表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/14

ターミネーター

 


 先日、ひまだった時、シンセサイザーを使った名作映画は何だろう?


 と、ふと思ったんですね。


 何かあったっけ、うーん、と考えてみました。





 第1は、「炎のランナー(Chariots of Fire)」ですかねー。ヒュー・ハドソン監督。公開1981年。


 短距離走でオリンピックをめざす選手のお話。


 作曲はヴァンゲリス。テーマ曲「タイトルズ」は、爽やかで、超カッコいい。永遠の名曲です。もう1日中聞いていられます。


 ただ恐れながら言うと、映画自体は、どうかなあと思います。


 数々の賞をとっているけれど、わーい、楽しーと言って見る映画でもないし、そんなに心に響いてこなかった。


 昔の内容だからか、エンタメ性がなかったためか。いやいや、「ライムライト」だって「道(La Strada)」だって感動的で、すごく惹きこまれるから、テーマの普遍性の問題かもしれません。




 ヴァンゲリス作曲と言えば、「ブレードランナー」もそうですね。リドリー・スコット監督。1982年公開。


 この映画は文句なしに面白かった。近未来の人造人間レプリカントを追う刑事、ハリソン・フォード。最近リメイクされましたね。


 音楽もやはりクールです。



 ただ、「炎のランナー」は音楽が映像に勝ったように、「ブレードランナー」は映像が音楽に勝っちゃった。



(主観的意見です)





 他のシンセサイザーを使ったもの……





「フラッシュダンス」がありました。エイドリアン・ライン監督。1983年公開。


 プロのダンサーを目指す女性のお話。こういうサクセスストーリーはいいですね。


 ジョルジオ・モロダー作曲、「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」は大ヒット。聴くと熱くなってきます。



 ジョルジオ・モロダーと言えば、「ネバーエンディング・ストーリー」も名曲。傑作ファンタジーです。ウォルフガング・ペーターゼン監督。1984年公開。





 そうそう、「ビバリーヒルズ・コップ」がありました。マーティン・ブレスト監督。1984年公開。


 テンポよくコミカルな刑事もの。


 エディー・マーフィーがトップスターになるきっかけとなった映画です。


 ハロルド・フォルターメイヤー作曲の「アクセル・フォーリーのテーマ」は映画の顔ですね。


 グレン・フライの主題歌『ヒート・イズ・オン』も大ヒット。





 ハロルド・フォルターメイヤーと言えば、「トップガン」もそうですね。トニー・スコット監督。1986年公開。


 空軍のパイロットのお話。


 こっちは、トム・クルーズがトップスターになるきっかけとなった映画です。


 ハロルドの「トップガン・アンセム」や「メモリーズ」、


 ジョルジオ・モロダー作曲、ベルリンの歌う「テイク・マイ・ブレス・アウェイ」などにシンセが使われてましたねー。名曲です。


 また、ライチャス・ブラザーズの「ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリング」や、ケニー・ロギンスの「デインジャー・ゾーン」も名曲。見事に映画を作り上げてます。




 ただいま、続編が制作中です。2020年公開予定。


 楽しみです。今度はどんな音楽が流れるのか。また、どんな内容になるのやら。


 アメリカの空軍のパイロットは全員がエリート将校です。でも現在、海軍も陸軍も、無人のドローンを導入しつつあります。軍にとってはコスパはいいし、安全性も高いですから。


 とうぜん空軍のパイロットたちはドローン化に抵抗するでしょうね。自分たちの存在価値に関わりますから。


 もしかしたら、そんなジレンマが表現されるかも。





 トム・クルーズで思い出しましたが、「ミッション・インポッシブル」シリーズもシンセが使われてましたね。


 あの有名な、デンデンデデン♪ のリズム。


 初期のテレビシリーズの時はシンセじゃなくてアコースティックでした。ラロ・シフリンの作曲。





  そうそう「ターミネーター」を忘れちゃいけませんね。ジェームズ・キャメロン監督。1984年公開。


 未来からやってきた殺人ロボットのお話です。これでもかと追いかけてくるロボットにハラハラドキドキの名作SFホラー。


 これはアーノルド・シュワルツェネッガーがトップスターになるきっかけとなった映画です。


 作曲はブラッド・フィーデル。



 デデンデンデデン♪ デデンデンデデン♪ ファララ~ ファラ~ロ~♪



「ジョーズ」はオーケストラ曲であったのに対して、「ターミネーター」はシンセの曲。


 それぞれ、見事なサウンドで映画を創り上げています。


「ターミネーター」は、この曲なしには語れません。



 来年2019年、新作が公開です。




 よくよく見ると、シンセサイザーを使った名作映画って、80年代のが多いんですよね。



 なんでかって考えると、シンセが高度な演奏に使用できるほど発達して、普及したのが70年代だったから。それを使いこなせるアーティストが現われてきたのが70年代後半から。


 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が結成されたのも1978年でしたしね。



 シンセだと、演奏家をたくさん集めなくてすむからコスト削減にいいんですよね。





 他にもシンセの名曲・名画あったかな。


 あったかもしれないけど、出てこない……。 


 もしあれば、教えてくださ~い。










おすすめ映画音楽、まだまだ、募集しています!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ