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『待ってろ♡ホワイトデー』
碧斗の心情を表わす詩です。
この詩は、ホワイトデーの日付に因んで、314文字です。
第4話の藍の心情を表わす詩『待ってて♡バレンタイン』に対峙しています。
友達のように
いつも近くにいる
ひとつ年上のキミ
いつも偉そうにしてるけど
ああ見えて
意外と可愛いとこある
ちょっとドキッとする
友達のように
いつも近くにいる
ひとつ年上のキミ
偉そうにしてるくせに
困ったときには
すぐに頼ってくる
でもちょっと嬉しい
バレンタインデー前日
チョコくれよな
俺がそう言うと
友チョコあげるね
笑いながらふつうに
そう言われて
マジがっがりした
ドキドキ止まらない
バレンタインデー
少し遅れて来たキミ
照れくさそうに
くれた手作りチョコ
一生懸命作ってくれた
少し不揃いの本命チョコ
友チョコサンキュ
笑いながらふつうに
そう答えたけど
ホントは嬉しかった
明日はホワイトデー
待ち合わせ
少し遅れて行って
一生懸命選んだ
本命キャンディ渡すと
キミはどう言うかな
お読み下さりありがとうございました。
次話「ふたりぼっちのホワイトデー」で完結です。
更新は今夜します。
ラストまでよろしくお願いします!




