幕府の仲裁
一五四三年 志道上野介広良
ふう、老体には船旅は堪えるの。儂も随分と年を取ったようじゃ。まだまだ若いつもりであったのじゃがなぁ。とは言え動けるうちは隠居などするつもりは無いんじゃがの。伸長著しい我が毛利家の動きに乗り、志道家も大きくなる好機じゃ。見す見す逃しては勿体ないわい。
それに嫡男の太郎三郎(志道広長)は既に亡く、孫の金太郎が元服するまでは儂が志道家を支えねばならぬ。
こうなるのであれば次男の次郎三郎(坂元貞)か善九郎(口羽通良)を志道家に残しておけばよかったのう。いや、今更じゃな。二人とも立派に家を興し活躍しておるのじゃ。儂からああだこうだ言えば野暮であろう。そう言えば二人とも、備中ではしっかりと働いておるじゃろうか?
それにしても相変わらずの荒れ具合じゃな、京の町は。応仁の乱で荒らされ、数年前に起きた浄土真宗本願寺派と法華宗の争いで再び荒らされたこの町は再建が進んでおらぬようじゃ。上京はまだ幾分かましではあるが下京など目を覆いたくなるような光景じゃ。じゃが将軍家も管領家も権力争いに夢中ではこの様も仕方あるまいか。
関わりたくないものじゃがそうも言ってはおられぬ。何としても備中の戦を仲裁して貰わねばならぬ。大きな被害を出さぬように負けるためにはのう。回りくどいが後々これが活きてくる。しっかり儂も仕事をこなさねばな。さて、いつまでも京の町を見ていては気が滅入りそうじゃ。とっとと役目を果たさねば。
儂は先に使いを出し、そのまま将軍のおわす御所へと向かった。御所は新築されたばかりのようで木材の香りが鼻腔を擽る。先の太平寺の戦いで木沢左京亮長政が討たれたことで漸く安心出来たのじゃろう。まあ、また戦が起こったとき、この御所が無駄にならねば良いがのう。
事前に連絡していたおかげかすんなりと中へ案内されある部屋に通された。これもまめに幕府に石鹸や刀、殿の吉田郡山城の防衛戦時の日記などの進物を献上し、献金を行ってきたおかげであろう。我等の大事な物資を献上してきたのだからこういう時にこそ役立ってもらわねばな。
暫く待っていると襖の開く音がした。頭を下げると頭上から声が掛かる。
「久方振りに御座いますな、上野介殿。そのように畏まらないで下さい。私と貴方の仲では御座いませぬか」
「は、誠にお久しゅう御座いまする、大和守殿。此度は貴重なお時間を頂き申し訳御座いませぬ」
部屋に入ってきたのは三淵大和守晴員殿。幕臣には力もないくせに我らを田舎者と嘲る愚かなものがいる中でこの大和守殿は話の分かる良識を持った方だ。今もこうして気さくに儂に話し掛けてくれておる。大和守殿は儂と向かい合う様に座る。頭を上げると人の好さそうな笑みを浮かべておられた。
「幕府への忠心篤き毛利家の頼みとあらばそのような気遣いは無用に御座いますぞ」
「忝のう御座います」
「それで、此度は如何な用向きで御座いましょう?」
「は、現在我々毛利家は備中にて尼子と対峙していることは御存じかと思います。我等、三村の声に応じ尼子と矛を交えることとなりましたがどうにも厳しく。つきましては公方様のご威光に御縋りさせて頂けないかとこうしてお願いしに参りました」
幕府とてこうして頼りにされることは決して嫌な気分はしないのであろう。大和守殿の顔に笑みが深まる。それに幕府にとっても旨味が無い訳では無い。こうして地方の戦を仲裁することにより幕府の力を示すことが出来る。それに毛利の忠勤が無くなるのは勿体無かろう。必ず乗ってくるはず。
「ふむ、成程。勿論公方様のお力があれば仲裁することは可能で御座いましょう。しばしお待ち下され。公方様にお話して参ります」
「はっ。是非公方様のお力で我ら毛利をお救い下さいませ」
「お任せ下され。必ずや公方様は毛利をお救い下さるでしょう」
これだけ持ち上げておけば十分であろうか。さて、大和守殿、しっかり頼みますぞ。待っている間に用意された茶を啜りながら吉報を待った。
半刻(1時間)程で再び襖が開く。大和守殿以外にももう一人いるようだ。再び頭を下げる。
「頭を上げて下さいませ、上野介殿。お待たせ致しました」
「如何なりましたでしょうか?」
大和守殿の声にゆっくり頭を上げると大和守殿の隣にはやはり男が座っていた。
「公方様は快く御内書をお書き下さいました。これより私はこちらの大舘左衛門佐晴光殿と共に幕府の使者として同行致しましょう」
「おお、これは恐悦至極に御座いまする。左衛門佐殿。御足労、誠に忝い」
「なんの。幕府が戦を仲裁するは当然のこと。お気になさいますな」
この左衛門佐殿も随分まともそうな方じゃな。良い方を付けてもらえたようで何よりじゃ。これで下準備は整ったと言えよう。
「まだ日没までには時が御座いましょう。上野介殿さえ宜しければ出立致しますが?」
「是非、お願い致します」
「戦場の尼子勢は大和守殿にお任せしても良いか?儂は小浜湊より船で出雲国に向かい、尼子三郎詮久殿と話を付ける」
「任されました。ではお互い道中気を付けましょうぞ」
「うむ」
そして儂たち三人は席を立つとそれぞれ出立の準備に入った。左衛門佐殿が若狭国(現在の福井県南西部)の小浜湊より船で出雲国へ。儂と大和守殿はここから堺に行きそこより船で備中国へ向かう事となった。
一五四三年 尼子紀伊守国久
鶴首城の近くに建立されている龍泉寺にて幕府の仲裁による和睦交渉が行われることとなった。
本堂の一室には既に毛利右馬頭元就、そして三村紀伊守家親が待っているという。
儂は左衛門佐(大舘晴光)殿の案内で後から部屋へと入室することとなった。部屋は襖が閉まっており外から中は窺えない。それにしても毛利家の兵たちはなかなか屈強そうであったな。数年前まではそれほど感じなかったが。
「尼子紀伊守国久殿をお連れ致した」
「お入り下さいませ」
左衛門佐殿がそう外から声を掛けると中から返事が返ってきた。大和守(三淵晴員)殿の声であろう。その声を聞き襖が開かれる。
先に部屋にいた二人は恭しく頭を下げて儂を出迎える素振りをしておる。ふん、今更取り繕いおって。この程度で騙されると思うてか。自身の視線がすっと冷たくなるのを感じる。
しかし幕府まで担ぎ出してまで停戦させるとはいったい何を考えている?いつの間に幕府を動かせるまでになった、毛利家。
儂は毛利方の二人と向かい合う様に腰を下ろす。そして儂らを仲立ちするように左衛門佐殿と大和守殿が間を取り持つように腰を下ろした。この場では身分の上下は無い。
既に此度の和睦交渉の条件は詰められており、この龍泉寺ではその条件を互いに認めることが目的だ。
尼子家からの条件は備中国の支配権の確立と今後の不可侵。毛利領として認められるのは三村家が領す川上郡のみ。そのほかの十郡は尼子家のものという事が尼子家からの条件だ。元々勝てる見込みのない戦だったのだろう。
毛利家も三村家も特に反論は示さなかったようだ。代わりに毛利から示された条件は一年間の休戦だった。どういった狙いがあるのかは分からぬ。
だがわざわざ時をくれるのだからこちらとしても否やは無い。毛利との戦が無いのであれば我らは但馬の山名や備前の浦上に集中するだけだ。そのような条件で構わぬのであれば全く尼子家には問題ない。条件さえ固まればこれで和睦交渉は終了だ。
今回の和睦の内容は起請文に記され、写しをそれぞれの家で、本書はこの龍泉寺に保管されることになろう。和睦さえ纏まってしまえばこの地に用などは無い。さっさと立ち去ろう。そう思って席を立った。
「いやぁ、さすがは尼子の新宮党。強さが桁違いですな。この前の吉田郡山城の戦とは訳が違いまする。やはり指揮する者が違うと戦の様は全くと言っていいほど変わりまするな。この右馬頭、感服致しました」
突然右馬頭が口を開いた。その口調はどことなくお道化ている様な不愉快さがあった。何を笑っている、敗北者が。
見下すように右馬頭に視線を送ると笑みを浮かべていた。ふん、今更なんだというのだ。いちいち相手にするのも馬鹿馬鹿しい。右馬頭から視線を外すとそのまま部屋を出ようと歩き出す。するとまた背後から声が聞こえた。
「まあまあ、紀伊守殿。いくら敵同士とはいえ無視は酷う御座いましょう。もし宜しければ少しお話を致しませぬかな?」
「何故儂がお前と話をせねばならんのだ、右馬頭。それこそ時間の無駄というものよ。儂は失礼する」
肩越しに再び視線を送ると右馬頭の苛立つような笑みがまた映る。何故だか分からぬが早くこの場から去りたかった。
「おや、紀伊守殿ともあろうお方がまさか小国の誘いでは受けては貰えぬので御座いますかな?いやあ、さすが大国の方は気位が高う御座る。それともまさか儂が怖いので御座いますかな。であれば致し方ありませぬなぁ」
「右馬頭殿。口が過ぎまするぞ」
「これは大和守殿、申し訳御座いませぬ。戦を終えたばかりにて些か気が高ぶってしまったようで失礼を申しました。紀伊守殿、所詮は小国の戯れと思いお聞き流し下さいませ」
そう言って悪びれた様子もなく右馬頭は頭を下げて謝罪した。
この儂を挑発するか右馬頭。幕臣の大和守殿が注意をしてくれたようだがここまで言われてしまえば儂も引き下がるわけにはいかぬ。いくら腹立たしい相手とはいえ儂にも新宮党の党首としての面子がある。
「ふん、そこまで言うのであれば付き合うてやろう」
「それでは、別室を用意しておりまする。移動いただいても宜しいか?」
「いいだろう。案内せよ」
幕府方の二人は止めるべきかどうか迷っているようだったが儂がすぐに受けたせいか閉口した。
さて、儂と二人きりで一体何を話すつもりか。内容は知らぬが受けて立とう。
右馬頭が立ち上がり寺の離れに案内した。特に広くも狭くもない、清潔感のある何でもない部屋だ。右馬頭に促され腰を下ろす。そして向かい合う様に右馬頭も儂の目の前に腰を下ろした。
以前、毛利家が尼子方に居た頃に共に戦ったことがあった。あの頃はお互いにまだ若かったがこうして敵対してまた顔を合わせることになるとはな。
当時から切れる男ではあったがあまり好きな人間ではなかった。
頼もしい男ではあると思う。だがその賺した態度が気に入らなかった。今も昔の記憶を思い出させるような笑みを浮かべている。
「さすがは先代経久公が次男、新宮党の党首たる紀伊守殿。お強う御座いまするな」
「先程も聞いた。そのような世辞を貴様から聞いたところで何とも思わぬわ」
すぐに湯飲みが運ばれ、右馬頭が口を湿らせるように一口飲んだ。そして先ほどの和睦交渉の際にも言っていた言葉を繰り返す。下らぬ世辞か。
「いやいや、これは私の本心に御座る。やはり無能な当主の下では紀伊守殿の強さは発揮できぬのでしょう。お労しいことに御座います」
「…どういうつもりだ。無礼が過ぎよう」
「さて、本当に無礼ですかな。貴方様も本当は、心のどこかでそう思っておられましょう。違いますかな?」
「違うな。儂は尼子本家の為に戦をしておる。その心に偽りはない」
「紀伊守殿がそう思っていたとは意外ですな。ですが現当主、尼子三郎詮久はどうですかな。新宮党を心の底から信じていると思っておられますか?」
「…っ」
言葉が詰まる。こいつは一体尼子家のことをどこまで知っている。何故ここまでの情報が毛利に漏れている。右馬頭の表情はいつの間にか愛想のいいものは剥がれて昏い笑みを浮かべていた。右馬頭はさらに言葉を続ける。
「紀伊守殿は我ら毛利に勝ち申した。備中国は一郡を残すのみでほぼ全て尼子家の物に御座る。三郎詮久が勝てなかった毛利に貴殿が勝った。尼子方の国人はこの事をどう見ましょうな。そして三郎詮久自身はその国人衆の気持ちに気付かずにいられましょうか。儂の知る三郎詮久であれば無理でしょうな。恐らく表向きには新宮党を褒めましょう。ですが心中はどうでありましょう。疎ましいでしょうな。必ず新宮党を排除しようとするでしょう。いや、既にその動きはあったのでは御座いますまいか?」
そう言って右馬頭はくぐもった笑い声を漏らした。その目は獲物を見つけた蛇の如く儂を見つめている。
「貴様…!この戦の勝敗すら貴様の描いた策か!!」
思わず立ち上がって腰に下げていた刀に手を伸ばしながら叫んでいた。
何という事だ。これでは尼子はどうなる。右馬頭の言う通り国人衆の中には儂に近付こうとする者も居よう。
そして以前から儂を冷たく見ていた三郎のあの視線。今思えば右馬頭の言葉はまさに三郎の心中であろう。侮っていたが故に深く考えてこなかったが、そうか、三郎にとって新宮党は疎ましいだけであったか。もっと早くに気付くべきであった。
恐らく三郎はこれを機に必ず儂らを除けようと動き始める。それが例え毛利の策であったとしてもだ。嬉々として儂らを粛清しようとする。くそ、ぬかったわ。今更三郎に説明したところで恐らく聞く耳を持たぬだろう。
力を顕示することで新宮党の価値を認めさせようとしたことが裏目に出たか。で、あればこの場でこの男二人きりでいるのは拙かった。余計な勘繰りをされかねぬ。勝者の驕りか。気軽に受けるべきではなかった。
儂がいくら何も無かったと言っても周りはそう受け取らぬ。何か密約があったと噂されよう。むしろこの目の前の男がその噂を煽るに違いない。
ここでこやつを斬るか?
…いや。斬った所で尼子の分裂は免れぬ。既に抜き差しならぬだろう。儂はこの毛利右馬頭元就に勝ってしまったのだ。そして有利な和睦を結んだ。
もしや、三郎もそれに気付き我らを排除する口実作りの為に和睦を受け入れた可能性すら疑わねばならぬ。
それに和睦の場で斬ったとなれば武名が傷つき儂の信頼が失墜するだけだ。ここまで計算したうえで今こうしてこやつは儂に打ち明けたのか。尼子の現状を。ここで話を聞かせられていなければ儂は三郎に粛清されていたやもしれん。
だが儂に気付かせた。抵抗させるために。尼子を二分させるために。尼子の力を弱めるために。儂を利用したのだ。怒りよりもその悪辣なやり方に背筋が震える。何という恐ろしい男だ。
先程まで笑っていた目の前の男はただ静かに儂のことを見ていた。
荒くなった呼吸を落ち着かせるように深呼吸して昂った感情を抑え込む。落ち着け、既に事は動き始めているだろう。対処法を考えるのだ。
大人しく三郎の粛清を受け入れ斬られるか?尼子家全体を思えばそれが正解であろう。尼子家中で争うことなく削がれる力を最小限に抑えられる。
…だがそれを認められるか?今まで儂が積み上げていたものはそんな簡単に投げ出せるほどの安い人生であったのか?
否、断じて否である。儂の一生はそのように簡単に命を投げ出せるような安い一生では無い。無かったはずだ。
それに倅たちをどうする。儂と共に死なせられる訳がない。倅たちの安寧の為に今まで自由を犠牲にしてきたのであろう。
では三郎が折れるのを待つか?
…無理だろう。三郎が折れるような男であればそもそも儂らの関係はここまで冷え切ることは無かった。だが何故こうも三郎は頑なになった。兄上が健在の頃は素直な子であったのに。いや、今はそんなことを考えたところで詮無いことか。
ならば答えは一つしかない。いや、目の前の男に選択肢を一つしか与えられないように仕向けられたか。そしてこの男に儂の心中を見抜かれた。だからここまで踏み込まれた。
儂も立つしかない。喰われるのを大人しく待つわけにはいかぬ。喰われるのなら逆に喰ってやらねば生き残れぬ。
だがその後の尼子家はどうなる。残念だがかつての勢いは無くなるであろうな。
それがこの男の狙いか。嫌な未来を見せてくれたものよ。いずれが勝とうと生き残った瀕死の尼子はこの男に喰われるであろう。
やはり斬るか…。いや、儂らが生き残るためには尚更斬れぬ。ここで無様を晒し無用な悪名を重ねる訳にはいかぬ。立つと決めたからには不要な悪名よ。
一度深く息を吐いた。自分が思った以上に諦めのようなものが混じった溜息だ。そして再び腰を下ろし右馬頭を再度見た。その表情は静か、策に嵌めた男とは思えぬほど静かな表情だった。戦には勝ったが目的を達成したのはこの男か。完敗だな。
「見事だ、右馬頭。…嫌な男と同じ時代に生まれたものよ」
「は、褒め言葉と受け取っておきまする。これも毛利が生き残るために御座いますれば」
「然もあらん。本当に忌々しい男だ」
その言葉に苦い笑みが漏れる。国人からここまで登ってきた男だったな。父も守護代からのし上がった男であったか。
「紀伊守殿がお立ちなさるのであれば、毛利がご助力致しましょう」
「ふん、図々しい限りよ。…だが覚えておこう」
全てはこの男の掌の上か。本当に忌々しい男よ。だが尼子を分裂させるのだから付き合わせてやろう。意趣返しにもならんがな。
父上が生きておれば防げたのであろうか。
つくづく思い知った。父上が何故この男を警戒していたのか。右馬頭に自分を見たのであろう。そして必ず尼子の妨げになると気付いた。だから警戒した。
だが我らは右馬頭を甘く見た。潰せる機会があっても逃した。だから喰われるか。道理よな。
【新登場武将】
志道太郎三郎広長 1495年生。志道広良の嫡男。将来を期待されたが広良より先に病死。+35歳
坂式部大輔元貞 1506年生。志道広良の次男。通称次郎三郎。途絶えていた毛利庶流の坂氏の名跡を継ぐ。+24歳
志道金太郎 1536年生。志道広長の嫡男。広良の嫡孫。早くに亡くなった父の代わりに志道家を継ぐため祖父広良から英才教育を受けている。史実の志道元保。-6歳
三淵大和守晴員 1500年生。室町幕府幕臣。史実の細川藤孝の父親。将軍義晴からの信頼も厚い。+30歳
木沢左京亮長政 1493年生。畠山家臣。権謀術数の限りを尽くして畿内で権勢を振るっていたが太平寺の戦いで戦死。+37歳
大舘左衛門佐晴光 1488年生。室町幕府幕臣。代々幕府の奉行衆として仕えている。+42歳
足利権大納言義晴 1511年生。室町幕府12代目征夷大将軍。幕府内の権力争いで力を落としている。+19歳




