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百万一心の先駆け ~異伝吉川太平記~  作者: 一虎
享禄三年(1530)~天文七年(1538) 幼少期
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動き出す歴史

一五三八年




去年、親父が試験的に導入した俺の農法は成功しやはり収穫量が増加した。それを踏まえて今年はそのやり方で稲作をすることが決定し、毛利領、そして毛利に従う国人衆たちに情報は共有されていくらしい。所詮は聞きかじっただけのふんわりとした、朧げな記憶だったから自信はなく少しでも良くなればと始めた実験だったがなんとか上手くいってよかった。


普段から奇行を繰り返していたせいか最近では特に注意されなくなった。

俺の実験は親父にもしっかり許可を得てから始めている。どうも親父は俺を面白がっている節がある。逆にお袋は心配だそうだ。家臣の中には俺を気味悪がっているやつもいるみたいだがそんなもんは知るもんか。毛利が大きくなるためには必要なんだ。


この事は源助(大林幸次(おおばやしゆきつぐ))への手紙にも書いておこう。やり方は教えないが興味を持ってくれると思う。

それにしても意外だった。まさか源助が今川家に仕官出来るなんてさ。史実じゃ拒否られてその代わりに武田家に仕官するのに。何で歴史が変わっちゃったんだろう。でも源助の希望が叶ったんだ、おめでとうって手紙には書いておいた。



実験の内容は細かく紙に書き残していたためそれをもとに村々に知らせた形だ。いつの間にか【鶴式農耕法(つるしきのうこうほう)】なんて大層な名前が付いちまった。ごめんなさい。未来の知識を借りただけなんです。そんな大層な名前つけないでくれ。非常に居た堪れない心境になる。


だが、内政家としても名を遺せたらいいな、なんて密かに期待している。そのために実験経過もしっかり書き残した。少しの打算も含めているが、この時代少しでも天気が悪けりゃすぐに飢饉だ。農民たちはすぐに死んじまう。そんなのは嫌だから少しでも良くしたい。そして史実よりも強い毛利家にするのだ。こうして机に向かいながら他にも変わったことや新たな発見などはしっかり紙に書き残しておく。


そうして机に向かいながら次に考えたのはいわゆる専門兵士、常備兵だ。この時代の兵士は半士半農(はんしはんのう)が基本だ。

農繁期に農業をして、農閑期に領主に連れられ戦をするのがこの時代の基本。

そんな当たり前をぶっ壊したのが織田信長だ。信長は農家の次男三男以降の男手を積極的に兵士として雇い入れて農業に引きずられずに戦ができる部隊を作った。


何故次男三男以降かというと、単純に後継ぎではないからだ。自然と余る。手伝いくらいはさせただろうが殆ど穀潰しのような扱いだったらしい。でもこの専門兵士は尾張国(おわりのくに)(現在の愛知県北西部)だから出来たんだと思う。

尾張国は商業が盛んだ。そして平野だから暮らしやすく人も多い。だから銭がある。だから兵士として雇える。


俺たち毛利がいる安芸国ではどうか。

人口も畿内や東海道に比べれば少ないし商業も成熟していない。信長のように全軍を専門兵士には当分出来そうにない。だが信長ほど旨味はないだろうが、先に常備兵を少数でも普段からしっかり鍛えておけばいざというとき絶対に役に立つと思う。


それに実は金ならある。石鹸は順調に売れており開発した俺にも一部収入が入るように兄貴が計らってくれた。

そして、今回の農法が広まったおかげで種籾を育てるための播種箱(はしゅばこ)も作らせて売っている。播種箱を作るには木材を利用しているため林業も毛利家主導で行うように親父に進言した。後、気を付けなきゃいけないのは山崩れだ。山崩れが起きないように間伐を徹底するように指導も忘れずにした。


戦国時代は空前の建築ブームだ。城作りや砦作りなどバンバン木材を使うから禿山になって、そのせいで山が雨を蓄えることが出来ず山崩れが起きるなんてことが割とあったらしい。

だから毛利領ではいち早く森や山の管理が出来るようにならないとと思った。それにこの間伐のおかげで森に光が入りやすくなったのか山菜や木の実も豊作、その山の恵みを求めて獣たちも大量に狩れてと嬉しい副産物を生んでいる。

毛利領が潤えば理に聡い商人たちも集まり銭を領内に落としてくれる。まさに好循環だ。


後は関所をなんとか出来ればいいんだけど。こればっかりはまだまだ難しいだろうな。毛利家は統率は出来ても命令は出来ない。所詮、毛利家は国人衆の盟主なんだ。だから親父は今、少しずつ国内の権力を得ようと色々策を巡らしているらしい。



そういう訳で意外とたっぷり蓄えることが出来た銭を使って専門兵士を雇用して、それを鍛える。最近次郎三郎(じろうさぶろう)熊谷信直(くまがいのぶなお))が協力的だから今回も次郎三郎を頼ろう。まずは百人。兵士を率いたことなんてないからそれも次郎三郎に習わないと。でも兵の率い方か。賊狩りとかすんのかな。だったらあんまりしたくないな。でもそうでもしなきゃ兵士を率いたりできないし。うーん。いいや、とりあえず置いておこう。

あ、そうだ。徳寿丸にも声を掛けよう。あいつは頭がいいからきっとこのやり方もあいつなりに落とし込んで上手く使ってくれるだろう。早速次郎三郎を呼んで相談だ。






「なあ次郎三(じろうさ)。俺が今、銭貯めてるの知ってるだろ?」


「はい、存じております。あ、何かまた思いついたのですな?」


「おい、俺がいつも何か企んでるみたいに言うなよ。なんか最近の次郎三、人が悪くなってきてないか?」


「なんの、鶴寿丸様ほどでは御座いませぬぞ」


「そんなことないだろ。ないよな?」


鍛錬を毎日、次郎三郎に習っているせいか随分と気安い関係になることが出来た。だから俺も忙しい親父に相談する前に次郎三郎に相談するようになった。大内家に人質に行った太郎兄貴も何かする時は次郎三郎に相談しろって言ってたから大いに助かっている。が、それにしてもこのおっさんは親父同様俺で遊びやがる。最初はまじめな奴だと思ったんだけどな。まあ助かってるのは本当だし、かちこちになられても困るからこれくらい仲良くできた方がいいか。


そんな訳で俺は次郎三郎に銭で兵を雇いたいこと。銭で雇う兵士の便利さと不便利さ。農家の余っている若い奴を可能な限り集めてほしいことを伝えた。

俺に付き合うことが多かった次郎三郎には銭に対する忌避感が殆ど無くなっている。次郎三郎みたいな奴が家中にも増えればいいんだが。少しずつ意識改革だな。親父も太郎兄貴も銭の重要性を理解しているし遠くない未来、毛利家全体の意識も変わるだろう。


「多く集めるのは選別するためですな?」


「そうそう、せっかく雇っても使えなかったら意味ないし銭が無駄になっちゃうだろ?」


「このやり方が上手くいけば毛利家中でも徐々に常備兵が増えるでしょうな。儲けも増えてきていると聞きますし。とすれば最初に行う我々は今から選りすぐりを選びたい放題で御座いますな。体力があるもの。和を乱さぬもの。しっかり指示に従えるものを選びましょう」


「だな。今回の実験には徳寿丸にも参加させるつもりだ。そのことを親父に許してもらえるか聞いてくるからその間に人集めの方は次郎三に頼んでいいか?」


「はっ、承りましょう」


「ありがとう次郎三、それじゃ俺は親父に許可を貰ってくるから準備をしといてくれ。許可が下り次第、人を集めて、そうだな。五日後に実施でどうだ?」


「そう致しましょう」





次郎三郎も乗り気のようだし早速親父に許可を取りに行った。先に遣いを出して面会依頼を出すと手が空いているから今すぐに来いと返事があった。ラッキーだ。運が悪いと一日親父が捕まらないなんてざらにある。息子だからといって簡単には会えない。


「親父、邪魔するぞ」


親父の私室に入ると丁度休憩をしていたのか白湯を飲みながらお袋とまったり話していたらしい。やばい、しくじった。


「鶴寿、相変わらず其方(そなた)は。口調はいつ改まるのでしょうね?」


「うぐっ」


確認しとくんだった。お袋が居るのが分かってたらきちんと入室できたのに。くそう。

お袋からの先制攻撃で出鼻を挫かれた。言外にやり直せと目が言っている。従うしかない。入りかけた部屋から一度出て、廊下で腰を下ろし頭を下げる。「父上、母上。失礼致しまする」と形式ばった挨拶でやり直すとお袋は満足げに頷き、親父からも苦笑しながら「入れ」と許可が下りた。親父もお袋が居るなら言ってくれればいいのによ。


「何故やれば出来るのにしないのですか鶴寿は」


「公の席ならまだしも家族にわざわざ取り繕うのは面倒なんだよ、お袋」


「普段から使わねば身に付かないから言っているのです、全く」


「まあまあ、美伊もそれくらいにしておけ。それで鶴寿よ。遣いから、何やらやりたいことの許可を求めに来ると言っておったが、今度は何をやらかすつもりだ」


ばつが悪くなりちらと親父に視線を送るとようやく助け舟を出してくれた。くそ、お袋には勝てないのを知っていてわざと見てやがったな。目が笑ってるじゃんか。まあいい。どうせ親父にも口では勝てん。さっさと本題に入ろう。次郎三郎にも説明した常備兵のことを親父とお袋にも話した。


「また其方は変わったことを」


「いや、面白いことを考えよる。確かに精強な兵がいつでも使えるというのは要所要所で必ず生きてくるだろうの。東国の太田道灌(おおたどうかん)公も足軽を直属軍に活用していたという話を聞いたことがある。まずは百名じゃな?」


「そうだな。親父やってみてもいいだろう?失敗しても痛むのは俺の懐事情だけだし、上手くいけば銭も有効活用できて俺たちが飛躍するのに役に立つと思うんだ。どうだ?」


「分かった。儂の名を使っていいからやってみよ」


「やった、さすが親父!」


利があると分かればすぐに許可をくれる親父は本当に流石だ。これが変に矜持だけが高い武将の息子だったらこんな簡単に許可を出してくれないだろう。それにしても太田道灌か。足軽を活用してたなんて初めて知った。てかそんな情報、親父はどこから仕入れてくるんだ?例の忍者か?いいな、忍者かっこいい。それにしても太田道灌て江戸城作った武将だぞ。ここからどれだけ離れてると…。あ、徳寿のこと忘れないうちに許可を貰わないと。


「後さ、徳寿にも今回のことを見せたいんだが駄目か?」


「む、徳寿か…」


「徳寿はまだ小さいのですよ。少し無理があるのではないですか?」


お袋が心配そうに親父に言い募る。お袋は反対か。当然だよな。俺も今より小さかった時かなり心配してくれてたもんな。親父も難しい顔をしている。戦国武将として息子を立派にしたい気持ちと、父親として無茶をさせたくない、そんな気持ちが(せめ)ぎ合ってる感じだ。


刑部大輔ぎょうぶたいふ口羽通良(くちばみちよし))と左近允さこんじゅう福原貞俊(ふくはらさだとし))を連れていけ。あ奴らは今後毛利の中核を担う男たちじゃ。お前の無茶に慣れさせておかねばの」


「良かった。親父ありがとう」


「良いので御座いますか?」


「経験を積むなら早い方がいい。徳寿にも良い経験となるであろう。そう心配するな、美伊」


「はあ…、殿がそう仰るのならば」


口羽通良と福原貞俊。まだあんまり話したこと無かったけどいい機会だ。

史実で親父が死んだ後に吉川元春と小早川隆景を含む四人で輝元を補佐したっていう四人衆の二角じゃんか。これは有り難い。優秀になるのは間違いないし若いからじじい連中よりも俺の無茶ぶりも受け入れやすいんじゃないかな。


それより親父。お袋が大好きなのは分かるが心配するお袋を慰めるなら俺が居なくなってからにしてくれよ。見てると恥ずかしいんだよ。許可ももらったしとっとと部屋を出よう。









一五三八年(天文七年)福原左近允貞俊




今は城下町の外れ、城へと続く道の麓だ。今は共にお二人の供をしていた熊谷殿が集まった兵たちに説明をしている。殿のご命令により今日は鶴寿丸様、徳寿丸様の供をすることとなったのだ。何かと奇行の多い鶴寿丸様だがその行う試みはなにかと役に立つことが多い。まだ8歳ほどの御子であるはずなのだが。幼子で次々と改革とも呼べる行為を行う鶴寿丸様が私は少し苦手としている。


怖いのだ。殿の御子とはいえ無邪気な顔をして心中ではどんなことを考えているのか。何故そのようなことを思いつくのか。時折大人びた表情をすることもあると聞く。中には(あやかし)に憑りつかれているのだと言う者もいる。


だが一方で、そんな破天荒な振る舞いや何をしでかすかのか分からない様を好み期待を寄せる者も少なくない。今とて私と一緒に今回お二方に付けられた口羽刑部大輔なんかは元から好奇心が強いせいか今回の専門兵士の雇用について詳しく鶴寿丸様に聞いている。こいつは要領がいいというか人に取り入るのが上手い。なかなか鶴寿丸様と話す機会は無かったはずだが今日だけでもう仲が良さそうに談笑してる程だ。素直に尊敬する。



確かに話に聞けば成程と思う。だがそれを考えたのは目の前にいる少年なのだ。身長はおよそ四尺五寸(135㎝)ほど。この歳にしてはなかなか大柄だ。本人は肉魚野菜を好き嫌いなく食べるのが大事なのだと話していると聞く。どういうことなのかは良く分からぬ。


つり目がちなその目は眼光鋭く、普段から次郎三郎殿に鍛えられているからか身体はなかなかに逞しい。日頃から傷だらけになって熊谷殿の鍛錬に励んでいるそうだ。だが笑顔にはなんとも愛嬌がある。今も邪気を感じない本当に楽しそうな笑顔を浮かべて話している姿は年相応といった様子。だから余計に怖い。鶴寿丸様はいったい何者なのだろう。殿の御子息なのは間違いないのであろうが。



「おーい、左近聞いてんのか?」


「…はっ?!申し訳御座いませぬ。考え事をしてしまい聞きそびれてしまいました。面目御座いませぬ」


まずい、深く考え込んでいたせいか聞きそびれてしまった。鶴寿丸様は苦笑を浮かべながら見上げてくる。急いで頭を下げた。


「しっかりしてくれよー?これから集まった兵たちの能力を確認するんだから頼むぞ」


「はっ」


「それでな説明するぞ。次郎三はまず全員を走らせよ。…そうだな、城下から城の本丸まで集団で纏まって走らせ、足並みを崩した者から脱落させよ。なるべく多くの曲輪を走らせちゃおう」


「はっ。城攻めの要領で駆け上がらせましょう。この程度で音を上げるようでは精鋭など夢のまた夢でしょうからな」


「うむ、よろしく頼むぞ次郎三。それで刑部にはその後、兵たちが指示に従いきびきびしっかり動けるか確認してもらう。刑部の声がよく通るからな。お願いできるか?」


「仰せのままに!いやあ、誠に面白う御座いまするな。しっかりと見極めて御覧に入れまするぞ」


「ふふ、面白いだろう。俺も楽しみだ。それじゃ刑部はそれを頼む。それで、左近には兵たちの中で態度が悪い者、やる気のない者がいないか見てて欲しい。次郎三の試練を乗り越え、刑部と左近が見込みありと思った人間は俺の元に送ってくれ。最後に一人一人話を聞いて採用するか決めたいと思う。最初だからな。みんながどうして希望したのか確認したい。それで今回は百名を目安に集めるぞ。多少の人数のぶれは許容する。だがそのぶれは上も下も五十程だな。少なすぎては戦局に影響を及ぼせなくなっちゃうし多すぎると俺の銭で賄えなくなる。だからそのつもりで見てくれ。分かったか?」


「はっ、かしこまりました」


「それじゃ次郎三を残して俺たちは城に先に行くぞ。次郎三、頼むな」


「お任せくださいませ。なあに、鶴寿丸様のように転がしたりはしませぬよ」


「うるせーやい。必ず次郎三に参ったと言わせてやるんだからな」


「ははは、それは楽しみですな」


なんともあっさりと指示を出せるものだ。こんなに細かく今回のことを想定していたのだろうか。熊谷殿は鶴寿丸様を心底信頼しているのだな。やり取りが自然だ。そんな事を考えているとずっと様子を黙ってみていた徳寿丸様が口を開いた。


「兄上、どうせなら鎧兜を持ってこさせれば良かったですね」


「ん?あー、確かにそうだな。そこまでは思いつかなかった。徳寿丸やるなあ!」


「父上が出陣するときと比べて何か足りないと思ったのです」


「成程、どうせ戦になったら付けなきゃなんねーんだから今回から試せばよかったな。次回の募集が行われるときにはそうするように親父に伝えておこう。ちゃんと徳寿の進言だったって伝えような」


「はい、約束ですよ?」


「おう、約束な。そうだ、今回俺は全員に銭を払うつもりだ。さて何故だと思う?」


「えーと、…あ、手を抜かせないためですか?」


「お、正解。本当にお前頭いいなあ。俺が必死に考えたのによ」


「兄上に話を聞いた時から私も考えましたから。太郎の兄上と鶴寿の兄上に追い付きたいんです」


「可愛いこと言ってえ」


仔馬に二人で跨りながら二人はそんな話を当たり前のようにしていた。鶴寿丸様は徳寿丸様の頭をわしゃわしゃ撫でてそれを徳寿丸様は嬉しそうに受けていた。


私は今日、驚いてばかりだ。鶴寿丸様が聡くあるのではない。殿の御子が皆聡いのだ。まだ五つの徳寿丸様でさえこんなにも理解され提案までされておる。毛利は次代も安泰だ。ならば私も小さいことに悩んでいる場合ではない。この御兄弟に置いて行かれぬようにしなければ。





【初登場武将】


口羽刑部大輔通良  1513年生。志道広良の息子。元就に目を掛けられる。+17歳

福原左近允貞俊   1519年生。毛利家と縁戚関係有、誠実な人柄。+11歳

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[気になる点] 太郎の兄上と鶴寿の兄上に負い付きたいんです。」 追いつきたい
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