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百万一心の先駆け ~異伝吉川太平記~  作者: 一虎
享禄三年(1530)~天文七年(1538) 幼少期
8/115

量産と戦のゆくえ

一五三五年



うあぁー…。ちきしょう。すげー恥ずかしい。

まさか泣くほど悔しくなるとは思わなかった。なんだろ、やっぱ体の年齢に引きずられてんのかな。気持ちを我慢することが本当に出来ない。感情駄々洩れだ。気持ち悪いったらない。


でも仕方ないじゃん。松寿(しょうじゅ)兄貴は普段から何事も嫡男として頑張っていることを知ってたし。兄貴はいつも優しくて、でもどこか張りつめていた。

まだ12歳とかそこらくらいの、現代で言えば小学6年生の少年が必死に頑張って嫡男として振舞っていた。


それをずっと見てきた。それこそ赤ん坊のころから。

俺が「俺の兄貴はかっこいいんだぞ」って誇らしくなるほどかっこいい兄貴だ。ネガティブさを事前に知っていてもそりゃ悔しくて泣くよ。そりゃもう自分でも吃驚(びっくり)するくらいぽろぽろ。


でも兄貴はそんな俺を慰めるように抱きしめてくれた。すまなかったと謝ってくれた。

なんだろうな、すごく嬉しかった。

俺にとってはもう、毛利隆元は歴史上の人物じゃない。兄貴はもう俺の兄貴なんだ。


それからかな、兄貴はどこか憑き物が落ちたように穏やかで落ち着いたみたいだった。いつの間にか張りつめたような空気も無くなっていた。



でも鍛錬はより苛烈になった。どうやら弟たちには負けないと火が付いたらしい。偉そうに言ってはなんだけどこれはいい兆候なんじゃないか。羨んで妬んでいたって言ってたし。

後ろ向きだった気持ちがうまいこと前に向かったみたいだ。前向きでいい感じだ。毛利家の安泰に一歩近付けたならいいな。兄貴と一緒に俺ももっと頑張ろう。吉川元春になるために。



仲直りしたその後にすぐ、兄貴に完成した石鹸を見せてみた。

なんか若干柔らかくて前世の石鹸なんかとは比べ物になんないほどお粗末な出来だがそれでも使ってみたら確かに汚れが綺麗になったし気分的にもさっぱりした。そうそう、これが味わいたかったんだ。いやー、やっぱこれだよこれ。感動した。


だから兄貴にも見せた。丁度次郎三郎(じろうさぶろう)熊谷信直(くまがいのぶなお))にボコボコにされてぼろ雑巾みたいになってたから自分の身体を綺麗にするところを見せたら目を真ん丸にして驚いた後、何故か爆笑された。

爆笑された理由はよく分かんないけど、それでも凄いと褒めてくれた。いやー、嬉しいわ。大人になるとなかなか褒めてもらえないからな。


でも「こんなものどう作ったのだ?」と少し不審に思われたから台所で遊んでいたらたまたま出来たと誤魔化した。我ながら無理があるなと思ったし、兄貴も全部を信じたわけじゃないだろう。それでも一応納得してくれた。

そして貴重なもので遊ぶなと簡単に咎められた。ごもっともである。そこは素直に謝った。





そしてその後が問題だった。兄貴と一緒にお袋にも見せに行ったら今まで見たこともないくらいキャーキャー騒ぐんだ。侍女たちも興奮しっぱなしだ。普段のお袋は「鶴寿丸、武士たるもの常に冷静に、そして気位を高く持たねばなりませんよ」なんて言っていつも静かで慌てたりしないような母親だったのだ。



見せる前は確かにいつものお袋だった。でも石鹸を実演してみせると目を見開いて態度が豹変した。


「まぁ~!これはなんと見事な!これを塗って水で流すと綺麗になるのかしら。なんて素敵なの!」


と、こんな調子だ。あまり感情の起伏を見せないお袋の(はしゃ)ぐ姿は何とも新鮮だった。そうだよな、女性はいつの時代でも綺麗になることが大事だもん。そういう美意識みたいなところは今も昔も変わらないんだな。


兄貴も見たことが無かったのか隣で呆然としていた。その後すぐに俺たちの反応に気付いたお袋はばつが悪そうに「ん、んんっ!」と喉を鳴らして何事も無かったようにすまし顔で振舞い始めたけど、お袋、もう遅せーよ。燥いでたの見てたし。耳もちょっと赤いじゃん、照れてんじゃん。


「それで松寿丸。この不思議な塊?は、ああ、石鹸というのね。この石鹸は他にもあるのかしら?」

と遠回しなおねだりがあった。そうだよね。欲しくなるよね。分かる分かる。俺もずっと欲しかったんだもん。


そんな馬鹿なことを俺が考えている中、兄貴にはピンと来たらしい。

「これは売れる」と。

兄貴は親父の手伝いをしているせいか財政に聡い。むしろ財政しかまだ携われていないからかその辺の嗅覚に敏感になり出している。こうして史実でも財務能力を磨いたのかな。そう思うと面白い。


このお袋の一言と兄貴の考えで毛利家では量産することに天秤が傾き始める。戦場の親父には兄貴がすぐに手紙を書き、お袋も添え状を付けて許可を伺ったら、「遠慮はいらん、試してみろ」との許可も下りた。


この時代、金は武士に忌避されることが殆どだ。武士は強くてなんぼ。銭勘定など商人どもにやらせておけばいい。そんな考えがまかり通っていた時代だ。

その癖、戦になれば馬鹿にしていた商人から金を徴収する。家を持ち、戦に関わる武士は金の必要性を理解していながら、風潮に逆らえず面子を優先する。なんとも居心地悪い社会だ。


その辺、親父は寛大というか、緩いというか。

まあ、戦に謀略にと何が何でも大きくなってやると野心を隠している親父だ。自分が大きくなるために邪魔になる面子は時と場合によりさっくり捨てる潔さがあった。本当にあの涼しい顔は擬態だわな。


まだ元服していない兄貴の次期当主としての初プロジェクトだ。これはいい箔が付くんじゃねえか。うんうん、いいんじゃねえの。

ま、俺は作るだけ作って後は兄貴にポイだ。いい感じに売って毛利に新しい財源を作ってくれるだろう。

あー、そっか。財源か。毛利を守るためには他にも金を稼ぐ方法が必要なのかな。ちょっと考えてみるか。俺が出来ることなんてそれくらいだ。









一五三五年(天文四年)毛利右馬頭(うまのかみ)元就



ようやく城に帰ってきたか。儂の(よわい)も四十に近い。どうりで具足が重くなったわけだの。

戦は当初の予想通り勝つべくして勝ったと言えような。伯耆守(ほうきのかみ)多賀山(たかのやま)通続(みちつぐ))も不甲斐無いの。鞍替えするならしっかりと根回しをしておれば攻められずに済んだであろうに。まあ、儂としては伯耆守を降して備後に楔を打ち込めた。上々の成果じゃろう。


城に到着し、身体を清めてから家族が待つ部屋へ向かった。何ヵ月も留守にしておったからの、自然と部屋に向かう足が速くなるのも致し方なかろう。部屋に入ると家族が一斉に頭を下げ「お帰りなさいませ」と声を揃えて労ってくれる。あぁ、やはり家はいい。


「皆、帰ったぞ。美伊(みい)、息災であったか」


「はい、恙無(つつがな)く。此度(こたび)の戦勝、誠におめでとう御座います。さすが殿でございますわ」


「うむ。お主らあってこそよ。松寿丸、留守の間、苦労を掛けたの。何か問題はなかったか?」


「はい、父上。手紙を貰っておりました故、城内は大した混乱もなく過ごすことが出来ました。また、手紙でお知らせ致しました通り石鹸の製作を進めており商人たちも興味を持っております」


そう報告した松寿丸はニヤリと企みが上手く言っている言わんばかりに笑みを浮かべた。

…ほう、松寿丸はこのように頼もしげな笑みを浮かべる子であったか?

どことなく雰囲気が変わったようじゃ。仕事を任せたことで自信に繋がったのか、刺々しい雰囲気が消えておる。ほほっ、これは嬉しい誤算よな、頼もしいわ。儂が居らずとも成長する松寿丸に嬉しうもあり、寂しうもあるの。


「ほう、それは楽しみよ。松寿、ようやったな」


「…はっ」


儂がそう褒めると松寿は一瞬目を丸くさせる。ん?なんじゃ?一瞬の間に不思議に思うも松寿はすぐに頭を下げた。ふむ、気のせいか?


「鶴寿、徳寿。お主らもしばらく見ないうちに大きゅうなったの。どれ、父に顔を見せよ。」


「はい、ちちうえ」


「おう」


徳寿丸は素早い身のこなしで嬉しそうに立ち上がるとそのままタタタッと掛けて体当たりするようにその小さな身体を儂の膝の上に乗せた。鶴寿はのっそりと立ち上がると徳寿の反対側の膝に座る。相変わらず鶴寿は口が悪いの。誰に似たのか。おぉ、二人とも重くなったの。


「ちちうえかった?わるいやつやっつけた?」


「はははっ、やっつけたぞ徳寿。見事儂らの勝利よ」


「ちちうえすごい!ちちうえつおい!」


「だから言っただろ徳寿丸(とくじゅまる)。親父が悪い奴やっつけるって。」


「うん、つるじゅにいのいったとおり!」


膝の上で燥ぐ徳寿丸とそれを見てにっと白い歯を覗かせながら笑い、徳寿丸の頭を撫でる鶴寿丸。

そんな二人を美伊たちや松寿丸も嬉しそうにしている。これよ、これがあるから儂は頑張れるのだ。若いうちは辛酸を舐めて、泥水を啜るが如く生きてきたが少しずつ報われてきておる。だがまだまだよ。まだまだ頑張らねばなるまい。



儂の兄弟は不仲であった。井上党の中務丞(なかつかさのじょう)井上元盛(いのうえもともり))に騙され城を追われた際、兄は助けてはくれなかった。そしてそのまま酒毒が原因で早死した。その後横領された地は井上党の党首となった河内守(かわちのかみ)井上元兼(いのうえもとかね))が返してはくれたがの。

弟の四郎元綱(もとつな)とは家督をめぐって殺しあった。致し方ない事情だと分かっていても儂は兄弟仲良く過ごしたかった。

だがこの様子なら息子たちにはあんな気持ちを味わわせずに済みそうだ。用心は必要だがの。

昔のことを考えながら膝に座っていた息子二人を下ろした。


「さ、二人とも。母のもとへ行け。儂は松寿丸と話したいことがある」


そう伝えると徳寿はまだ名残惜しそうに儂の顔を見た。遊びたいらしいがまずは儂の不在時のことを聞かねばならん。チラと鶴寿に視線を送ると察したように小さくこくんと頷き、渋る徳寿の手を引いた。うむ、聡い子よ。徳寿よ、後で遊んでやるからの。


「ほら、邪魔になるから行くぞ徳寿。俺が遊んでやるから我慢しろ」


「…あい」


「美伊よ、済まぬが二人を連れて席を外してくれるか?」


「分かりました。さ、鶴寿丸、徳寿丸。来なさい」


「あい」


「おう」


「鶴寿丸?」


「…はい」


「よろしい」


鶴寿丸は相変わらずのようじゃな。

部屋から家族が去っていくと代わりに上野介(こうずけのすけ)志道広良(しじひろよし))、児玉(こだま)三郎右衛門(さぶろうえもん)就忠(なりただ)赤川(あかがわ)左京亮(さきょうのすけ)元保(もとやす)粟屋(あわや)弥六(やろく)元親(もとちか)の四名が部屋に入ってきた。どれも毛利家を支える頼もしき男たち、中でもこの場にいる男たちは政務に明るい。公の評定ではないため儂の向かい側に松寿丸、四人はそれぞれ左右に二人ずつ分かれて座り六人で円を描くような形になった。


「それで、手紙でもらった石鹸だったか。先ほども簡単に聞いたがそれ程か。首尾は?」


「は、現在は冬に御座いますれば、農民たちの手が空いております。そこから人を出させて石鹸を量産させておりますのでじきに数は揃うかと」


そう答えたのは弥六だ。今回の事業は松寿丸主導の計画。次期当主の初仕事に関われたことに興奮しているのか声が弾んでいる。それともその興奮は単に石鹸の効果故か。


「まずは毛利家の家来衆に配布し石鹸への興味と関心を獲得しました。その後、噂を広げた後に我らに協力的な商家へ卸して更に噂や効果を広めております」


「その噂のおかげか武田家臣の堀立(ほたて)が釣れましたぞ。奴は武士とは思えぬ嗅覚にて儲け時を弁える商人のような男。武田の財政に携わるこの男をこのまま手繰り寄せれば良い楔となりましょう。武田滅亡も早まるかと。くくっ」


最初に発言したのは三郎右衛門。武才は振るわぬが政務に明るく周りとの調整が上手い。今回も上手く立ち回ってくれよう。次に発言したのは左京亮。酷薄で歯に衣着せぬところがあるがこういった事業を利用し謀略に繋げる手腕は見事という他ない。心根の優しい松寿丸に付けて武士の汚さを学ばせるのも良いかもしれぬ。それにしても堀立九郎左衛門(くろうざえもん)直正(なおまさ)か。


「ほう、堀立か。思わぬ大魚よな。このまま我らがたに引き寄せよ。武田さえ滅ぼせば安芸は毛利中心に纏められよう。吉川がちときな臭いがの。松寿丸、お主発案の事業であるが大きな動きになりそうじゃな。儂も父として鼻が高いわ」


少し物足りなさがあった松寿だがいい所に目を付けたものじゃ。周りの家臣たちも「誠に」「我等毛利家も安泰ですな」「松寿丸様、お見事に御座る」と松寿を褒めそやす。松寿も恐縮しっぱなしよ。だがこうなってくるとこの事業、失敗は出来ぬな。ちと大きな話になってきたわ。


「発案は私なれどきっかけは鶴寿丸なのです」


「なに、鶴寿丸?」


思わぬ名が上がったの。どういうことじゃ。


「はい、次郎三郎(じろうさぶろう)熊谷信直(くまがいのぶなお))に鍛えてもらった後、鶴寿に凄いものが出来たから見て欲しいと言われたのが今回の石鹸なのです。どうやら台所で悪戯をしていた際に偶然出来たもののようです。鶴寿と一緒に母上に報告したのですが殊の外喜ばれまして。それを見てこれは売れるのではと愚考致しました」


「なる程の、そのような経緯があったか。」


「はい」


ふむ、今回の発端は鶴寿か。だが悪戯には感心せぬな。まあ偶然とはいえこれからの税収を考えると功は小さくない。顎鬚を撫でながら感心していると今まで黙っていた上野介が初めて口を開いた。


「松寿丸様。失礼ながら申し上げますればお一人の手柄にしようとは思わなかったのですかな?松寿丸様は手柄を求めておったはず。手柄を独り占めすれば松寿丸様の嫡男としての立場は不動のものになったのではありますまいかの?」


上野介の言葉にはどこか試すような響きがあった。確かに儂もそれは考えた。そして今回の手柄が松寿丸の纏う雰囲気を変えたのかと思ったが。

そうか、それを探るつもりか。

5人の視線が松寿丸に向かう。松寿丸は身動ぐとどこか恥ずかしそうに自身の頭を掻きながら苦笑を浮かべた。

ん?思っていた反応と違うな。なんだ?


「実は、石鹸の話を聞く前なのですが。私、鶴寿に叱られまして」


「叱られた?どういうことだ?」


「私は、…言葉にすると恥ずかしいのですが自分に自信がありませんでした。周りの者が皆、私より優秀に見えて羨ましく妬ましかったのです。鍛錬の際も鶴寿の様子に自分の過去と比べ重ねて羨ましく思い、思わず不満を鶴寿に零してしまいました。すると鶴寿は泣きながら怒ってくれたのです。兄貴は俺の憧れなんだ。俺に出来ないことを沢山出来る兄貴がそんなかっこ悪いことを言うな、と。兄として情けない限りではありますがおかげで目が覚めた心地です。ですから、兄として弟たちにかっこう悪い姿を見せるわけにはいかぬと思い、今回のことも隠さず話すことにしました。手柄であれば今後、今以上に働くことで積み上げていく所存です」


「そういう事で御座いましたか。若様の雰囲気が変わった理由が分かりました。ご立派になられましたの。差し出がましいことを口にしてしまい申し訳御座いませぬ」


「いや、良いのだ上野介。どうせ私を試したのであろう?」


「ほほほ、ばれましたかの」

「そうであったか。…松寿よ。すまなかったな。儂は其方(そなた)の苦労に気付いてやれなんだ。すまん」


「ち、父上!頭を上げてくだされ!」


忙しさに(かま)けて息子の悩みに気付いてやれぬとはなんと情けない。儂もまだまだ未熟よ。もっと松寿に目を向けていれば、話を聞いてやれば気付いてやれたろうにの。頭を下げることしかできぬ。すると困惑していた松寿丸が改めて口を開いた。


「そうしましたら、私の願いを一つ聞いては下さいませんか?」


「…なんじゃ?」


「これからも父上に褒めて頂きたいのです。何か私が成し遂げましたら、その時は、褒めてください。」


「ふはっ!そうか、そうであったな。思えば儂は其方を殆ど褒めてやれなんだ。これからは褒める。其方は儂の自慢の息子よ!」


「はい!」



鶴寿丸には感謝せねばなるまい。松寿に続き儂も目が覚める思いじゃ。誠、儂はよき息子たちに恵まれたものよ。






【初登場武将】


井上中務丞元盛    1466年生。幼い頃の元就の所領を横領した後に急死。所領は返還される。故人。+64歳

井上河内守元兼    1486年生。元就の補佐官。毛利家中の実力者、井上党の党首。横柄な人柄。+44歳

相合四郎元綱     1500年生。元就の異母弟。謀反を起こし敗死。+30歳

児玉三郎右衛門就忠  1506年生。内政官。調整上手。+24歳

赤川左京亮元保    1498年生。内政官。酷薄ながら有能。+32歳

粟屋弥六元親     1500年生。内政官。武功も多数。+30歳

堀立九郎左衛門直正  1512年生。安芸武田家臣。商売好き。+18歳 

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― 新着の感想 ―
[一言] 中務丞 (ちゅうむのじょう)じゃのうて、【なかつかさのじょう】やで。当時の呼び方は。
[気になる点] 毛利元就の領地を横領したのは同族の井上元盛ではありませんでしたっけ?
[一言] なんだか…ほのぼのの戦国作品だな。 嫌いじゃないぞ。
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