ?

何だろうと思いつつも、全く体を動かす気力はないため、横になったままだ。

「ったくもぉ!なんで穏便に済まないかなぁ!!」

女性の怒った声が遠くから聞こえた。

「無理だわありゃ…。あのクソ野郎、俺らのことバケモン呼ばわりするしよぉ…それに、ここに捕まってるやつを、何世代にも渡って痛めつけたって聞いたらよぉ…。」

もう1人、男の人の太くて低い、こっちも怒ってるような声色だった。

「……そうだね。」

だんだん足音が近づいてきた。

「ともかく、ここから出るよ…!!」

牢の外から

キィィンン!!!

扉が剣で刻まれたみたいに、黒い筋が入り下の方から崩れていった。

すると、

さっき会話をしていたであろう2人が私を見つけた途端視界が塞がれた。

女性の方が私に抱きついたのだ。

「……?」

「見つけられて良かったぁあ…。」

「本当、こんな貧相な村でこんな地下の中にいたら誰にもみつかんねぇな。」

ガシャンッッッ!!!

ガタイのいい男が私の首輪を涼しい顔で引きちぎった。

これ…布じゃないんだけど…

と驚いてる顔をしていたら、

「あぁ…ごめんね?この人怖そうだけど、君を傷つけることはしないから安心して?」

いや、そこじゃない…。

「あんたたち誰?」

久しぶりに会話を試みた。

いつぶりだろうか…

「あなたを助けにきたんだよ…。」

緑の瞳をした女性は優しく教えてくれた。

暖かい腕に包まれたのは本当に久しぶりだな…。心がホッとするのがわかる。

「にしても…ひどいなここ。とても人が長年閉じ込められたと思えない…。匂いもきついし、嬢ちゃんが纏ってる服なんていつの時代のものだよ…。」

確かにひどかった…。

食べるものも、パンのかけらと皿に少しの水。

体から排出するものも端っこですべて済ませ、

たまに気が向いた使用人が片付けるがそれは数ヶ月にあるかないか。

体を壊した時も薬をもらえず、苦しい日々を過ごた。

服…というか布も私が初めて大人まで成長したものを転生を繰り返した今でも使ってる。だから今の子どもの体にはぶかぶかになる。

肩に布を結び、ある程度隠れるようにはしてるが、大人になったらこれも意味ない時もざらにある。

布はあんなに白かったのに、私の垢やフケ、吐いた時の汚れなどでひどく汚れていた。

牢の扉を壊した時、私はもう感じなくなってたから何とも思わなかったけど、けっこう鼻にくるものがあったのに、この女性はそれを諸共せず一番先に抱きしめてくれた。

「足とか、腕とかすごく細い…かわいそうに」

私の体を見て優しく腕を撫でてくれた。

ぐいっ!

「⁈」

急に重力が上がりびっくりして悲鳴にならない声がでた。

生まれてから全く使わなかった喉は咄嗟の声が出なくなっていた。

「大丈夫だからね…私たちと一緒にここから出よう!」

「……バケモノの私がここから出たとしても居場所なんてないよ…」

散々言われ続けた言葉を私も口にする。

助かってもどこにいけば…

「俺らのところに来ればいい。」

「?……なんで?あなたたちが何とかしてくれるの?」

「あぁ…少なくとも嬢ちゃんが安心して過ごせる場所はあるぞ。」

「……信じられないよ。」



ヒュウーォオオ

夜の風が肌に触れる。

草の香り、夜の心地いい温度…

あたりは以前のような景色ではなく、木々や雑草が塔の大半を埋め尽くしていた。

私が最後に見た時は、真っ白で綺麗だったのに。今ではツタや葉っぱに侵食されていた。

そして、私が閉じ込められていた塔。

塔の中に牢屋が設立されていた。

なぜか爆弾でも落としたのかと思うくらいのでっかい穴が塔に空いていた。

そこから外に出たのだが、どうやらさっきの爆音は穴が開けられた音だったらしい。

「どうやって…。」


「おい!さっきはよくも…って!!勝手にそいつを連れて行くな!!それは私のであるぞ!」

鼻にかかった声が聞こえた方へ顔を向けると、木々の隙間から人が通れる道があった。

そこから鎧を纏った人間が複数人と顔見知りが1人いた。

「あんた…この子に何したか自分でわかってんの?それにこの子は誰のものでもない。」

さっきの優しい女性の声色が怒りを孕んだ声色になった。

「いいや。私のものだ!そいつは罰を犯した。だから私たち一族が管理していた!」

「何腑抜けたこと言ってんだよ…。調べはついてるんだ。罰を受けるのはそっちだろ。」

「ぬぁんだとぉおお!」

「そうです。今、この子や私たちのような者にもちゃんと人権があるのはご存知ですよね?

何世代にもわたって1人の生涯を監禁していたことは重罪です。」

「私たち……?」

言葉をなぞると

「そうだぞ、俺たちはもう…1人で生きることなんてない。バケモノなんて、今はそこら辺にいて当たり前の存在なのさ。」

「え?」

私が監禁されてきた間、世界は変わったのか…。誰にも見つかることもないだろうと諦めてた私を見つけられるくらいに…。

ガタイのいい男は大きく息を吸い、力むと右腕から拳まで筋肉が膨張した。

元人間だったからわかる。

あれは普通の人間の体じゃない。

鎧を纏った集団は威勢よく男に突撃した。

が、

ゴ!ゴ!ゴゴ!ゴ!

拳を一振りしたらまるでコマのように鎧の集団は跳ね返された。

きっと鎧の中身は男なのに、それでも歯が立たないのは腕が太い男がバケモノだからだ。

「いけー!いけー!」

女性は自分の出る幕はないと思ったのか私を抱えたまま拳を振り上げて応援してた。

「くっくっ!私は女だからって油断しない!むしろ狙っていくぞ!」

といつの間にか女性の背後にいたむかつく顔がムチを振り上げた。

「⁈」

「あら!やっときたわね!」

「へ?」

ボゴッ!!!

「ぐべぇえ!!!」

女性は退屈だったのか、襲いかかってきたことに喜んでた。

というか、多分わざと背後に回らせたと気づいた。

鈍い音がしたと思ったら、そのままやつは塔までぶっ飛んでいった。

ヨロヨロと立ち上がるそいつに

「女だからって手加減しないのは別にいいけど、あんたがいうバケモノには性別関係ないのよ。あんたにイラついてるの私もだから蹴り飛ばせてスッキリよ!」

後ろからなのによくぶっ飛ばせるなと少し感心してしまった。

青がいたら男の人も女の人にも目を輝かせていただろうなと呑気に考えた。

そのくらいに安心したのだ。もう大丈夫なんだと。

「くぅう!!」

「え?」

やつの手に持っていたのが銃だ。

と認識した時には女性はやつの銃の的からはずれ、私を抱えたままつるぎの先端を首に当てていた。私を片手と片膝に乗せもう片方の足はバランスに使い、つるぎを持った腕はまっすぐ、やつの首をとらえていた。

この人、すごい速さで距離を縮めたり、体勢変えたり、こんなに体動かせるものなの??

私は炎を出すことしかできないから……今の光景を目の当たりにして現実の区別が上手くつけられない。それぐらいあっという間だった。

それにそのつるぎはどこから出したの…?

「引き金を引こうとするならその喉貫く…。」

「ふん…。」

やつは銃を落とした。

「バケモノのくせに…。」

「こんなしょうもないやつ倒せるんならバケモノでよかったわ。」


あらかじめ呼んでいたらしい女性と男の人の仲間がかけつけてくれた。私を何世代にも渡って監禁し痛めつけたやつの一族は女性が言ってたように重い罰がくだされるらしい。


「あらぁ…あなたの腕、火傷の跡があるわね…。もしかしてこれずっとあるの?」

私は体を支えられないから女性の膝の上に乗せてもらってる。最初はいいと突っぱねたが、車の中で頭打ったら大変だからと無理やり乗せられた。

「うん。この傷は初めてフェニックスの炎を使ったら、皮膚が焼けちゃって…。」

「そうなのね。私たちは何世代に渡って体が少しずつ変化を遂げてるから、多少力を使ったとしても体に害はないんだけど。最初の世代はこんなに体が傷ついてしまうのね…。」

「うん。フェニックスが言ってた。私の体は人間だから炎と相性が悪いって…。」


フェニックスとは会話ができる。

といっても、フェニックスが意思疎通したい時だけだ。

運転してるガタイのいい男の人、元と私の体を支えてくれている女性、さきが私を村から連れて行こうとした時、フェニックスが話しかけてきたのだ。私たち3人に。

私の髪の毛から小さい炎がポンっと出てきた丸い雛鳥、それがフェニックスだった。

私は初めての光景で一瞬

「声はフェニックスなのに…え?え?」

と驚いてしまった。

どこを向いて話したらいいのかわからないだろうからこうして分身だが出てきたと言っていた。

「お前たちは空のことを助けると言ったが、信用できない…。お前たちが私たちと同類なのはわかったが…本当に空の身の保証ができるのか?」

意外にも私のことを心配していた。

驚く私の顔を見ると

「そりゃそうだ…。空は私と長い時間一緒にいた。辛くて苦しい姿を見てれば情くらい沸く。」

目尻を下げて悲しい顔をしていた。

「フェニックスが心配すんのはわかる。最初の世代は、周りの都合や、家族や友を救うためにならざるをえなかったが、その後、空のようにバケモノ呼ばわりしたり、追放されたり散々だったらしい。そして、今は無くすように俺たちは動いてる。空みたいな悲しい人間がまだどこかにいるとわかったらすぐにかけつける。俺たちの世代にもまだ拭いきれない、世間の目はあって今の世代にも辛いことは今もある。それでも、空の身の安全は保証する。ちゃんとご飯も寝るところも体を綺麗にするところも提供させてもらう。それに、フェニックス…この依頼はあなたの仲間が協力してくれたからあなたを見つけ出せた。」

「どういうことだ?」

「あなたのコミュニティは白虎、玄武、青龍の4大聖獣。彼らは長年姿を見せないあなたを心配して、私たちに依頼してきた。聖獣のコミュニティは、繋がりが太い。長年連絡がなかったら変と思うのが普通だ。」

「だが、やつらはそんな人前に現れない…。

まさか…やつらも」

「あぁ…他の3体も人に取り込まれている。だが、私たちのように人と共存している。それに、」

元は腰から下げていた袋を広げて私とフェニックスに見せてくれた。

真っ白い毛の束とウロコ、ビー玉。

なんでだろ、私の心が穏やかになる…

「この袋に入ってる物を見て気持ちが和んでいく。それは空にも伝わっているだろう…。そしてこんな気持ちにさせるのは…間違いなくやつらの体の一部から生まれたものだな。それをお前がかけらを持ってるということは、それだけでも敵じゃない証拠でもある…。信じてもいいだろう。」

「ありがとう…」

「フェニックス…」

元と私がホッとしたのも束の間

「…だが空がまた同じような目にあったら焼き尽くすからな…。」

小さい分身から出た声色とは思えない低い声が元を脅した。

「それは大丈夫です…。

あなたと同じ聖獣である、ユニコーンの名にかけて空を大事にします。」

さきが私の手にいるフェニックスの位置よりも頭を低くして間に入ってきた。

ユニコーン…あのおとぎ話にでてくる、とても足の速い動物で、一本の角が特徴の…。

「やはり、あの動きは聖獣であるユニコーンの足があってこそか…聖獣は守れる約束しかしない。なら大丈夫だろう。」

「はい。さきもいるので、よほど信頼できる。俺の一族は力のあるグリスリーと交流してたけど、あなたたち聖獣にはかなわない。」

「?」

「私たち聖獣はどんな生物よりも頂点に君臨する…いくら力のある動物がいたとしても天と地の差なんだよ。」

フェニックスが私の表情を読み取り説明してくれた。

「ともかく、空を頼む。」

フェニックスはそれだけ言い残し、分身が火花のように散った。


さっきあったことを思い出していたら、さきが自分のお腹をお腹をさすってた。

「ねぇさき。」

「んー?どうしたの?」

「さきのお腹大きいね。」

「あぁ…座りずらい?」

「ううん…私のママにはなかったから何だろうって…。」

「そうなのね!ふふふ。実はね、赤ちゃんがいるのよ?」

「赤ちゃん?」

「そうよ〜、もし生まれたら友達になってあげてね」

「うん。」

「あ、でも苦しいかな…私ここに座ってるから」

「これくらい大丈夫よ〜、それに空のこと抱きしめていたいからね。」

さきはまた優しい顔をして私を見つめた。





「それにしても…よくあの本が真実とは違うと気づいたわねぇ〜」

のんびりとした口調で食器を拭いているのは、ここの寮を家事を担当しているマナだ。

ここは俺らみたいな訳ありの人間を引き取る……予定の施設だ。

「あぁ…おれもいい話だと思ってたんだが、さきにとってはそれが本当なのか引っかかっていたらしい。いくつも良い話と悪い話があるが、それは本当なのかはわかるまでは信じないのがさきだからな。」

「そうねぇ〜。ユニコーンが人に狩られた理由が病に効くだったり、長生きするだったり、本当はそんなことないのに…。そういう話を知ってるからこそ、その視点から探りを入れるさきちゃんはすごいわ〜」

「ねぇ!ちょっと!!」

バンッとリビングの扉が勢いよく開いた。

「まぁ〜さきさん。扉が壊れちゃうわよ〜」

「あ、ごめんごめん!マナさん……ってそれどころじゃないの!2人とも聞い…って少しは話を聞けぇ!!」

「でぇっ⁈」

ティッシュ箱が元の後頭部をスコーンといい音を発しながら直撃した。

何やら本を読んでいた元は、一切こっちを見向きもしない。それにさきはムカついたらしい。私を抱えながら本当に器用だ…。さっきも私は座る筋力もないから、支えながら体を洗ったり髪を洗ったりしてくれた。

「なにすんだよ、くそざき……。そら?」

「あらぁ…!!!空ちゃん!」

え、何。

2人ともさっきのさきさんのように目を丸めて私をジロジロと見てきた。

そんなにおかしいの?

不安な気持ちが顔に出てたのか

「あぁ、ごめんなさいね?最初見た時可愛い子だなと思ってたんだけど、もともとはこんなに綺麗な子だっていうのに驚いちゃってね…!」

「お前の髪、綺麗なオレンジ色だな…それと青い目も合わさって…べっぴんだなぁ。」

「でしょでしょ!!私もびっくりしちゃって…!どうしよ!こんなに可愛かったらモテモテよ!」

モテモテ???

確かに…髪の毛が汚れていて…灰色のような色をしていたけど。

こんなに驚かれるとは思わなかった。

私はここに暮らすのか…と、以前暮らしてた家や牢屋とはまったく違う…にぎやかな場所にいていいのかと…

「あれ?どうした?空?」

心を縛っていた紐が緩んだら視界が歪み頬に涙が溢れてきた。

「うっ…ぐすっ。うぅう…。」

情けない声が自然と出てしまった…

引っ込めたいけど…どうしたらいいのかわからなかった。

「ごめんなさい…なんか、うっ…涙とまっ…らない。…ここに…いて…いいんだなって。思ったら…あぁ…。」

さきが背中をトントンしながら、ぎゅっと私を受け止めてくれていた。

「そうだよ。ここにいていい。よく頑張ったね…。」

初めて大声で泣いてしまった。






なんとか涙が止まり、目が腫れぼったくなった頃、さきが

「じゃあ、また来るね」

と靴を履いてドアノブに手をかけていた。

「え?さきはずっといないの?」

突然のことでつい手を掴んでしまった。

私の体をマナさんに預けたさきに

行かないでほしいと伝えたかったけど

「うん。私の帰りを待ってる家族がいるから帰らなきゃ…それにここにはまた顔出しにくるからそんなに悲しい顔しないで?」

また涙がポロポロと自分の意思とは反対に泣かないと力を入れてもたくさん出てきてしまう。

そうだ…お腹の子と、もう1人、家族がいるって言ってた。

「空、またね?」

そう言って私の顔を優しく拭ったあと、扉の外へ出ていった。



それからなんとか今の生活に慣れた頃、元に相談された。私の力を貸してほしいと。

今もまだ見つかってない、確認されてない、私のように辛い思いをしてる人がいると。

私たちの力は簡単に人を殺すことができる。それを使って悪用する人々もいる。

人を守れるのも、私たちのような能力者を守れるのも私たちにしかできない。

その意思を確認された。元はしたいようにしてくれと言ってくれた。

もしやると言ってくれた後に、辛くなって辞めたかったらいつでも辞めてもいいとも逃げ道も作ってくれた。

どちらを決めてもお前はここにいていいと。


まだその時は決められなくて、考えたいって言ったら、わかったと頭を撫でてくれた。



タイムリミットの時間は刻々と迫っていたのを誰も何にも知らない。

そしてこれはとある人物の物語のほんの一部でしかない。これを読んでくれた誰か…

自分の目でこの先を見届けてほしい。

私たちがハッピーエンドを送るのかはたまた………。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。どうもオブシディアンです!

初めての投稿でどんな人やどれくらいの人が読んでくれるかなとドキドキしながら後書きしてます!

風景描写や人物描写とか課題がたくさんありますが、生暖かい目で見守ってくれたらうれしいです。

そして、気が向いたらTwitterの方(オブシディアンという白いキャラクターに赤い羽が生えてるアイコンです。)で空、元、さきのキャラクターデザインを公開しようかなと思います…。

結構やるやる言っててやらない時が多いので…期待せずに待っててください。

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